鴻巣友季子のおすすめランキング

プロフィール

英語翻訳家、文芸評論家。古典新訳にマーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』、シャーロット・ブロンテ『嵐が丘』、他訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』など多数。著書に『翻訳ってなんだろう?』、共著に『翻訳問答』など。

「2020年 『ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鴻巣友季子のおすすめランキングのアイテム一覧

鴻巣友季子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『嵐が丘 (新潮文庫)』や『風と共に去りぬ 第1巻 (新潮文庫)』や『誓願』など鴻巣友季子の全127作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

嵐が丘 (新潮文庫)

3220
3.68

感想・レビュー

激しい愛の物語。 画家バルチュスは、こよなくこの小説を愛したといいます。確かにどこかが類似しているかもしれません。それは、暴力的な激しさに尽きると思いま... もっと読む

風と共に去りぬ 第1巻 (新潮文庫)

894
4.21

感想・レビュー

最初に読んだのは中学生の時。当時はメラニーが好きだったけど、だんだんスカーレットに憧れるようになってきた。もっとやったれ!って思う。憧れるヒロイン像。 もっと読む

誓願

831
4.20

感想・レビュー

静かなディストピア社会の怖さは、一定の形で社会が完成してしまうと、その中で暮らす市民にはそれが普通の状態に感じられ、何ら不都合のない社会のように見えてしま... もっと読む

恥辱 (ハヤカワepi文庫 ク 5-1)

828
3.86
J.M.クッツェー 2007年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

レビューはこちらに書きました。 https://www.yoiyoru.org/entry/2018/07/26/000000 もっと読む

緋色の記憶 (文春文庫 ク 6-7)

531
3.53
トマス・H.クック 1998年3月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古本市の3冊〇円の数合わせで偶然買った本だが、読んで良かった! 1997年エドガー賞を受賞しているようだが、納得の面白さである。 ニューイングランドの海... もっと読む

忘れないでおくこと 随筆集 あなたの暮らしを教えてください2 (随筆集 あなたの暮らしを教えてください 2)

482
3.62
町田康 2023年3月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

800〜1000字位なのかな? 短い量でピリッと気の利いた文章を書けるって ほんとうに憧れてしまいます。 真面目な題材よりも その人のアンテナにしか引っ... もっと読む

翻訳教室 ――はじめの一歩 (ちくま文庫)

433
4.03
鴻巣友季子 2021年2月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2012年NHKの「ようこそ先輩 課外授業」を元にした本の文庫化。今月発売であとがきでは今のコロナ禍についても言及されてる。楽しい授業の様子や「想像力の壁... もっと読む

風と共に去りぬ 第2巻 (新潮文庫)

412
4.55

感想・レビュー

激動の2巻。 南北戦争が佳境に入り、読み進めるごとに事態は悪化の一途を辿る。戦争最中の人間の感情の動きやアトランタの変貌ぶりが手にとるように描かれていて、... もっと読む

灯台へ/サルガッソーの広い海 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-1)

409
4.02

感想・レビュー

わざわざいうまでもなく、本作(「灯台へ」)が名作であることはまず間違いない。 何より構成がグッときた。 戦前。天気の都合で、けっきょく灯台に行... もっと読む

風と共に去りぬ 第3巻 (新潮文庫)

378
4.44

感想・レビュー

2巻で大激動の戦争最中を読み、ここがピークかと思いきや、ここからが闇のスタートになるとは。 タラを襲う北軍のヤンキー、重税の圧力、帰ってきたアシュレやレッ... もっと読む

ウェブスター辞書あるいは英語をめぐる冒険

373
3.93

感想・レビュー

アメリカの英語辞書編集者による、辞書や英語にまつわるエッセイ。 うんちくや雑学がおもしろかった。 ユーモアのある語り口もたのしい。 剽窃、変... もっと読む

風と共に去りぬ 第5巻 (新潮文庫)

367
4.65

感想・レビュー

読み終わってしまった…… 読み終わったその日に朝ドラ「スカーレット」の俳優さん同士がご結婚とのニュースを知り、読了後の寂しさは忘れ、次は「スカーレット」が... もっと読む

風と共に去りぬ 第4巻 (新潮文庫)

361
4.45

感想・レビュー

3巻まででも十分すぎるほど激動なのに、まだ嵐が訪れるのかと、一息もつけない展開に、読み手も心を落ち着ける暇がない。 アイルランドの血をまっすぐに受け継いだ... もっと読む

翻訳問答 英語と日本語行ったり来たり

339
3.80
片岡義男 2014年7月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作家の片岡義男と翻訳家の鴻巣友季子が、課題として与えられたチャンドラー、サリンジャー、カポーティなどの小説の一部を競訳し、お互いの訳について語り合う。作家... もっと読む

語りなおしシェイクスピア 1 テンペスト 獄中シェイクスピア劇団

301
3.93

感想・レビュー

劇場で見たことはないが、ピーター・グリーナウェイ監督、ジョン・ギールグッド主演の『プロスペローの本』という映画を観たことがある。『テンペスト』は復讐劇。魔... もっと読む

翻訳ってなんだろう? (ちくまプリマー新書)

300
3.57
鴻巣友季子 2018年6月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古典を実際に訳していくゼミのようすから、翻訳の多様性と読解力の重大性を考える。 鴻巣さんがツイッターでもたびたび触れている「透明な翻訳」問題。欧... もっと読む

イエスの幼子時代

295
3.52
J・M・クッツェー 2016年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

タイトルから想像出来るように、登場人物達が、新訳聖書を意識しているように思う。 幼い子を取り巻く大人たち、それぞれが個性的だ。幼子の姿は、とてもリアリティ... もっと読む

文学は予言する (新潮選書)

287
4.14
鴻巣友季子 2022年12月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新連載! 鴻巣友季子「文学は予言する」(No.971)|考える人|新潮社|note https://note.com/kangaerus/n/nf13d6... もっと読む

別冊NHK100分de名著 フェミニズム (教養・文化シリーズ)

287
4.30
加藤陽子 2023年6月23日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2023.1.2放送のものに、放送では伝えられなかった内容を加えさらに充実させた1冊です、とディレクター山田氏の「はじめに」弁。 「伊藤野枝」は番組... もっと読む

全身翻訳家 (ちくま文庫 こ 39-1)

273
3.89
鴻巣友季子 2011年8月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読みたかった本。豪快さと繊細さを併せ持つ鴻巣さん。翻訳の裏話みたいなのはもちろん、不思議な話にざわざわ感じたりと、読み応えあるエッセイ集だった。 もっと読む
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