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パスカル・キニャール

パスカル・キニャールのおすすめランキング

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プロフィール

1948年、ノルマンディー地方ユール県に生まれる。父方は代々オルガン奏者の家系で、母方は文法学者の家系。レヴィナスのもとで哲学を学び、ガリマール社に勤務したのち、作家業に専心。古代と現代を縦横無尽に往来し、時空を超えたエクリチュールへ読者を誘う作品を精力的に発表しつづけている。

「2022年『楽園のおもかげ』で使われていた紹介文から引用しています。」

パスカル・キニャールのおすすめランキングのアイテム一覧

パスカル・キニャールのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『音楽への憎しみ』や『世界のすべての朝は (伽鹿舎QUINOAZ)』や『アマリアの別荘』などパスカル・キニャールの全36作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

音楽への憎しみ

音楽への憎しみ

100人

4.00

パスカル・キニャール本 1997年8月1日

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感想・レビュー

<blockquote>『音楽への憎しみ』、それは「耳と精神」と言い換えられてもいい。「哲学」が知のヒエラルキーの頂点に立っているのだとすれば、おそらく... もっと読む

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世界のすべての朝は (伽鹿舎QUINOAZ)

世界のすべての朝は (伽鹿舎QUINOAZ)

98人

3.89

パスカル・キニャール本 2017年3月23日

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感想・レビュー

文庫本でありながら、すごく装幀が凝っていて見開きページのレイアウトも美しくて気に入っている。主人公はバロックの作曲家でありヴィオル（ヴィオラ・ダ・ガン... もっと読む

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アマリアの別荘

アマリアの別荘

89人

4.06

パスカル・キニャール本 2010年5月25日

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感想・レビュー

★★★ 変わった女だった。極端に受身なのだ。内に篭るといってもいい。だがこの見かけの消極性には独自の積極性が含まれていた。彼女は芯から物静かだった。... もっと読む

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秘められた生 (フィクションの楽しみ)

秘められた生 (フィクションの楽しみ)

55人

4.67

パスカル・キニャール本 2013年11月14日

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感想・レビュー

私には難しい個所が沢山あったので、理解できた（と思われる）範囲のことしか言えないが、それでもとてもとても面白かった！題名と、始めの方読んだ感触から、世阿弥... もっと読む

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辺境の館

辺境の館

54人

3.62

パスカル・キニャール本 1999年5月1日

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感想・レビュー

「だから、この庭にはいたるところに自殺する男や転ぶ踊り手がいるのです。こうしてフロンテイラ侯爵はオエイラス夫人の復讐に復讐したのです。だから、アズレージョ... もっと読む

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約束のない絆 (パスカル・キニャール・コレクション)

約束のない絆 (パスカル・キニャール・コレクション)

47人

4.71

パスカル・キニャール本 2016年12月1日

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感想・レビュー

美しすぎてはっとした。ゆっくり読もうと思う気持ちと先にいきたい気持ちがぶつかった。クレールが土地と、シモンに固執するのは安心する場所が欲しかったからだと思... もっと読む

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音楽の憎しみ (パスカル・キニャール・コレクション)

音楽の憎しみ (パスカル・キニャール・コレクション)

46人

5.00

博多かおる本 2019年6月25日

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感想・レビュー

バロックの作曲家サント・コロンブとマラン・マレを描いた美しく静かな小説『めぐり逢う朝』の作者であるパスカル・キニャールは音楽家でもあるらしい。そんな作... もっと読む

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さまよえる影

さまよえる影

45人

3.75

パスカル・キニャール本 2003年8月1日

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感想・レビュー

原書は２００２年出版。背後に、ニューヨーク同時多発テロの衝撃がしずかに反響している。だからか、死の影が漂っている。また、以後展開されていくことになる「... もっと読む

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舌の先まで出かかった名前

舌の先まで出かかった名前

44人

3.58

パスカル・キニャール本 1998年1月1日

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感想・レビュー

今まで読んだ４冊のキニャールの中でいちばん難解だった。前半の物語は楽しめた。けど後半の論証的エッセイになると意味が上滑りしてほとんど何もわからないまま読み... もっと読む

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めぐり逢う朝

めぐり逢う朝

43人

3.67

パスカル・キニャール本 1992年12月1日

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感想・レビュー

読んだあとから、細部を反芻してじわじわっとする話だった。短いながら、ゆっくり読むのがふさわしいような。物語のあらすじよりは、音楽とは何か、何のためにあるの... もっと読む

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さまよえる影たち (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 1)

さまよえる影たち (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 1)

42人

5.00

パスカル・キニャール本 2017年3月1日

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アプロネニア・アウィティアの柘植の板

アプロネニア・アウィティアの柘植の板

41人

4.00

パスカル・キニャール本 2000年8月1日

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感想・レビュー

徒然草みた〜〜いって。表紙に惹かれて手に取ったもんだから、途中まですっかりこういう文書が存在してるんだと思っちゃった。そうじゃなくて…。でも遥か昔のご... もっと読む

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ローマのテラス

ローマのテラス

39人

3.67

パスカル・キニャール本 2001年7月1日

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感想・レビュー

すでに婚約者がある女性と通じたがゆえに銅版画家に降りかかった不幸。薬品を浴びて醜い姿となった彼は、突如断ち切られた幸福を抱えてヨーロッパを遍歴する。 ... もっと読む

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アルブキウス

アルブキウス

34人

3.75

パスカル・キニャール本 1995年10月1日

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謎: キニャール物語集 (パスカル・キニャール・コレクション)

謎: キニャール物語集 (パスカル・キニャール・コレクション)

33人

4.14

パスカル・キニャール本 2017年5月1日

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感想・レビュー

古典に題材やモチーフをとった物語が多い。しかし『エテルリュードとウォルフラム』冒頭のように、文字で描写された詩情あふれる世界は、著者の稀有な経歴と... もっと読む

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涙 (パスカル・キニャール・コレクション)

涙 (パスカル・キニャール・コレクション)

26人

2.50

パスカル・キニャール本 2018年5月31日

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感想・レビュー

コンピュータで構造計算がたちどころにできるから、もうなんでもありーって感じの最近の一大プロジェクト建築。複雑さ、矛盾、メタファー、断片化、エコ…モ... もっと読む

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静かな小舟 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 6)

静かな小舟 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 6)

25人

小川美登里本 2018年12月25日

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ヴュルテンベルクのサロン

ヴュルテンベルクのサロン

23人

パスカル・キニャール本 1993年11月1日

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感想・レビュー

　外見は、ノーカントリーの殺人犯のイメージ。頽廃的なものがすきで、嫌味でない程度に衒学的な小説がすきなら、パスカルキニャールは至高もっと読む

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いにしえの光 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 2)

いにしえの光 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 2)

22人

5.00

パスカル・キニャール本 2016年12月1日

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落馬する人々 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 7)

落馬する人々 (パスカル・キニャール・コレクション〈最後の王国〉 7)

21人

2.00

パスカル・キニャール本 2018年5月31日

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感想・レビュー

フランスの哲学者お得意の、エクリチュールまとめ形式の著作物。実際にあった逸話たちの、そのチョイスが興味深いし（日本語訳だけど）うっとりするほど美しい文章。... もっと読む

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