黒原敏行のおすすめランキング

プロフィール

1957年生まれ。東京大学法学部卒。英米文学翻訳家。訳書に、『コブラ』『双生の荒鷲』(以上、KADOKAWA)、『幻の女』『エンジェルメイカー』『怒りの葡萄』(以上、早川書房)、『まるで天使のような』(東京創元社)、『すばらしい新世界』(光文社)など多数。

「2022年 『ザ・フォックス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒原敏行のおすすめランキングのアイテム一覧

黒原敏行のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ナイルに死す〔新訳版〕 (クリスティー文庫 エルキュール・ポアロ)』や『すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫 Aオ-2-1)』や『蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)』など黒原敏行の全193作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ナイルに死す〔新訳版〕 (クリスティー文庫 エルキュール・ポアロ)

1849
4.14

感想・レビュー

【ポアロ】 現時点での好きなクリスティー作品No.1。(18作品中) 自分の好きなクリスティーの魅力が全部入ってる。 この作品はブクログを始める前に読ん... もっと読む

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫 Aオ-2-1)

1771
3.92

感想・レビュー

あーはいはい、そっちね、そっち系のやつね というわけで『一九八四』と並びたつディストピア小説の名作中の名作オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』であ... もっと読む

蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

1650
3.78

感想・レビュー

「『蝿の王』のようだった」というレビューを何度か見たことがあって、『蝿の王』のような感じってどんなの?とわからず(@_@;) 気になって小説を読んでみたく... もっと読む

幻の女〔新訳版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

1549
3.97

感想・レビュー

妻と喧嘩した男は、街で風変わりな帽子をかぶった女と出会う。気晴らしにその女と劇場などで過ごして帰宅すると…。 どうやら私は海外ミステリー沼に足を踏み入れ... もっと読む

ザ・ロード (ハヤカワepi文庫 マ 1-4)

1435
3.95

感想・レビュー

動植物は死に絶え、人が人を喰らう終末世界で続けられる父子の「火を運ぶ」旅。善とは何か、生きるとはどういうことか…。全く光の見えない絶望的な情況の中で「破滅... もっと読む

闇の奥 (光文社古典新訳文庫 Aコ 3-1)

1103
3.61

感想・レビュー

吉野朔実さんの本から。『フリッカー〜』のぞわぞわ感が来ると身構えていたらそうでもない。自伝的作品というのでエンタメ的な恐怖よりも社会の闇を表現してるのか。... もっと読む

ザ・ロード

778
3.81

感想・レビュー

冬の気配がし始めた荒野。彼と息子は、生き延びるために旅を続けていた。野宿しながら、廃墟の中から必要な品を探し出し、灰とほこりの焼け野原を、少しでも暖かい南... もっと読む

怒りの葡萄〔新訳版〕 上 (ハヤカワepi文庫)

690
4.37

感想・レビュー

まるで映画を見るような迫力です。胸に迫るようなリアリズムに驚き、次へ次へと読ませるストーリーテリングは絶妙! 当時の農民がおかれた過酷な状況に対する怒りの... もっと読む

すべての美しい馬 (ハヤカワepi文庫 マ 1-1)

618
3.92

感想・レビュー

原題は『All the Pretty Horses』(1992年)。魅惑的なタイトルで、全米図書賞をはじめ複数の賞を受賞。その後の『越境』『平原の町』と合... もっと読む

血と暴力の国 (扶桑社ミステリー マ 27-1)

601
3.87

感想・レビュー

原題は『No Country For Old Men』(2005年)。作品の中身からみて原題のほうがはるかになじんでいるだろうと思いつつ(当然と言えば当然... もっと読む

ユダヤ警官同盟〈上〉 (新潮文庫)

449
3.09

感想・レビュー

#日本SF読者クラブ 改変歴史SFミステリー。2008年度ヒューゴー賞、ネビュラ賞とローカス賞のSF三冠王である。しかもアメリカ探偵作家クラブ・最優秀長... もっと読む

まるで天使のような (創元推理文庫)

421
3.78

感想・レビュー

面白い‼︎前情報入れず読んで。『ミランダ殺し』同様軽薄な雰囲気の探偵が事件に巻き込まれる様子と登場人物達の会話が楽しい。60年代初めのカリフォルニアの小さ... もっと読む

八月の光 (光文社古典新訳文庫)

385
4.21
フォークナー 2018年5月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

二年ほど間をあけての再読。話の展開が頭に入っているので、今回はじっくり読めた気がする。 狂信、夢想、因習、抑圧、怒り。故郷とはー、神話の崩壊、恥部の暴露。... もっと読む

ブラッド・メリディアン

379
3.91

感想・レビュー

現代アメリカ文学の巨匠の傑作。 修正主義西部劇(Revisionist Western)。 アメリカ西部開拓時代、 インディアン討伐隊(別名:頭皮狩... もっと読む

ユダヤ警官同盟〈下〉 (新潮文庫)

379
3.14

感想・レビュー

ハードボイルド風味。読みづらく、わかりづらく、読後も釈然としない。チェスは棋譜を読める程度に知っていたので、ラストはついていけたが、知らない人はサッパリだ... もっと読む

すばらしい新世界 (光文社古典新訳文庫)

363
3.98
オルダス・ハクスリー 電子書籍 2013年6月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

そんなにディストピア感は無かったような… 自分より幸せそうに思えた もっと読む

怒りの葡萄〔新訳版〕 下 (ハヤカワepi文庫)

359
4.39

感想・レビュー

アメリカは豊かな国だと今まで思っていた。 確かに世界恐慌のあとは我が国を含め、第二次世界大戦前の時代は全世界的に混乱はあっただろうけれど、戦争どころじゃな... もっと読む

越境 (ハヤカワepi文庫 マ 1-2)

316
4.39

感想・レビュー

舞台は1940年代のアメリカ・メキシコ国境地帯。主人公の少年は、三度び国境を越え、馬に乗ってメキシコの地を延々と放浪する。 一度目は捉えた雌狼を生まれた地... もっと読む

エコー・メイカー

307
3.67

感想・レビュー

これは私にとって、この人生で出会って良かったと思える一冊。 重大な事故に遭い、奇跡的に一命を取り留めたものの、脳の障害の一つ、カプグラ症候群を発症したマ... もっと読む

ソフィー (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ハ 14-1)

300
3.75
ガイ・バート 2009年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

輝かしい少年時代パートと緊迫した現在パートが入り混じる幻惑的な語り口に隠された周到な仕掛けが見事。後の崩壊が予告されているがゆえ、余計に少年時代の”楽園”... もっと読む
全193アイテム中 1 - 20件を表示

黒原敏行に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×