鵜飼哲のレビュー数ランキング

プロフィール

鵜飼 哲(うかい・さとし):1955年、東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修了後、パリ第8大学に留学し社会科学高等研究院のジャック・デリダのセミネールに通う。一橋大学名誉教授。著書に『いくつもの砂漠、いくつもの夜』ほか。デリダ、ジュネなどの翻訳も多く手掛ける。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鵜飼哲のレビュー数ランキングのアイテム一覧

鵜飼哲のレビュー数のランキングです。ブクログユーザがレビューをした件数が多い順に並んでいます。
『中学生からの大学講義 5 生き抜く力を身につける (ちくまプリマー新書 230 中学生からの大学講義 5)』や『戦争の克服 (集英社新書)』や『シャティ-ラの四時間』など鵜飼哲の全63作品から、ブクログユーザのレビュー数が多い作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

中学生からの大学講義 5 生き抜く力を身につける (ちくまプリマー新書 230 中学生からの大学講義 5)

208
3.72
大澤真幸 2015年5月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そうそうたる大人による執筆。 コンセプトは、中学生向けに大学並みに深いことを伝える、というものだろう。 第5巻は、「自分の能力」がテーマ。この巻の前までの... もっと読む

戦争の克服 (集英社新書)

108
3.45
阿部浩己 2006年6月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アメリカの強大な権威がある現代において戦争を失くすことはとても難しいと知った。同時にそのような状況でも民衆裁判など平和に向けた動きが少しずつ芽吹いてきてお... もっと読む

シャティ-ラの四時間

105
4.27
ジャン・ジュネ 2010年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いつもなら数ページで容易く挫折してしまうほど苦手なジュネだけれど、あのシャティーラの大虐殺直後のルポタージュならばと読んでみた。冒頭から心を鷲掴みにされる... もっと読む

ならず者たち

47
4.14
ジャック・デリダ 2009年11月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

◆6/30オンライン企画「人間関係のデモクラシー -“家族”から思考する-」で紹介されています。 https://www.youtube.com/wat... もっと読む

反東京オリンピック宣言

62
4.00
小笠原博毅 2016年8月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

さまざまな論考のオムニバスで、五輪の暗部、問題点が描かれる。五輪が暴力的な再開発の道具になってきたというのが主な主張。いままで観客として熱中してきた五輪だ... もっと読む

なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ―差別、暴力、脅迫、迫害―

48
3.18
前田朗 2013年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全く理解できない価値観を 抱いている人間を理解しようとするのは 至難の業である それでも、その言動から、その事象から 「なんでだろう」と考える糸口... もっと読む

他の岬――ヨーロッパと民主主義 【新装版】

41
3.67
ジャック・デリダ 2016年5月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

冷戦構造の崩壊後の“ヨーロッパの危機"に書かれたものであることを鑑みると、やはり、その後の新自由主義の流れは、恐ろしく政治的な局面を複雑にしてしまったなと... もっと読む

国民とは何か

60
3.71

感想・レビュー

第二次大戦での敗戦後、日本は急速に国家意識を希薄化させていったが、周辺諸国はその反対に、国家意識を高揚させていく。その落差が痛感される中、必読の文献ではな... もっと読む

償いのアルケオロジー (シリーズ・道徳の系譜)

33
3.22
鵜飼哲 1997年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者は、高橋哲哉と同じくポストモダン左派に分類される哲学者です。本書は、死刑制度や歴史修正主義、慰安婦問題などのアクチュアルな問題に、フランスを中心とする... もっと読む

盲者の記憶―自画像およびその他の廃墟

59
3.64
ジャック・デリダ 1998年11月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

盲目=現在・過去・未来の総合としての純粋時間性 それゆえ、聴覚の強化(より遠くへ)と、直接的接触が可能になる。 描線は盲目=パフォーマティブ? もっと読む

デリダと死刑を考える

38
4.33
高桑和巳 2018年11月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】 https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/715120 もっと読む

テロルはどこから到来したか  その政治的主体と思想

13
5.00
鵜飼哲 2020年2月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 著者の1980年代から2010年代のエッセイ・評論のうち、フランスを主な舞台とした暴力と抵抗、テロル、イスラームに関する文章をまとめた書籍。巻頭には20... もっと読む

アルベルト・ジャコメッティのアトリエ

81
3.75
ジャン・ジュネ 1999年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ジャン・ジュネ「アルベルト・ジャコメッティのアトリエ」 有楽町の無印のあの編集工学研究所がやった本棚から目に飛び込んできた 全然違うけど、判型とかタイト... もっと読む

動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある (ちくま学芸文庫 デ-2-9)

60
4.50
ジャック・デリダ 2023年11月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

動物というキャッチーさに惹かれ軽い気持ちで読むと、数ページで心折れるデリダの動物哲学。 デリダの思考を追うのに必死でした。 そもそも前提として読むべきカン... もっと読む

レイシズム・スタディーズ序説

59
3.86
鵜飼哲 2012年9月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『レイシズム・スタディーズ序説』 【書誌情報と内容紹介】 著者:鵜飼 哲、酒井 直樹、テッサ・モーリス=スズキ、李 孝徳 版型:四六判 上製カバ... もっと読む

現代思想 2015年3月臨時増刊号 総特集◎シャルリ・エブド襲撃/イスラム国人質事件の衝撃

50
4.22

感想・レビュー

 先日youtubeで中東研究者有志の会が「ガザ戦争の即時停戦」を求めるLIVE配信を行った。そこで栗田禎子、酒井啓子女史を知りこの本を手に取った。本書は... もっと読む

まつろわぬ者たちの祭り―日本型祝賀資本主義批判

50
4.33
鵜飼哲 2020年4月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本の復興オリンピックや資本主義についての批判。私たちはいつまでも騙され続けていてはいけないのではないだろうか。 もっと読む

いくつもの砂漠、いくつもの夜――災厄の時代の喪と批評

41
5.00
鵜飼哲 2023年5月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/920214 もっと読む
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