鈴木董のおすすめランキング

プロフィール

1947年生
1982年 東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、法学博士
東京大学東洋文化研究所教授などを経て、
現 在 東京大学名誉教授

著書:
『オスマン帝国――イスラム世界の「柔らかい専制」』(講談社現代新書、1992年)
『オスマン帝国の権力とエリート』(東京大学出版会、1993年)
『オスマン帝国とイスラム世界』(東京大学出版会、1997年)
『世界の食文化(9) トルコ』(農村漁村文化協会、2003年)
『ナショナリズムとイスラム的共存』(千倉書房、2007年)
『文字と組織の世界史』(山川出版社、2018年)
『オスマン帝国の解体――文化世界と国民国家』(講談社学術文庫、2018年)
『文字世界で読む文明論――比較人類史七つの視点』(講談社現代新書、2020年)
『食はイスタンブルにあり――君府名物考』(講談社学術文庫、2020年)
『帝国の崩壊――歴史上の超大国はなぜ滅びたか』(編著、山川出版社、2022年)他

「2023年 『オスマン帝国の世界秩序と外交』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木董のおすすめランキングのアイテム一覧

鈴木董のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)』や『文字と組織の世界史:新しい「比較文明史」のスケッチ』や『文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点 (講談社現代新書)』など鈴木董の全45作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

オスマン帝国 イスラム世界の「柔らかい専制」 (講談社現代新書)

610
3.57
鈴木董 1992年4月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

一気に読めるオスマン帝国入門書。 我々日本人は、学校教育の影響もあり、どうしても西欧の視点から歴史をみてしまいがちだが、本書のようなオスマン帝国を主... もっと読む

文字と組織の世界史:新しい「比較文明史」のスケッチ

262
3.60
鈴木董 2018年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これまでの世界史は、並存する個々の「文化世界」からみた自己中心的な視点からの記述に止まり、諸文明の相対性に着目したトインビーですら西欧中心主義からの脱却は... もっと読む

文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点 (講談社現代新書)

151
2.81
鈴木董 2020年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現在の世界を五つの文字世界に分ける。 そして、それをそれぞれの圏内を文明と文化の二つの位相に分ける。 これが本書の基本的な分析の枠組みだ。 知を... もっと読む

オスマン帝国の解体 文化世界と国民国家 (講談社学術文庫)

112
4.40
鈴木董 2018年3月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

オスマン帝国の歴史に触れたくて読み始めたところ、第1部が理論編で思いのほか難しく、うぅ、これは厳しいかも…と、尻込みしそうになりましたが、我慢して1部を読... もっと読む

帝国の崩壊 上: 歴史上の超大国はなぜ滅びたのか

107
3.12
鈴木董 2022年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

この本は何が面白いかといえば、それぞれの章の筆者が己の研究や体験から帝国の崩壊を通り一辺倒でない語りをしていること。海の民からアッシリアにかけては発掘の苦... もっと読む

帝国の崩壊 下: 歴史上の超大国はなぜ滅びたのか

97
3.27
鈴木董 2022年5月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ビザンツ帝国からイギリス帝国までの中世〜近代の帝国崩壊の下巻。 このシリーズを読んで考えたのは、現代のアメリカと中国の方針。広大な領土を持つ帝国は、当然人... もっと読む

大人のための「世界史」ゼミ

95
4.21
鈴木董 2019年9月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2021/12/12 くだけた書き方ですごくわかりやすい説明。 もっと読む

食はイスタンブルにあり 君府名物考 (講談社学術文庫)

93
3.50
鈴木董 2020年9月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/768307 もっと読む

歴史とはなにか: 新しい「世界史」を求めて

71
3.38
鈴木董 2021年9月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中東史と中国史の専門家による対談で、西洋史と日本史を揶揄する部分はあるものの、よく言えば「反主流」である中東史や中国史といった異なる観点から、「主流」であ... もっと読む

オスマン帝国の解体: 文化世界と国民国家 (ちくま新書 242)

57
3.31
鈴木董 2000年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これも積読の古本、とは言え買ったのはそんな前やなかったはず。 タイトルの割に前半は「国家とは、民族とは、イスラムとは」みたいな話、次1/4が「オスマン帝国... もっと読む

世界の食文化 (9) トルコ

47
3.40
石毛直道 2003年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

摂南大学図書館OPACへ⇒ https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00079208 もっと読む

図説イスタンブル歴史散歩

39
3.44
鈴木董 1993年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3月にイスタンブール・トルコのツアーに行くことになり、俄か勉強していますが、その中でもこの本は、図版(地図)や写真が豊富で、歴史的な解説が分かりやすくて、... もっと読む

悪の歴史 西洋編(上)・中東編

37
3.60
鈴木董 2017年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

悪の側面に焦点をあて、善悪の両面性から人物像に迫るとする人物伝。西洋編はユスティニアヌスまで。ただ、テーマの濃淡は章毎にまちまちで、生涯を辿るだけに近いも... もっと読む

オスマン帝国の世界秩序と外交

31
3.00
鈴木董 2023年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

外交態度が自国の立ち位置(強さ)によって変わる様を、オスマン帝国の全盛期から滅亡まで追うことによって眺める。他国(ヨーロッパ諸国)に駐在公館を許しながら、... もっと読む

海から見た歴史〈増補新版〉 〔ブローデル『地中海』を読む〕

27
4.50
川勝平太 2020年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブローデル 地中海を読んで集うバックグラウンドの異なる歴史学者たちのコメントが面白い。リニア開発工事を桁繰りのような荒業で、工事の差し止めをしている静岡県... もっと読む

ナショナリズムとイスラム的共存

21
2.50
鈴木董 2007年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3,4,6章のみ読了。興味深かったトピックは以下の通り。/帝国の「内」と「外」の分画は多くの不明瞭性。境域に存在する属国、それもムスリムやキリスト教の諸君... もっと読む

食はイスタンブルにあり: 君府名物考 (気球の本)

19
3.00
鈴木董 1995年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

価格表や帳簿などの資料を紐解いて、オスマン帝国時代のイスタンブルの食の様子を、貧者から庶民、イェニチェリからスルタンに至るまで描いてくれる。それとともに、... もっと読む

文字世界で読む文明論 比較人類史七つの視点 (講談社現代新書)

18
4.00
鈴木董 電子書籍 2020年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

広く世界史を縦横に俯瞰した本。 分野が多岐に渡るため 自分の世界史の知識を見直してから もう一度読みたい。 もっと読む
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