F・W・クロフツのおすすめランキング

プロフィール

フリーマン・ウィルス・クロフツ(Freeman Wills Crofts)
1879年6月1日 - 1957年4月11日
アイルランド生まれ、イギリスの推理作家。アルスター地方で育ち鉄道技師となったが、40歳で病を患い入院。療養しながら記した『樽』を出版社に送ったところ採用、1920年刊行。名声を博し、推理作家デビューとなる。50歳まで本業の技師を続けながら兼業作家を続けていたが、体調悪化で退職して作家専業に。その後、英国芸術学士院の会員にまで上り詰める。
本格推理作家として、S・S・ヴァン・ダイン、アガサ・クリスティー、エラリー・クイーン、ディクスン・カーと並んで極めて高い評価を受けている一人。代表作に前述の『樽』『ポンスン事件』、フレンチ警部シリーズ『フレンチ警部最大の事件』『スターヴェルの悲劇』『マギル卿最後の旅』『クロイドン発12時30分』 など。

F・W・クロフツのおすすめランキングのアイテム一覧

F・W・クロフツのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)』や『樽【新訳版】 (創元推理文庫)』や『クロイドン発12時30分【新訳版】 (創元推理文庫)』などF・W・クロフツの全25作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

栞子さんの本棚 ビブリア古書堂セレクトブック (角川文庫)

1453
3.22
夏目漱石 2013年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

本編をきっかけに、なかなか手に取ることのない名作に出会えるのが面白い。 「たんぽぽ娘」は本編で印象に残っていて、なるほど名作かなと感じた。50年も前に発... もっと読む

樽【新訳版】 (創元推理文庫)

420
3.77
F・W・クロフツ 2013年11月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

英国の秀逸な古典ミステリー。手の込んだトリックによる殺人事件に見えるが、実は感情的もつれが動機の、咄嗟の犯行であった。前半はじっくりと、後半は早い展開で飽... もっと読む

クロイドン発12時30分【新訳版】 (創元推理文庫)

150
3.67
F・W・クロフツ 2019年2月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 不況の煽りを受け経営者チャールズの工場は閉鎖寸前、頼みの綱は叔父の財産だったがあえなく断られる。 先の短い一人の老獪と将来のある従業員たちを天秤にかけた... もっと読む

クロイドン発12時30分 (創元推理文庫 (106-11))

108
3.45
F・W・クロフツ 1959年6月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

派手さは無いけど、じっくり読ませる感じ。 フレンチ警部は、コロンボの原型かな。 もっと読む

フレンチ警部最大の事件 (創元推理文庫)

69
3.32
F・W・クロフツ 1975年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

宝石店の支配人が殺され、宝石やダイヤが盗まれる。怪しい人物はどんどん現れるのだが、絞れずに肩透かしを喰らう。 それにしてもクロフツの描く刑事、穏やかで紳士... もっと読む

二つの密室 (創元推理文庫)

65
3.89

感想・レビュー

ある時、都筑先生の本で読んだ。 『本格ミステリ』の本格とは? いわゆる『本格』であればあるほど現実的では無くなる。 舞台を密室にすればするほど、「殺... もっと読む

クロフツ短編集 1 (創元推理文庫)

65
2.94
F・W・クロフツ 1965年12月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

全部同じ話に思えた もっと読む

フレンチ警部と毒蛇の謎 (創元推理文庫)

44
3.70
F・W・クロフツ 2010年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なかなか面白かった。 丁寧な作品だし、共犯者からの視点で犯人がどうやって殺したという興味と後半フレンチが登場し謎を解く過程はいい。 もっと読む

死の鉄路 (創元推理文庫 M ク 3-13)

43
3.54

感想・レビュー

ホームズよりも、モースよりも、今はフレンチ警部に夢中! 理由は優しくて面白いからです! (幼稚園の時から変わらない、私が人を好きになる条件) こ... もっと読む

船から消えた男 (創元推理文庫)

40
4.00

感想・レビュー

化学的要素があり、 他の作品とは少々毛色が違った作品か。 フレンチの出番は今までの作品の中では 一番少ないと思います。 そのかわり、とある壮大... もっと読む

シグニット号の死 (創元推理文庫 106-29)

30
3.55

感想・レビュー

敵の多い証券会社社長の死。自殺と思われたが、フレンチ警部は殺人を視野に入れ、地道な捜査を展開する。複雑な家族関係や社長の誘拐事件など、様々な要因が絡まり、... もっと読む

四つの福音書の物語 (論創海外ミステリ)

27
2.75
F・W・クロフツ 2018年12月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ミステリ界の巨匠クロフツが、福音書を再構成し、イエス・キリストの伝記として再構成した1冊。ミステリではなく、ある種の翻案(リライト)であるだけに、まさか邦... もっと読む

樽 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(9) (乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10) (集英社文庫)

12
3.33
F・W・クロフツ 1999年6月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

以前鮎川哲也さんの「黒いトランク」を読んだ時に、このクロフツの「樽」に似ていると言われたとの本人あとがきがあったのでずっと読んでみたかった。 確かに似て... もっと読む

チョールフォント荘の恐怖

1
3.00
F・W・クロフツ 電子書籍 3999年12月31日 ブックライブで見る ブックライブ ¥ 600
法律事務所のやり手経営者リチャード・エルトンは、郊外に大邸宅チョールフォント荘を構え、再婚相手のジュリアとその連れ子のモ... もっと読む

1
F・W・クロフツ 電子書籍 2014年5月23日 ブックライブで見る ブックライブ ¥ 600
埠頭で荷揚げ中に落下事故が起こり、珍しい形状の異様に重い樽が破損した。樽はパリ発ロンドン行き、中身は「彫像」とある。こぼ... もっと読む
全25アイテム中 1 - 20件を表示
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