魯迅のおすすめランキング

プロフィール

本名、周樹人。1881年、浙江省紹興生まれ。官僚の家柄であったが、21歳のとき日本へ留学したのち、革新思想に目覚め、清朝による異民族支配を一貫して批判。27歳で帰国し、教職の傍ら、鋭い現実認識と強い民衆愛に基づいた文筆活動を展開。1936年、上海で病死。被圧迫民族の生んだ思想・文学の最高峰としてあまねく評価を得ている。著書に、『狂人日記』『阿Q正伝』『故郷』など多数。

「2018年 『阿Q正伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

魯迅のおすすめランキングのアイテム一覧

魯迅のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『阿Q正伝・狂人日記 他十二篇 (岩波文庫)』や『故郷/阿Q正伝 (光文社古典新訳文庫)』や『阿Q正伝 (角川文庫)』など魯迅の全411作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

阿Q正伝・狂人日記 他十二篇 (岩波文庫)

1586
3.55
魯迅 1981年2月16日 本で見る

感想・レビュー

 標題の「阿Q正伝」は、阿Qと呼ばれる名前もはっきり分からない、行状もはっきり分からない、当時(1920年頃)の中国の最底辺で暮らす、家も無い、家族も無い... もっと読む

故郷/阿Q正伝 (光文社古典新訳文庫)

768
3.44
魯迅 2009年4月9日 本で見る

感想・レビュー

”そこで僕は自分に言い聞かせることにした。故郷は本来こんなものなのだ——進歩もないが、さりとて僕が感じているように悲しいとも限らず、悲しいのは僕が心変わり... もっと読む

阿Q正伝 (角川文庫)

405
3.25
魯迅 1961年3月27日 本で見る

感想・レビュー

狂人日記。悪夢のような自己暗示にかかっている。その時代、その状況によっては、ありえない思い込みとも言えない。 故郷。親、子の第と重ねて描かれている。そん... もっと読む

阿Q正伝・藤野先生 (講談社文芸文庫)

190
3.43
魯迅 1998年5月8日 本で見る

感想・レビュー

異次元性を感じる人物が共通して登場するのは、当時の政治、社会に対する何かのメッセージだったのか。歴史の教科書の中の世界と思っていたものが身近に感じた瞬間だ... もっと読む

阿Q正伝

165
3.13
魯迅 電子書籍 2012年9月13日 本で見る

感想・レビュー

これこそは、時代背景なり作者の思想、著作の意図等の予備知識なしには、まるで面白くない小説ではなかろうか。 荒廃した国、民度の低さを嘆く愛国者 魯迅。 ... もっと読む

阿Q正伝 (角川文庫)

160
3.24
魯迅 2018年6月15日 本で見る

感想・レビュー

世界史の授業で魯迅が紹介され、興味を持った。 留学先の日本で彼は、祖国中国人が、同じ中国人が処刑されているのに笑って見ている映像を見て違和感を感じ... もっと読む

罪 (百年文庫 8)

146
3.84
アンソロジー 2015年1月2日 本で見る

感想・レビュー

「第三の鳩の物語」 ノアの洪水ならぬ戦火の火炎。 「人類は平和を見出すことができなかったのだ」 この一文は悲しい。 自由・喜び・安息・平和 この鳩は、実に... もっと読む

狂人日記

137
3.31
魯迅 電子書籍 2012年10月4日 本で見る

感想・レビュー

男の心臓をえぐり出し油煎りにして食べると肝が太くなるそうだ。 自分もいつか食べられてしまうのではないかと、家族やまわりの人達を疑い始める“わたし”。 ... もっと読む

故郷/阿Q正伝 (光文社古典新訳文庫)

123
3.46
魯迅 電子書籍 2009年4月20日 本で見る

感想・レビュー

表題の二作のうち、「故郷」は教科書で読んだかもしれない。ネットの情報によるといまでも多くの教科書に載っているそうだ。 もっと読む

故郷

101
3.72
魯迅 電子書籍 2012年10月4日 本で見る

感想・レビュー

仙台を旅した時、博物館の庭に魯迅(1881-1936)の胸像を見かけたことがある。 関係性が分からず「?」と思い、帰宅して調べたら「仙台医学専門学校(現... もっと読む

野草 (岩波文庫)

100
3.62
魯迅 1980年7月16日 本で見る

感想・レビュー

岩波文庫 魯迅 「 野草 」 解説 竹内好  散文詩。民衆や名士への皮肉や批判でなく、自分に向けた怒りや虚無感を独白している感じ。死を扱った詩も多い... もっと読む

酒楼にて/非攻 (光文社古典新訳文庫)

97
3.50
魯迅 2010年10月13日 本で見る

感想・レビュー

「平安と幸福は凝固するもので、永遠にこんな平安と幸福なのだ。」p108 愛と死 より もっと読む

怠けものの話 (ちくま文学の森 8)

68
3.88
アンソロジー 2011年3月1日 本で見る

感想・レビュー

第5回ビブリオバトルinいこまテーマ「怠け者」で紹介した本です。 2013.5.26 もっと読む

魯迅の言葉

62
4.30
魯迅 2011年4月8日 本で見る

感想・レビュー

少し小さめで、手にフィットする感じが良い。美しい赤い本だ。中日対訳なので、せっかくだし今度中国人の友人に音読してもらおうと思う。 そして、これを読むと中... もっと読む

とっておきの話 (10) (ちくま文学の森 10)

60
4.17
アンソロジー 2011年5月1日 本で見る

感想・レビュー

梶井基次郎「Kの昇天」、樋口一葉「にごりえ」など近代の傑作選。 雨戸を鎖ざす音ひとしきり賑わしく、後には透きもる灯火の影も消えて、ただ軒下を行きかよう... もっと読む

故事新編 (岩波文庫)

54
3.43
魯迅 1979年9月16日 本で見る

感想・レビュー

魯迅晩年の実験的な作品集『故事新編』のなかから、「補天」「理水」「奔月」「非攻」という四篇を取り上げてみたい。 これらの作品は、古代中国の神話や伝説を現... もっと読む

阿Q正伝 (まんがで読破)

50
3.00
魯迅 電子書籍 本で見る

感想・レビュー

他の作品と組み合わせてうまくオチがついてた もっと読む

朝花夕拾 (岩波文庫)

46
3.58
魯迅 1955年10月5日 本で見る

感想・レビュー

岩波文庫 魯迅 「 朝花夕拾 」 幼年時代から日本留学時までの自伝的回想録。政府や名士への批判、辮髪など清朝風俗 への皮肉は、随所に見られる ... もっと読む

中国怪談集 (河出文庫)

46
3.13
アンソロジー 1992年1月1日 本で見る

感想・レビュー

友達との待ち合わせで時間を潰している際に、表紙と目が合って思わず手に取ってしまった。どうやら新装版のイラストらしいのだが、あまりにも不気味すぎて、この本を... もっと読む

中国幻想小説傑作集 (白水Uブックス 91)

40
3.50
竹田晃 1990年1月1日 本で見る

感想・レビュー

莫言の「秋の水」が良いと薦められて手に取った。独特の雰囲気(一面の洪水とブローニング銃!)のなかで死んだり生まれたりの「おれは生きてる!」感にあふれた短編... もっと読む
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