開高健のレビュー数ランキング

プロフィール

1930年大阪市生まれ。大阪市立大卒。58年に「裸の王様」で芥川賞受賞。60年代からしばしばヴェトナムの戦地に赴く。「輝ける闇」「夏の闇」など発表。78年「玉、砕ける」で川端康成賞受賞など、受賞多数。

「2022年 『魚心あれば 釣りエッセイ傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

開高健のレビュー数ランキングのアイテム一覧

開高健のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『パニック・裸の王様 (新潮文庫)』や『輝ける闇 (新潮文庫)』や『アンソロジー おやつ』など開高健の全578作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

パニック・裸の王様 (新潮文庫)

1268
3.57
開高健 1960年6月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

開高健氏の代表作『ベトナム戦記』『輝ける闇』と続けて読んだが、それらとは違う、芥川賞作家としての開高健がここにあった。『パニック』『裸の王様』『流亡記』、... もっと読む

輝ける闇 (新潮文庫)

1542
3.68
開高健 1982年10月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

シエスタ・読書・中国将棋・映画、はてはぶらり町歩きと、当初は従軍記者(正確には朝日新聞社の臨時特派員)とは思えない比較的のんびりとした前線生活だった。この... もっと読む

アンソロジー おやつ

894
3.38
阿川佐和子 2014年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おやつの記憶って幸せ感を伴っているものが多い、ような気がする。 このおやつについてのアンソロジーも文章の向こうに嬉しい顔が見えそうなものが多く、読んでい... もっと読む

オーパ! (集英社文庫)

871
3.77
開高健 1981年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

開高健の『オーパ!』。昨2021年5月、家族が実家を整理してたらたまたま発掘されて出てきた。丁度コロナ禍でくさくさしていて、すこし後に友達に誘われるまま釣... もっと読む

夏の闇 (新潮文庫)

1006
3.64

感想・レビュー

開高健氏による「闇三部作」の第二作目。本書のレビューに入る前に、前日譚というか補足説明をさせていただきたく… 前作の『輝ける闇』を読んだのはロシアによる... もっと読む

動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健 (ちくま文庫 お 67-1)

763
4.03

感想・レビュー

『1984年』が面白かったので、こっちも読んでみた。 社会は権力を必要とし、権力は牽制機能が無ければ堕落していく、という理を、寓話として語る傑作。 今... もっと読む

ベトナム戦記 (朝日文庫)

659
3.69
開高健 1990年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

僧侶は尊敬されるが政権から嫌われたのは旧体制の象徴であるからか。「戦略村」だの「枯葉剤散布」だの馬鹿げた戦略をとったものだが、サイゴン政府の「公開処刑」に... もっと読む

ずるずる、ラーメン (おいしい文藝)

363
3.18
椎名誠 2014年6月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「メンクイ」です。 といっても「麺食い」のほう。 だけどラーメンは苦手……。中華そば系はだいじょうぶ。インスタントは袋もカップもあまり食べないけど大好... もっと読む

日本三文オペラ (新潮文庫)

444
3.90
開高健 1971年7月2日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

開高健の初期の作品。 鉄を食らう『アパッチ族』に変貌する主人公のフクスケ。 終戦後の空腹な時代に出会った、謎の集団『アパッチ族』。 そこで、フクス... もっと読む

知的な痴的な教養講座 (集英社文庫)

521
3.44
開高健 1992年5月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

決して下品ではない知的な変態トーク。いや、変態とは統計的に少数派を決め付けているだけで、そんな風に呼んではいけない、と開高先生。気に入った女史に門前、頼も... もっと読む

アンソロジー ビール

407
3.31
東海林さだお 2014年7月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

明治生まれの文豪や料理研究家、平成の今をときめく人気小説家まで、41名の手になる、ビールにまつわるエッセイ集。 書き手も様々なら、内容も様々。 うまいビ... もっと読む

やってみなはれ みとくんなはれ (新潮文庫)

459
3.60
山口瞳 2003年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 「サントリーって何の会社?」って問われたら何て答えます?烏龍茶?はちみつレモン?CCレモン?プレモル? 「マッサン」ブームの最中で、「今売らずに... もっと読む

ぷくぷく、お肉 (おいしい文藝)

369
3.08
阿川佐和子 2014年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

元気のない時、弱っている時、そんな時はお肉だー! ……と言いたいけれど、実はあまりお肉=牛肉が得意ではない。豚は牛より食べられる。鶏は大好物。 この本... もっと読む

キス・キス (異色作家短編集)

254
3.69
ロアルド・ダール 2005年10月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

児童書作家でも知られるダールの短編集。 ブラックユーモア満載のお話揃いですヽ(*´∀`)ノ もっと読む

本なんて!作家と本をめぐる52話

361
3.25
芥川龍之介 2015年7月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家と本。なんかもっと愛に溢れた話が多いのかと思ったけれど、恋人ではなく家族のような、当たり前にそこにある存在という感じなのかな。 もっと読む

風に訊け (集英社文庫)

368
3.68
開高健 1986年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

若い女性が読むような本じゃないかもしれないけど、内容が内容なだけに素直に面白いと言いづらいだけで、これは誰が読んでも面白いんじゃないかな 大体は下の話だけ... もっと読む

地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)

429
3.59
開高健 1981年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

毎晩少しずつ、就寝前の寝酒代わりにとちびちび読み進めました。酒と料理と釣りと女を楽しみながら海外諸国を歩き回る著者の語り口はさっぱりと明朗、それでいて描写... もっと読む

最後の晩餐 (光文社文庫)

327
3.72
開高健 2006年3月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そういえば、物を食べることにより、私たちは牛や豚や魚や鳥や野菜を殺しているのだった お皿に並んでいるときはすでに形もなければ、鳴きもしないから忘れていた ... もっと読む

ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説 (文春文庫) (文春文庫 か 1-12)

269
3.67
開高健 2009年12月4日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

最近見た昔のテレビで、開高健氏のことを「話す言葉がすべて小説になっている」という趣旨の紹介をしていたので、興味を持った。 短篇集ならば、と手に取った。 ... もっと読む

珠玉 (文春文庫 か 1-11)

293
3.68
開高健 1993年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

人生の鮮やかな記憶を宝石に擬えた3篇からなる、開高氏の遺作。 本当に日本語が巧く重い。性(色)・食・美への気迫ある表現に息を呑む。 大き目の活字と200p... もっと読む
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