鶴見俊輔のおすすめランキング

プロフィール

922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

「2022年 『期待と回想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鶴見俊輔のおすすめランキングのアイテム一覧

鶴見俊輔のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『思い出袋 (岩波新書)』や『限界芸術論 (ちくま学芸文庫)』や『新しい人よ眼ざめよ (講談社文庫)』など鶴見俊輔の全496作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

思い出袋 (岩波新書)

468
3.76
鶴見俊輔 2010年3月19日 本で見る

感想・レビュー

戦中からの戦後へと。著者の経験が語られ、出会い、影響を受けた本、体験。著者の記憶を追体験しながら、読み手も過去に出会い、鶴見俊介に影響を与えた構成要素に触... もっと読む

限界芸術論 (ちくま学芸文庫)

459
3.75
鶴見俊輔 1999年11月1日 本で見る

感想・レビュー

文系研究の道を切り開いた鶴見さんによる一冊。 生活の中から自然と生まれることになる芸術である限界芸術。純粋芸術と大衆芸術との関係。日本における他国文化の受... もっと読む

新しい人よ眼ざめよ (講談社文庫)

450
3.48
大江健三郎 1986年6月9日 本で見る

感想・レビュー

著者の本は前々から読んでみたかったのですが、やっとゆっくり読むことが出来ました❕ 私には難しい本でしたが、文章のリズムや表現がとても素敵で、めちゃくちゃ... もっと読む

戦争が遺したもの 鶴見俊輔に戦後世代が聞く

320
3.92
鶴見俊輔 2004年3月9日 本で見る

感想・レビュー

目次  1日目 原点としての生立ち ジャワでの捕虜殺害 「従軍慰安婦」の問題 雑談1 1日目夜  2日目 8月15日の経験 占領改革と憲法 『思想の科学... もっと読む

文章心得帖 (ちくま学芸文庫)

256
3.97
鶴見俊輔 2013年11月1日 本で見る

感想・レビュー

以下抜粋~ ・文章を書く上で大事なことは、まず、余計なことをいわない。次に紋切型の言葉をつきくずすことだと思う。 ・私にとっては、花田清輝、竹内好... もっと読む

わたしが外人だったころ (たくさんのふしぎ傑作集)

241
3.97
鶴見俊輔 2015年5月15日 本で見る

感想・レビュー

鶴見俊輔さんが亡くなられました。私たちが失ったものは大きな良心と巨大なコモンセンスです──鶴見俊輔・佐々木マキ『わたしが外人だったころ』|野中幸宏|not... もっと読む

戦時期日本の精神史 1931‐1945年 (岩波現代文庫 学術 50)

219
3.79
鶴見俊輔 2001年4月16日 本で見る

感想・レビュー

歴史的事象とは、人々の思想・感情の潮流がその時々に記録した「結果」だ。 だからこそ出来事の羅列ではなく、精神史をストーリーの形で語ることでしか 見えて... もっと読む

ぼくはこう生きている君はどうか

215
3.79
鶴見俊輔 2010年1月5日 本で見る

感想・レビュー

鶴見俊輔をウィキペディアで引くと、大正11年6月25日生まれ、日本の哲学者・評論家・政治運動家・大衆文化研究者とある。アメリカのプラグマティズムの日本への... もっと読む

ちくま哲学の森 生きる技術 (1) (ちくま文庫)

200
3.47
鶴見俊輔 2011年9月1日 本で見る

感想・レビュー

古今東西、落語家から哲学者まで、様々な人の「生きる」ことへの姿勢を垣間見られる。 基本的に、すべて隠喩的であり、それぞれを別個の本として読んだら、そ... もっと読む

日本人は何を捨ててきたのか 思想家・鶴見俊輔の肉声 (ちくま学芸文庫)

194
4.19
鶴見俊輔 2015年10月7日 本で見る

感想・レビュー

鶴見俊輔はヌエのような人だ。あるいはそれこそタヌキなのかもしれない。無矛盾の、完成した体系を作らずむしろホットにその時々の状況と対峙し言葉を発していく。そ... もっと読む

現代日本の思想 その五つの渦 (岩波新書)

181
3.79
久野収 1956年11月17日 本で見る

感想・レビュー

久野収・鶴見俊輔の両氏による1956年に共著。白樺派、日本共産党、生活綴り方運動、超国家主義(北一輝とか)、戦後の世相の5つに対して、鋭い分析が加えられる... もっと読む

フランクリン自伝

181
3.88

感想・レビュー

印刷業を営むようになった経緯から公共図書館、大学設立ほか、後に数々の偉業を本人の視点で語る。その時々のトラブルや失敗の要因や、自らの立ち振る舞いに対する意... もっと読む

人生相談 谷川俊太郎対談集 (朝日文庫)

176
3.69
谷川俊太郎 2022年5月6日 本で見る

感想・レビュー

父・徹三氏から始まり子の賢作さんとのあとがきで締めとなる対談集。相手はほとんど故人となりかなり昔のもあるがそれ故に貴重。外山滋比古との近代日本語の成り立ち... もっと読む

Noam Chomsky

175
3.70
ノーム・チョムスキー 2002年9月1日 本で見る

感想・レビュー

言語学者として、よりも活動家としてのチョムスキーの方が好きだ。冷徹で激しい。 もっと読む

教育再定義への試み (岩波現代文庫 社会 199)

174
4.04
鶴見俊輔 2010年3月16日 本で見る

感想・レビュー

自分ならこうする。ぶれない軸をもった持論こそが、人への最高の教え。 もっと読む

ぼくはこう生きている君はどうか (潮文庫)

153
3.74
鶴見俊輔 2016年7月1日 本で見る

感想・レビュー

哲学者鶴見俊輔さんと作家重松清さんの対談集。 テーマは「教育」。児童・青少年教育という視点はもちろん、老年期の学び、広く生涯教育にも切り込んでいます。親... もっと読む

ちくま哲学の森 悪の哲学 (3) (ちくま文庫)

139
3.63
鶴見俊輔 2011年11月1日 本で見る

感想・レビュー

『文庫の読書』に載っていたフラナリー・オコナーの短編が読みたくて借用。 F.オコナー「善良な田舎者」 他に、 宮沢賢治「毒もみのすきな署長さん」 モーム「... もっと読む

戦後日本の大衆文化史 1945‐1980年 (岩波現代文庫 学術 51)

138
3.64
鶴見俊輔 2001年4月16日 本で見る

感想・レビュー

貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_se... もっと読む

身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション (2) (河出文庫)

128
4.55
鶴見俊輔 2012年10月9日 本で見る

感想・レビュー

著者は、1922年生まれの哲学者。毎日の生活の根元を掘り起こし、自分以外の誰にもできない実践と思索を積み重ねること。この本はその様な行動と思索を実践したと... もっと読む

言い残しておくこと

122
4.05
鶴見俊輔 2009年12月15日 本で見る

感想・レビュー

「もうろく帖」を読む。 天才の晩年。悟りの言葉のかずかず。消えていく炎。止まりかけた車。大波から凪へ。心が落ち着いていくさま。 私の心はこうなるのだろうか... もっと読む
全496アイテム中 1 - 20件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×