高島俊男のおすすめランキング

プロフィール

高島 俊男(たかしま・としお):1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが…」を連載。主な著書に『中国の大盗賊・完全版』『漢字雑談』『漢字と日本語』(講談社現代新書)、『お言葉ですが…』シリーズ(文春文庫、連合出版)、『水滸伝の世界』『三国志きらめく群像』『漱石の夏やすみ』『水滸伝と日本人』『しくじった皇帝たち』(ちくま文庫)等がある。2021年、没。

「2023年 『「最後の」お言葉ですが・・・』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高島俊男のおすすめランキングのアイテム一覧

高島俊男のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『漢字と日本人 (文春新書 198)』や『中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)』や『三国志きらめく群像 (ちくま文庫 た 37-1)』など高島俊男の全86作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

漢字と日本人 (文春新書 198)

1017
3.57
高島俊男 2001年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「和製漢語」って何?と調べるために借りたつもりが、「漢字」の歴史や筆者の見解に驚き! 時々辛口が入って面白かった。後半は難しくなって頭に入らずパラパラ読み... もっと読む

中国の大盗賊・完全版 (講談社現代新書)

457
3.90
高島俊男 2004年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

目から鱗が落ちる それも 何枚も ときには 「あっ そうだったのだ!」 と つい声に出てしまう 高島俊男さんの 中国モノを手に取るたびに ... もっと読む

三国志きらめく群像 (ちくま文庫 た 37-1)

277
3.95
高島俊男 2000年11月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ユーモアたっぷり、適度に皮肉、毒舌をおりまぜた語り口でとても読みやすい。 戦前生れ、本人曰く昭和二三十年代から脳の発達が止まっているとのことで、 多く... もっと読む

本が好き、悪口言うのはもっと好き (文春文庫 た 38-1)

224
3.97
高島俊男 1998年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 こんな怖い人はいない。おそらく、学問的にはまったく相いれないだろうが、初期万葉論で、中西進や梅原猛や吉本隆明をぶった切っていく白川静のようなスピード感と... もっと読む

お言葉ですが… (文春文庫 た 38-2)

178
3.79
高島俊男 1999年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「お言葉ですが…」シリーズの第1作。最初から絶好調だったんですね。目から鱗が落ちまくって、ほう、へえと感心することしきり。ご意見番の老人が、世の中の変な事... もっと読む

漢字雑談 (講談社現代新書 2200)

170
3.63
高島俊男 2013年3月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

好きな信頼している書き手だったのですが、2年前に亡くなっていたんですね。合掌。 一本芯の通った硬骨漢で昭和の頑固オヤジのイメージがありました。 本書でも... もっと読む

漢字と日本語 (講談社現代新書 2367)

163
3.63
高島俊男 2016年4月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 少し読むだけで、漢字(日本の漢字だけでなく中国語としての漢字)に対して恐ろしく造詣の深い人が書いているのがわかる本。  エッセイ集っぽくて読みやすいの... もっと読む

李白と杜甫 (講談社学術文庫 1291)

149
4.12
高島俊男 1997年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中国文学の本では、これまで読んだ中で一番面白かったです。 杜甫の生涯はある程度知識がありましたが、そのとき李白が何をしていたかがわかると、唐の歴史が立体的... もっと読む

ぼくの好きな十人の文章家 座右の名文 (文春新書 570)

128
3.67
高島俊男 2007年5月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「お言葉ですが…」シリーズで知られる著者が、敬愛する10人の文章家について、それぞれの魅力を語った本です。取り上げられているのは、新井白石、本居宣長、森鴎... もっと読む

水滸伝の世界 (ちくま文庫 た 37-2)

120
3.86
高島俊男 2001年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

僕にとっての水滸伝の底本は横山光輝のマンガなので、新鮮な驚きがいっぱい。 宋江がろくでもないやつだったってことをはじめ、梁山泊のみなさまそれぞれたいてい... もっと読む

「週刊文春」の怪 (文春文庫 た 38-3)

111
3.85
高島俊男 2001年1月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

世間にはびこる変な言葉遣いや漢字に物申すシリーズ。どの巻を読んでも、その深い見識に感心する。でもまあ。言葉遣いも漢字も難しいわ。 ・「少年は社会を震撼と... もっと読む

漢字と日本人 (文春新書)

110
4.22
高島俊男 電子書籍 2001年10月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

Kindleにて。前評判通り、とても面白い本でスルスル読めた。 文字を持たない日本人が大陸から高度な文字を輸入したことで生まれたいびつな現状が紐解かれるの... もっと読む

キライなことば勢揃い (文春文庫 た 38-6)

97
3.48
高島俊男 2004年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

"日本語の勉強になるが、そこまで知らなくてもいいと思えるところまでとことん教えてもらえる素晴らしい本。 忸怩たる思い=みずから顧みて恥ずかしく感じる とい... もっと読む

広辞苑の神話 (文春文庫 た 38-5)

94
3.70
高島俊男 2003年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

漢字、和語など言葉についての蘊蓄満載のエッセイ集。一貫して、著者が主張しているのは、漢字とやまと言葉は別物で、漢字をそのまま当てはめて考えるのは違っている... もっと読む

本が好き、悪口言うのはもっと好き (ちくま文庫)

89
3.80
高島俊男 2018年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ユーモアとシニカルに富んだ文章にぐいぐいと引きこまれた。すらすらと読めるのだけれど、ことばの選び方(語彙だけでなく漢字とひらがなのバランスなども含めて)に... もっと読む

漢字語源の筋ちがい (文春文庫 た 38-8)

88
3.42
高島俊男 2006年6月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「片頬三年」というタイトルの記事で、「四民平等は四民こぞって百姓町人になったのではなく、その気がまえにおいて、みな武士になった。特に女がなった、とわたしは... もっと読む

お言葉ですが…〈6〉イチレツランパン破裂して (文春文庫)

87
3.61
高島俊男 2005年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

高島俊男さんの博学ぶりは、とてつもない。言葉の意外な由来を知ることができたり、間違って使っていた言葉を、正しい理解へといざなってくれる。 この『お言葉です... もっと読む

明治タレント教授 (文春文庫 た 38-4)

84
3.61
高島俊男 2002年10月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

再読。 このシリーズはおりに触れて読み返そうと思っている。言葉についての考察もいいが、世の中の風潮に対する姿勢もいい。 本書では、阿川弘之さんの話題が心... もっと読む

ちょっとヘンだぞ四字熟語 (文春文庫 た 38-11)

80
3.67
高島俊男 2009年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

何度読み返しても 新しい発見 新しい認識 新しい ほぉっ 高島俊男先生のこのシリーズを 読み返すたびに 思うこと ご本人は 「ボクの本... もっと読む

しくじった皇帝たち (ちくま文庫 た 37-6)

75
3.67
高島俊男 2008年1月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

[評価] ★★★★☆ 星4つ [感想] 本書では随の皇帝『煬帝』と幸田露伴の『運命』に関する内容となっている。 『煬帝』は一般的には悪逆非道の... もっと読む
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