須賀敦子のおすすめランキング

プロフィール

1929年兵庫県生まれ。著書に『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『ヴェネツィアの宿』『トリエステの坂道』『ユルスナールの靴』『須賀敦子全集(全8巻・別巻1)』など。1998年没。

「2010年 『須賀敦子全集【文庫版 全8巻】セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

須賀敦子のおすすめランキングのアイテム一覧

須賀敦子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『インド夜想曲 (白水Uブックス 99)』や『コルシア書店の仲間たち (文春文庫)』や『ヴェネツィアの宿 (文春文庫)』など須賀敦子の全128作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

インド夜想曲 (白水Uブックス 99)

1580
3.76
アントニオ・タブッキ 1993年1月1日 本で見る

感想・レビュー

作者は、イタリアの作家でポルトガル文学の研究者。本作は、訳者の須賀敦子さんの解説では映画化もされているそうです。いい意味で不思議な読後感。好きな作風です。... もっと読む

コルシア書店の仲間たち (文春文庫)

1389
4.00
須賀敦子 1995年11月10日 本で見る

感想・レビュー

読めば読むほどに味わいが深くなり、ミラノの街の風景とその世界にどんどん引き込まれていく。 でも何だかもの悲しく感じる。 30年の時を経て紡ぎ出される、遠い... もっと読む

ヴェネツィアの宿 (文春文庫)

1023
3.98
須賀敦子 1998年8月5日 本で見る

感想・レビュー

 イタリア生活を書いた内田洋子さんのエッセイ集を読んだので、今度は須賀敦子さんのイタリア地名の付いたエッセイ集を読んでみた。  お二人とも素晴らしい文章力... もっと読む

木をかこう

959
4.07
ブルーノ・ムナーリ 1982年1月1日 本で見る

感想・レビュー

人間とサルとの違いを示すキーワードは何か?私は「抽象化」だと思っている。 たとえばサルは、バナナという抽象概念として理解していない。 えっ、「チンパン... もっと読む

須賀敦子全集 (第1巻) (河出文庫)

925
4.24
須賀敦子 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

再読。 須賀敦子といえばイタリア。そのイタリアに絡む作者自身の経験などを語っているエッセイなんだけれど、当時としては珍しい海外経験をひけらかすわけでも、... もっと読む

供述によるとペレイラは... (白水Uブックス 134)

785
4.14
アントニオ・タブッキ 2000年8月9日 本で見る

感想・レビュー

音楽的というか旋律的で不思議と強い余韻が残る作品。 序盤はとても単調な印象なのに、そして、中盤も特別大きな展開はないはずなのに、最後の最後には、不可思議だ... もっと読む

塩一トンの読書 (河出文庫)

776
3.51
須賀敦子 2014年10月7日 本で見る

感想・レビュー

このタイトルはどういう意味だろうと興味を持って手にとってみた。 なるほど、塩一トンをなめるのにはとても長い時間がかかるけれど、それくらい本と向き合うとい... もっと読む

遠い朝の本たち (ちくま文庫)

754
4.00
須賀敦子 2001年3月1日 本で見る

感想・レビュー

 学校の職員室に筑摩書房のおじさんが教科書の宣伝にやってこられることがありました。  「先生、これ、どうぞ。」  そういって、机上にそっと置いていただいた... もっと読む

トリエステの坂道 (新潮文庫)

733
4.01
須賀敦子 1998年9月1日 本で見る

感想・レビュー

数多くの詩人を輩出し、イタリア帰属の夢と引換えに凋落の道を辿った辺境の都市トリエステ。その地に吹く北風が、かつてミラノでともに生きた夫ペッピーノや家族たち... もっと読む

ミラノ霧の風景 須賀敦子コレクション (白水Uブックス 1057)

697
4.02
須賀敦子 2001年12月10日 本で見る

感想・レビュー

イタリアで暮らした日々の追憶のエッセイ。あとがきに、「いまはもう霧の向こうの世界に行ってしまった友人たちに、この本を捧げる」とある。 ぼんやりと浮かぶ記... もっと読む

ユルスナールの靴 (河出文庫)

601
3.93
須賀敦子 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

色合いも質感も異なる主に二種の薄布を、わざわざ絶妙な大きさの「はぎれ」にした後、丁寧に縫い合わせ、時には幾重にも重ね合わせて、複雑な陰影と静かな光沢を放つ... もっと読む

地図のない道 (新潮文庫)

568
3.81
須賀敦子 2002年7月30日 本で見る

感想・レビュー

福岡伸一さんが推薦していたのがきっかけでしたか。本当に美しい描写、どこまでも清澄な日本語。イタリアに長く長く暮らし、生きた時間があっての作。想像させていた... もっと読む

霧のむこうに住みたい (河出文庫)

565
3.92
須賀敦子 2014年9月8日 本で見る

感想・レビュー

 本書は、単行本にこれまで未収録だったエッセイを中心にまとめた一冊で、書評集や日記などを除いては、おそらく最後の作品集になるそうで(江國香織さんの解説より... もっと読む

なぜ古典を読むのか (河出文庫)

510
3.79
イタロ・カルヴィーノ 2012年4月6日 本で見る

感想・レビュー

古典を具材にして、料理の基本や栄養学あたりをうんうん考えながら、ご自慢のレシピ(≒古典)を披露し、最後はこれを美味しくいただこう! といったようなこの本、... もっと読む

ある家族の会話 (白水Uブックス 120)

504
3.74

感想・レビュー

この小説(回想録?)には何度も、「ふりをしている」という表現が出てくるとおり、作者ナタリア・ギンズブルグは鋭い洞察力で知人や友人たちの本質を見抜いている。... もっと読む

本に読まれて (中公文庫)

483
3.72
須賀敦子 2001年11月23日 本で見る

感想・レビュー

解説にもあるようにさらりとしていながら論理性が埋め込まれている書評とエッセイ。考察と共にイタリアでの日々や女学生だった終戦前後の東京の思い出も散りばめられ... もっと読む

こうちゃん

480
3.79
須賀敦子 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

本書は、1960年12月、『どんぐりのたわごと』第7号で初出された、須賀敦子さんの文に、酒井駒子さんが画を付けた作品で、四季折々の様々な場所に現れる、「こ... もっと読む

須賀敦子全集 (第2巻) (河出文庫)

417
4.19
須賀敦子 2010年8月3日 本で見る

感想・レビュー

今、少しずつ須賀敦子全集を再読している。先月、全集1を読み終わって、第2巻はまたいつかと思いつつも、なんとなくこのまま私の周りに漂う須賀敦子の文章というか... もっと読む

本なんて! 作家と本をめぐる52話

378
3.25
アンソロジー 2015年7月1日 本で見る

感想・レビュー

(2024/6/26返却) オススメの本の紹介をまとめた本は苦手だけど、本との生活のような本作なら楽しく読めると思っていたんだけど、結局終盤は流し読みとな... もっと読む

島とクジラと女をめぐる断片 (河出文庫)

342
3.72
アントニオ・タブッキ 2018年3月6日 本で見る

感想・レビュー

タブッキだし須賀敦子訳だから間違いないと思ったけど、内容が今一頭に入ってこなかった。いずれまた読み直してみようと思います。 もっと読む
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