黒川創のおすすめランキング

プロフィール

作家。1961年京都市生まれ。同志社大学文学部卒業。1999年、初の小説『若冲の目』刊行。2008年『かもめの日』で読売文学賞、13年刊『国境[完全版]』で伊藤整文学賞(評論部門)、14年刊『京都』で毎日出版文化賞、18年刊『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞。主な作品に『もどろき』、『イカロスの森』、『暗殺者たち』、『岩場の上から』、『暗い林を抜けて』、『ウィーン近郊』、『彼女のことを知っている』、『旅する少年』、評論に『きれいな風貌 西村伊作伝』、『鴎外と漱石のあいだで 日本語の文学が生まれる場所』『世界を文学でどう描けるか』、編著書に『〈外地〉の日本語文学選』(全3巻)、『鶴見俊輔コレクション』(全4巻)などがある。

「2023年 『「日本語」の文学が生まれた場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒川創のおすすめランキングのアイテム一覧

黒川創のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『鶴見俊輔伝』や『いつか、この世界で起こっていたこと』や『かもめの日 (新潮文庫)』など黒川創の全81作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

鶴見俊輔伝

185
4.37
黒川創 2018年11月30日 本で見る

感想・レビュー

鶴見俊輔という人が書く書物に出会ったのは1994年ごろだったのではないか。工科系の大学で学生時代を過ごしていたその頃、ほぼ直感だけで飛び込んだ学際的コース... もっと読む

いつか、この世界で起こっていたこと

166
3.67
黒川創 2012年5月31日 本で見る

感想・レビュー

2015.4.13読了。 ブクログのおすすめで見つけて、震災や原発事故がテーマになっているということで興味を持った。 久しぶりに、「文学」作品を読んだ!と... もっと読む

かもめの日 (新潮文庫)

137
3.13
黒川創 2010年9月29日 本で見る

感想・レビュー

読みたいリストに入れてから2年ほど経過。やっと読了。 冒頭、旧ソ連初の女性宇宙飛行士、テレシコワさんが登場し、SF苦手な私は読むのをあきらめかけたが、そ... もっと読む

京都

129
3.50
黒川創 2014年10月31日 本で見る

感想・レビュー

京都を舞台にした短編が集められている。 図書館で「京都」という題名に惹かれて手に取った本。惹かれたときに持っていた「京都」のイメージは、私のある意味、先入... もっと読む

身ぶりとしての抵抗 鶴見俊輔コレクション (2) (河出文庫)

129
4.55
鶴見俊輔 2012年10月9日 本で見る

感想・レビュー

著者は、1922年生まれの哲学者。毎日の生活の根元を掘り起こし、自分以外の誰にもできない実践と思索を積み重ねること。この本はその様な行動と思索を実践したと... もっと読む

思想をつむぐ人たち 鶴見俊輔コレクション (1) (河出文庫 1)

124
4.31
鶴見俊輔 2012年9月6日 本で見る

感想・レビュー

本屋でみかけて、ぱらぱら見ては戻しを何度かして、買おうかなーーと思いつつ、図書館でわりとすぐ借りられたので、図書館の本で読む。しかし、自分の本ではないのに... もっと読む

ウィーン近郊

116
3.50
黒川創 2021年2月25日 本で見る

感想・レビュー

新聞の書評がきっかけの読書。著者の背景について若干の予備知識があり、ウィーンの事情や諸手続きの細かい描写は著者の体験から生まれたものだとわかった。 主人... もっと読む

かもめの日

106
3.04
黒川創 2008年3月27日 本で見る

感想・レビュー

「一つひとつの作品は、単独で完結したものでありながら、それぞれの話が互いにどこかで有機的につながっている。そして、それらの全体が、この世界のような姿をなし... もっと読む

明るい夜 (文春文庫)

103
3.20
黒川創 2008年10月10日 本で見る

感想・レビュー

京都を舞台にした25歳の女の子のリアルな話。 鴨川や木屋町といった京都のよく行く街並みが随所に登場し、 愛宕さんのお祭りの様子など、すごく情緒もあって... もっと読む

暗殺者たち

100
3.39
黒川創 2013年5月31日 本で見る

感想・レビュー

夏目漱石の、全集にも収録されていないエッセイをネタ元に、ロシアの日本語学科学生に講義するという設定が斬新。 伊藤博文を暗殺された者としてだけでなく、暗殺... もっと読む

旅と移動 鶴見俊輔コレクション (3) (河出文庫)

86
5.00
鶴見俊輔 2013年9月6日 本で見る

感想・レビュー

中浜万次郎、アイスランド、ポーランド、ブルガリア、チェコ、キャパ、ハックルベリーフィン、私が外人だったころを読んだ もっと読む

暗い林を抜けて

76
3.75
黒川創 2020年2月27日 本で見る

感想・レビュー

静かに進む。 もっと読む

彼女のことを知っている

73
3.25
黒川創 2022年12月21日 本で見る

感想・レビュー

 書かれた順番も読んだ順番も『旅する少年』の後なので、ああ著者はあの実体験をこういうふうに小説へと昇華しているのだなあ、と感じながら読みました。著者と精神... もっと読む

ことばと創造 鶴見俊輔コレクション (4) (河出文庫)

67
4.67
鶴見俊輔 2013年10月8日 本で見る

感想・レビュー

【「教職員から本学学生に推薦する図書」による紹介】 貞許礼子 先生の推薦図書です。 <推薦理由> 2015年に亡くなった鶴見俊輔氏の著作の中... もっと読む

岩場の上から

64
3.77
黒川創 2017年2月28日 本で見る

感想・レビュー

2045年が舞台の近未来小説。言葉が今の世界と違って都合良く言い換えられている。戦争が『積極的平和維持活動』戦死が『活動死』、民間人が巻き込まれて死んだ場... もっと読む

この星のソウル

64
3.00
黒川創 2024年11月28日 本で見る

感想・レビュー

中村直人の思い出として、韓国・朝鮮に関わった事柄を述べられていく。ソウルについての文学ムックを書くための取材で二泊三日で韓国に行った。その時現地の案内役と... もっと読む

きれいな風貌 西村伊作伝

50
3.83
黒川創 2011年2月25日 本で見る

感想・レビュー

 戦後日本の復興の地ならしは、明治初期から中頃に生まれて大正時代に日本人離れした突飛な行動で鳴らした人によって行われたものも多い。本書の主人公もその一人で... もっと読む

旅する少年

50
4.11
黒川創 2021年10月7日 本で見る

感想・レビュー

著者がローティーンだった頃の旅の記録。感傷を排した淡々とした記述と、曖昧な記憶は曖昧なままに、恥ずかしい出来事も敢えて記す姿勢が、彼の凛々しい膨大な回数の... もっと読む

「日本語」の文学が生まれた場所 極東20世紀の交差点

49
3.00
黒川創 2023年12月11日 本で見る

感想・レビュー

出版社(図書出版みぎわ)ページ https://migiwamaru.stores.jp/items/655317a67041a1002d3f1686 概... もっと読む

国境

45
3.50
黒川創 2013年10月28日 本で見る

感想・レビュー

国境についてのあれこれエッセイ いわれてみれば漱石も国境に携わった作家だったな・・・ もっと読む
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