鈴木道彦のおすすめランキング

プロフィール

1929年生。1953年、東京大学文学部卒業。フランス文学専攻。著書『サルトルの文学』(紀伊國屋書店、1963年、精選復刻版、1994年)、『アンガージュマンの思想』(晶文社、1969年)、『政治暴力と想像力』(現代評論社、1970年)、『プルースト論考』(筑摩書房、1985)、『異郷の季節』(みすず書房、1986年、新装版、2007年)、『越境の時』(集英社、2007年)、『マルセル・プルーストの誕生―新編プルースト論考』(藤原書店、2013年)、『フランス文学者の誕生―マラルメへの旅』(筑摩書房、2014年)、『余白の声 文学・サルトル・在日―鈴木道彦講演集』(閏月社、2018年)、『私の1968年』(閏月社、2018年)ほか。訳書にファノン『地に呪われたる者』(共訳、みすず書房、1968年)、ニザン『陰謀』(晶文社、1971)、サルトル『嘔吐』(人文書院、2010年)、サルトル『家の馬鹿息子』全五巻(共訳、人文書院)、プルースト『失われた時を求めて』全13巻(集英社、1996〜2001年)ほか。

「2024年 『鈴木信太郎巴里日記1954』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鈴木道彦のおすすめランキングのアイテム一覧

鈴木道彦のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『嘔吐 新訳』や『失われた時を求めて (1) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)』や『プルーストを読む 『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)』など鈴木道彦の全93作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

嘔吐 新訳

2068
3.79

感想・レビュー

プルースト作品を読んで興奮冷めやらぬ私は、気づけばまたプルースト作品を再読しはじめている。シシュポス状態に我ながら唖然とし――要するにキリがなく、それこそ... もっと読む

失われた時を求めて (1) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

512
3.81
マルセル・プルースト 2006年3月17日 本で見る

感想・レビュー

その冗長ともいえるような描写に慣れないはじめのうちは、ちょっと読んでは寝て内容忘れてまた戻って読んで・・・の繰り返しだったが、だんだんとそのまったりした流... もっと読む

プルーストを読む 『失われた時を求めて』の世界 (集英社新書)

268
3.62
鈴木道彦 2002年12月17日 本で見る

感想・レビュー

作品を全巻読破したのは、学生時代。しかし展開される世界はなかなか難しく、登場人物は数多く、内容の全てを把握できたのか自信がありません。 自分が所蔵する翻... もっと読む

失われた時を求めて (2) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

210
3.86
マルセル・プルースト 2006年3月17日 本で見る

感想・レビュー

250211*読了 スワンがオデットと出会い、熱烈な恋をしていた頃の話と、語り手がスワンの娘に恋焦がれていた時期の話。 一冊内で分量が多いのはスワンの恋... もっと読む

嘔吐 新訳

156
3.63
J‐P・サルトル 電子書籍 2021年7月2日 本で見る

感想・レビュー

大江健三郎ファンとしていずれ読もうと思っていたサルトルにチャレンジ。サルトル=実存主義という思い込みがあり、思想の具象化手段として小説があるのかなと思って... もっと読む

失われた時を求めて (3) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

153
3.91
マルセル・プルースト 2006年5月19日 本で見る

感想・レビュー

スワン夫妻とジルベルトの物語はどうやら終焉を迎えたようだ。この巻にはノルポワ氏や作家のベルゴットとの接点を通じて、プルースト自身の芸術観が垣間見える。すな... もっと読む

抄訳版 失われた時を求めて (1) (集英社文庫)

148
3.62
マルセル・プルースト 2002年12月13日 本で見る

感想・レビュー

シリーズが長いと定評ですが、本当に長いのはその記述ですね。ページが文字でぎっしり埋まっていて、それだけでも圧倒されます。話自体はシンプルなようですし、登場... もっと読む

失われた時を求めて (4) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

135
4.09
マルセル・プルースト 2006年5月19日 本で見る

感想・レビュー

第2篇は第1次世界大戦による中断を経て書かれ、1919年の出版時にはゴンクール賞を受賞している。この時期になってもフランスでは貴族階級、ブルジョワジー、プ... もっと読む

地に呪われたる者[新装版]

133
3.00
フランツ・ファノン 2015年11月24日 本で見る

感想・レビュー

2024年12月22日、グラビティの読書の星で紹介してる人がいた。 もっと読む

失われた時を求めて (5) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

115
3.87
マルセル・プルースト 2006年8月18日 本で見る

感想・レビュー

「私」の一家がゲルマント邸内のアパルトマンに引っ越したために、「私」の生活や意識も一気に「ゲルマントの方」に向う。前の巻では中心的に語られていたアルベルチ... もっと読む

失われた時を求めて (13) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

114
4.42
マルセル・プルースト 2007年3月20日 本で見る

感想・レビュー

この小説が必ずしも第1巻の「スワン家の方へ」から順を追って書かれたとは限らないのだが、長大なこの作品の、しかも最終巻も終り近くになって、我々は作家が、まさ... もっと読む

失われた時を求めて (7) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

114
4.08
マルセル・プルースト 2006年10月18日 本で見る

感想・レビュー

第1巻から自明なのだが、こんなところまで読み進めてきてあらためて思う。「私」はアルベルチーヌについて語る場面で次のように言うのだ「それがこのときすでに始ま... もっと読む

失われた時を求めて (8) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

106
3.88
マルセル・プルースト 2006年10月18日 本で見る

感想・レビュー

時代は動いているようだ。これまで社交界の華であったゲルマント公爵夫人が凋落した訳ではないが、少なくてもバルベックでは、ブルジョワ階級のヴェルデュラン夫人が... もっと読む

失われた時を求めて (9) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

103
4.08
マルセル・プルースト 2007年1月19日 本で見る

感想・レビュー

「私」のいう「愛」の実態がどうもわからない。「アルベルチーヌを永久にわが家におくというのはプラスになる快楽であるどころか、だれもが順ぐりにこの花咲く乙女を... もっと読む

地に呪われたる者 (みすずライブラリー)

103
3.45
フランツ・ファノン 1996年2月1日 本で見る

感想・レビュー

読んでみたい気もするけど、いつになるかな... もっと読む

失われた時を求めて (11) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

101
4.26
マルセル・プルースト 2007年1月19日 本で見る

感想・レビュー

この巻では、とうとう「私」はアルベルチーヌを失う。小説全体の構想としては、このあたりでアルベルチーヌの問題に決着をつける必要があったのかもしれない。それに... もっと読む

失われた時を求めて (10) (集英社文庫ヘリテージシリーズ)

100
4.09
マルセル・プルースト 2007年1月19日 本で見る

感想・レビュー

物語の前半では、ヴァントゥイユの七重奏曲から作曲家(おそらくは芸術家全般に当てはまるだろうが)における調子(アクサン)を論じ、また後半ではスタンダールから... もっと読む
全93アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×