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1940年、ボリビア国ベニ州リベラルタ市に生まれる。父は山口県からの移住者、母はリベラルタ生まれの日系人だった。初・中等学校時から詩才を発揮し、数々の賞を受けた。1959年、サンアンドレス大学(ラパス)法学部に入学するも中退。詩とジャーナリズムに専念。第1詩集『亡命における三つのピアノ練習曲』(1959)以来、『サルドニア』(1967)、『民衆のための詩』(1968)など次々と詩集を刊行した。こうして1960年代の激動する政治・社会状況を背景に出発した当初は、民衆的連帯を求める急進的詩人として立ち現れたが、その後軍事政権下の1971年には故国を追われスペインへの亡命を強いられた。亡命先で詩の言葉を失いかねない内面の危機は、第4 詩集『ぼくは書きたいのに、出てくるのは泡ばかり』(1972)のタイトルそのものに現れているが、この詩集はキューバの「カサ・デ・ラス・アメリカス」賞を受賞した。ボリビアという範囲を超えて、広くスペイン語文化圏で最も注目されている現代詩人のひとりと言えよう。その後のボリビア政府は、前政権の下での弾圧に関して詩人に謝罪し、1999年には国民文化賞が授与された。 「2012年 『ぼくは書きたいのに、出てくるのは泡ばかり』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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感想・レビュー
韓国系アメリカ人、日系ブラジル人など、日系・もしくはアジア系の移民が登場する...
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