高橋和久のおすすめランキング

プロフィール

高橋 和久(たかはし かずひさ)
1950年生まれ。東京大学名誉教授。
京都大学卒業、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。
著書に『エトリックの羊飼い、或いは、羊飼いのレトリック』(研究社)。
翻訳にジョージ・オーウェル『一九八四年[新訳版]』(ハヤカワepi文庫)、
ジョゼフ・コンラッド『シークレット・エージェント』(光文社古典新訳文庫)、
ピーター・バリー『文学理論講義──新しいスタンダード』(監訳、ミネルヴァ書房)など。

「2023年 『別の地図──英文学的小旅行のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋和久のおすすめランキングのアイテム一覧

高橋和久のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『一九八四年 (ハヤカワepi文庫)』や『哀れなるものたち (ハヤカワepi文庫)』や『文学理論講義 新しいスタンダード』など高橋和久の全69作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

一九八四年 (ハヤカワepi文庫)

2063
4.04
ジョージ・オーウェル 電子書籍 2009年7月18日 本で見る

感想・レビュー

デストピア小説、というジャンルを意識し始めたのはいつ頃からだったか。かつての「ユートピア」はどこへいったのだろう。極限の管理社会を描いたこの小説は、あまり... もっと読む

哀れなるものたち (ハヤカワepi文庫)

734
3.93
アラスター・グレイ 2023年9月26日 本で見る

感想・レビュー

映画も衝撃的だったけど、小説も違った意味で衝撃的!映画よりベラの成長がひしひし感じられた。そして一体どちらが真実なのー⁈*感謝する必要のない人がそばにいる... もっと読む

文学理論講義 新しいスタンダード

337
4.25
ピーター・バリー 2014年4月30日 本で見る

感想・レビュー

イーグルトン『文学とは何か』に代わる「ポスト理論」時代の文学理論入門書、待望の邦訳。原書は出版後、講義用テキストとして使われ、版を重ねてきた。ワークブック... もっと読む

めぐりあう時間たち

242
3.69
マイケル・カニンガム 2003年4月4日 本で見る

感想・レビュー

V・ウルフ『ダロウェイ夫人』をめぐり、時空を超えて三人の女性の人生が重なり合っていく。凝った構成、精緻な心理描写、美しい文体、どれをとっても溜息の出るよう... もっと読む

二十一の短篇 グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

201
3.29
グレアム・グリーン 2005年6月9日 本で見る

感想・レビュー

グレアムグリーンの力量は短編でも十分に感じられる。街の空気、人物描写、プロット、どこをとっても素晴らしい。わたしのベストは「地下室」。キャロルリードが映画... もっと読む

哀れなるものたち (ハヤカワepi文庫)

162
4.14
アラスター・グレイ 電子書籍 2023年9月26日 本で見る

感想・レビュー

物語への没入度、という基準でいうと、今まで読んだたくさんの本のなかでも一位二位を争うくらいにひたすらに面白く、作品としての愉しみ、本そのものを味わう視覚的... もっと読む

太陽の帝国

95
3.43
J.G.バラード 1987年8月1日 本で見る

感想・レビュー

非SF。JGBの好んで描く破滅と一時しのぎと頽廃の世界観の因って来る原体験を小説化した万人必読の一書。英国でベストセラー。  軍学者・兵頭二十八の見解では... もっと読む

シークレット・エージェント (光文社古典新訳文庫)

92
3.25
ジョゼフ・コンラッド 2019年6月12日 本で見る

感想・レビュー

読みにくじゅうはち 読みにくいのがコンラッドじゃハゲぇ! 言われたらさいですかとしか言いようがないんだがね コンラッドはポーランド出身で英語は船員時代に... もっと読む

流れ図 世界史図録ヒストリカ

90
4.00
谷澤伸 2013年3月1日 本で見る

感想・レビュー

世界史教科の副読本。古代から現代、世界の歴史がそつなくまとまっており、またそれぞれの関連や歴史の推移が流れ図で示されている。世界史全体を俯瞰するのにはさす... もっと読む

義とされた罪人の手記と告白 (白水Uブックス 252)

79
4.00
ジェイムズ・ホッグ 2024年3月29日 本で見る

感想・レビュー

  鳥肌がたつほど凄かった。顔が相手により変幻自在するのも心を掴まれ取り憑かれるのも。悪が何処までも離れないならそれは人の範疇ではなくて悪◯だ。付録のジ... もっと読む

悪の誘惑

72
4.25
ジェイムズ・ホッグ 2012年8月24日 本で見る

感想・レビュー

めまいがするほどの傑作。 第二部の手記の、ページをめくるごとに狂気が増してくる感じ、善と悪の境がぼやけて宙に浮いたような気持ち悪さ、読んでいたら本当に熱が... もっと読む

国境の向こう側 グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)

70
3.18
グレアム・グリーン 2013年11月25日 本で見る

感想・レビュー

帯には「移りゆく時代と人々を皮肉な眼差しで捉えた」とあるが 私が、通して感じたのは「ほろ苦さ」 短編集だから短いのは当然としても 物語自体は読み... もっと読む

世界史図録ヒストリカ

67
4.50
谷澤伸 2005年10月31日 本で見る

感想・レビュー

流れやつながりを考えた年表.同時代の世界をまるごと見下ろす図.他ページの参照.山川の他の参考書の該当ページの表示など,痒いところに手の届いた理想的な図説だ... もっと読む

別の地図 英文学的小旅行のために

39
4.00
高橋和久 2023年4月20日 本で見る

感想・レビュー

訳者によるオーウェル「一九八四年」論、フォースター再評価、ヴァージニア・ウルフの描出話法、スコットランド人頭税…。英文学・社会をめぐる評論を集成。学問、大... もっと読む

そうだったのか!「臨床試験」のしくみと実務

34
3.80
高橋和久 2020年7月29日 本で見る

感想・レビュー

臨床試験周りって、実際に関連部門で働いていないと断片的な情報しか取れなくて全体感が見えない。多分、医薬品や臨床試験の形毎に進め方や内容にばらつきがあるとい... もっと読む

プラハ 都市の肖像 (Writer & Cityシリーズ)

29
3.00
ジョン・バンヴィル 2006年4月20日 本で見る

感想・レビュー

幅広の帯には本文で取り上げられている写真家スデクの作品があしらわれている。冷戦時代、アメリカに暮らす息子のために、と外国人(著者)にスデクの写真の密輸を依... もっと読む

一九八四年〔新訳版〕

27
3.50

感想・レビュー

民主主義社会で生きているありがたみを感じる。 全体主義は嫌だ。 ルーム101での転落のシーンがとても悲しい。 ルーム101という言葉が最初に出た時に、怯... もっと読む
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