阿部昭のおすすめランキング

プロフィール

小説家。1934年広島県に生まれ、翌年より神奈川県藤沢市鵠沼で育つ。東京大学仏文科を卒業後、ラジオ東京(現在のTBS)に入社。62年に「子供部屋」で文學界新人賞を受賞。68年に処女短編集『未成年』を刊行。その後、71年にTBSを退社し、創作活動に専念する。73年『千年』で毎日出版文化賞を受賞。76年に『人生の一日』で芸術選奨新人賞受賞。幼少より暮らした鵠沼を舞台にした作品が多く、また、短編小説の名手として知られ、数多くの作品を残している。

「2019年 『March winds and April showers bring May flowers.』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿部昭のおすすめランキングのアイテム一覧

阿部昭のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『短編小説礼讃 (岩波新書)』や『新編 散文の基本 (中公文庫)』や『飯待つ間 正岡子規随筆選 (岩波文庫)』など阿部昭の全129作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

短編小説礼讃 (岩波新書)

144
3.81
阿部昭 1986年8月20日 本で見る

感想・レビュー

阿部昭『短編小説礼讃』(岩波新書)を時々、読み返します。 この本は、わたくしが社会人2年生の夏に出版されました。 ジェットコースターのような社... もっと読む

新編 散文の基本 (中公文庫)

99
3.71
阿部昭 2022年9月21日 本で見る

感想・レビュー

なぜ阿部昭の書くものは面白いのか。それは、矛盾するが(そして皮肉に聞こえてしまうかなとも思うが)阿部昭が自分の書くものをそんなに高く買っていないからではな... もっと読む

飯待つ間 正岡子規随筆選 (岩波文庫)

91
3.77
阿部昭 1985年3月18日 本で見る

感想・レビュー

帝国大学在学中の1891年から最晩年の1902年までの膨大な随筆のうち、僅か29編を選び抜いたエッセイ集。子規の文筆の変遷と、その間に一貫した諧謔精神をた... もっと読む

天使が見たもの 少年小景集 (中公文庫 あ20-3)

85
3.00
阿部昭 2019年4月23日 本で見る

感想・レビュー

戦後〜昭和の不景気な時代の、苦労してる側の人たちに追い討ちで不幸が重なる話ばっかりで読んでてしんどい。文体も肌触りを感じる不快さでざわざわする。ヤな本だな... もっと読む

大いなる日・司令の休暇 (講談社文芸文庫)

59
3.93
阿部昭 1990年1月1日 本で見る

感想・レビュー

この本と作者については存在はずっと知っていたけれど、これまで手が伸びることはなかった。10年ぐらい前に、とある古本屋で同じ著者の『単純な生活』を見かけたこ... もっと読む

猫 (日本の名随筆 3)

50
3.35
阿部昭 1982年1月1日 本で見る

感想・レビュー

タイトル「猫」に魅かれて借りました。31人の作家の猫に関する随筆です。1982年発行と随分前の作品で、知らない作家も多かったです。また私が人間的に嫌いで猫... もっと読む

単純な生活 (講談社文芸文庫)

48
4.00
阿部昭 1989年1月1日 本で見る

感想・レビュー

特別なことは何も起きないのに面白い。「私」が自分のペースでものを考えて暮らしてる様子が心地いい。話題の変わり方が融通無碍で、ほんのり笑ったり泣いたりしなが... もっと読む

「内向の世代」初期作品アンソロジー (講談社文芸文庫)

39
3.50
アンソロジー 2016年1月9日 本で見る

感想・レビュー

後藤明生。今だと完全にクズ扱いされる男性像だけど、この当時はまるで問題視されない「モテ自慢」の域だったのかと驚愕。そんなに昔ではないのに。 黒井千次。多人... もっと読む

単純な生活 (P+D BOOKS)

36
3.25
阿部昭 2018年1月9日 本で見る

感想・レビュー

大人になって、家族が増えても、ひとりで散歩を楽しんだり、仕事をするまでの気持ちを作ったり、子供の頃とあまり人は変わらないのかもしれないことに、読んでいて安... もっと読む

無縁の生活・人生の一日 (講談社文芸文庫)

34
3.82
阿部昭 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

どこかなんか怖い本だった。 お化けが出るわけでもないし、恐怖体験があるわけでもない。 足元にある仄暗さが、一瞬真っ暗闇になるような。一瞬すぎてわからな... もっと読む

江戸のアウトロー 無宿と博徒 (講談社選書メチエ 152)

25
3.63
阿部昭 1999年1月1日 本で見る

感想・レビュー

江戸時代のアウトローである無宿と博徒について論じた書籍である。身分秩序が厳格と思われがちな江戸時代であったが、無宿や博徒の世界はカオスであった。 農村が... もっと読む

千年・あの夏 (講談社文芸文庫)

21
4.00
阿部昭 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

『千年』は後半で良さを発揮している印象だったので、当初は後半部分を削って載せていたとは驚きです。文章から伝わる静かな物悲しさが、読んでいて心地よかったです... もっと読む

阿部昭短編集 March winds and April showers bring May flowers.

19
4.00
阿部昭 2019年4月22日 本で見る

感想・レビュー

装丁に惹かれて購入。 想像以上に良かった。 序盤に収められている作品の暗さにやられずに読み進めれば、後半に向けて少しずつ随筆風に軽やかになっていく。 ... もっと読む

最後の酔っぱらい読本 (3) (講談社文芸文庫)

19
4.00
アンソロジー 2014年10月10日 本で見る

感想・レビュー

悪酒時代以外の作品は全部楽しく読んだ もっと読む

阿部昭18の短篇

17
4.00
阿部昭 1970年1月1日 本で見る

感想・レビュー

某所読書会課題図書「天使が見たもの」にある「子供の墓」「自転車」「言葉」「天使が見たもの」「海の子」「家族の一員」「三月の風」「みぞれふる空」「水にうつる... もっと読む
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