長山靖生のおすすめランキング

プロフィール

評論家。1962年、茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒業。歯学博士。文芸評論から思想史、若者論、家族論など幅広く執筆。1996年『偽史冒険世界 カルト本の百年  ちくま文庫』(筑摩書房)で大衆文学研究賞、2010年『日本SF精神史 幕末・明治から戦後まで』(河出書房新社)で日本SF大賞、星雲賞を受賞。2019年『日本SF精神史【完全版】』で日本推理作家協会賞受賞。2020年『モダニズム・ミステリの時代』で第20回本格ミステリ大賞【評論・研究部門】受賞。他の著書等に『鴎外のオカルト、漱石の科学』(新潮社)、『「吾輩は猫である」の謎』(文藝春秋)、『文豪と酒  酒をめぐる珠玉の作品集』(中央公論新社)、『文豪と東京 明治・大正・昭和の帝都を映す作品集中公文庫』(中央公論新社)のほか、編集に携わる形で、『女神:太宰治 アイロニー傑作集』『魔術師:谷崎潤一郎 妖美幻想傑作集』(以上、小鳥遊書房)、『羽ばたき 堀辰雄初期ファンタジー傑作集』、『詩人小説精華集』、『魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集』など(以上、彩流社)を刊行している。

「2024年 『久生十蘭 玲瓏無惨傑作小説集 アヴオグルの夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

長山靖生のおすすめランキングのアイテム一覧

長山靖生のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)』や『「人間嫌い」の言い分 (光文社新書)』や『若者はなぜ「決められない」か (ちくま新書 429)』など長山靖生の全135作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

不勉強が身にしみる 学力・思考力・社会力とは何か (光文社新書)

511
3.25
長山靖生 2005年12月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

初めて読む著者。 歯科医をしながら、ライターとして活躍している人という。 じゃあ、エリートなんだな、と思うんだけど、ご本人的には「無識者」の立場だとい... もっと読む

「人間嫌い」の言い分 (光文社新書)

249
3.11
長山靖生 2004年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 人間嫌いは本当は人間が好き。 もっと読む

若者はなぜ「決められない」か (ちくま新書 429)

218
3.22
長山靖生 2003年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

若者がなぜ「決められないか」という疑問に直接答えるというよりも、働くということに関して様々な面から検討した本という面が強い。様々な面というのも、明治の文豪... もっと読む

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

200
3.19
長山靖生 2016年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ゴジラとエヴァについての蘊蓄の良質なサマリー。 いろいろな裏話を読めばオタク的知識欲は大いに満足される。 が、この二つを併記した意味は何か、となると、正... もっと読む

萩尾望都がいる (光文社新書 1212)

169
3.52
長山靖生 2022年7月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

とても丁寧な作品評論でした。蘊蓄を垂れ流し、同時に害悪をも垂れ流した「萩尾望都と竹宮惠子」(中川右介)とは雲泥の差でした。著者は萩尾望都を「時代の精神を伝... もっと読む

SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に (筑摩選書 0276)

148
3.26
長山靖生 2024年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

たまたま図書館の新着の本として見つけました。少女マンガをずっと読んできた訳でもないし、SFにずぶずぶにハマっていたきた訳でもないし、一回スルーしたのですが... もっと読む

独身偉人伝 (新潮新書)

118
2.94
長山靖生 2021年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「おひとりさま」であることに着目した19人の生涯。 第一章 恋多き人生を全うする         カサノヴァ、モーパッサン、ココ・シャネル 第二章 ... もっと読む

自立が苦手な人へ―福沢諭吉と夏目漱石に学ぶ

116
3.24
長山靖生 2010年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

現代日本における自立とは何かを考察した本。 副題に福沢諭吉と夏目漱石に学ぶとあるように明治初期と末期の知識人の考えを引用しながら、現代の若者の自立につい... もっと読む

日本SF精神史【完全版】

94
3.88
長山靖生 2018年3月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

SFを読んでいた年齢や時代で評価は違うかも知れませんが知らないことばかりで、私に懐かしく、なおかつ、そうだったんですかあ?という新鮮な驚き満載な一冊でした... もっと読む

文豪と酒 酒をめぐる珠玉の作品集 (中公文庫)

87
3.00
長山靖生 2018年4月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

酒に関する短編、随筆など。 共通の「酒」によって、作家の個性と時代が見えてくる。 もっと読む

若者はなぜ「決めつける」のか 壊れゆく社会を生き抜く思考 (ちくま新書)

86
3.44
長山靖生 2015年2月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

辞めたくても辞められない状況をつくり出すのがブラック企業。退職を申し出た社員を怒鳴りつけ、時には暴力を振るって退職願を撤回させる。ノルマの未達成分や身に覚... もっと読む

謎解き少年少女世界の名作 (新潮新書 22)

80
3.44
長山靖生 2003年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

昔読んだ名作たちが、経済原理、民族、国家などで解釈。 「本当の自分さがし」のページでは近代人の無限地獄を知らしめさせる「ピーターパン」まで! 「最後の授業... もっと読む

魔術 芥川龍之介 幻想ミステリ傑作集

79
3.91
芥川龍之介 2018年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

味わい深い短編集。タイトルの「魔術」という短編は星新一味すら感じました もっと読む

日露戦争: もうひとつの「物語」 (新潮新書 49)

76
3.19
長山靖生 2004年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

メディア史の視点から、メディアが煽り、大衆が熱狂する事により、日露戦争がエンタメ化していた事を論じており結構面白い。メディアと大衆の共犯関係は日清戦争にそ... もっと読む

偽史冒険世界: カルト本の百年 (ちくま文庫 な 29-1)

75
3.52
長山靖生 2001年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

義経伝説や竹内文書など、こうあって欲しいというものを「歴史」として造り上げてしまった人たちの話。単なる“陰謀論”の妖しい魅力ではなく、世界を変えたいという... もっと読む

文豪と食 食べ物にまつわる珠玉の作品集 (中公文庫 な52-6)

74
3.25
長山靖生 2019年10月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「食」にまつわる文豪の作品集。全15篇。 達文の方たちばかりで、食べることってこんなに奥が深いのかと驚くばかり。 美食三昧だったり偏食家だったり、けた... もっと読む

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)

71
3.12
長山靖生 2008年1月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

結局何だかわからない本だが、漱石先生が矢張り偉いということは分かった。前半、教師の権力欲への言及は、さっと書かれているが大変重要な指摘だと思う。 もっと読む
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