加藤典洋のおすすめランキング

プロフィール

文芸評論家・早稲田大学名誉教授

「2021年 『9条の戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤典洋のおすすめランキングのアイテム一覧

加藤典洋のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『戦後入門 (ちくま新書)』や『転換期を生きるきみたちへ──中高生に伝えておきたいたいせつなこと (犀の教室)』や『敗戦後論 (ちくま学芸文庫 カ 38-1)』など加藤典洋の全173作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

戦後入門 (ちくま新書)

461
4.23
加藤典洋 2015年10月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ポストモダン思想やポストモダニズムもそうでしたが、本書の「戦後」というテーマも、自分が生きている「今」を含むテーマであるにもかかわらず(含むがゆえに、かも... もっと読む

転換期を生きるきみたちへ──中高生に伝えておきたいたいせつなこと (犀の教室)

400
3.96
内田樹 2016年7月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いつも面白い内田樹の文章は、生徒たちに話を聞いてもらいたいときに使えそうだ。高橋源一郎と鷲田清一も面白かった。白井聡は今回はイマイチ。 鷲田清一の引用した... もっと読む

敗戦後論 (ちくま学芸文庫 カ 38-1)

367
4.00
加藤典洋 2015年7月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

靖国神社に初めて行ったとき、どのような感情を抱けばいいかわからず、混乱した。戦争で無意味に亡くなった日本人を無意味なままに悼むことは可能か。改憲論がちょく... もっと読む

言語表現法講義 (岩波テキストブックス)

350
4.05
加藤典洋 1996年10月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

リンク先にもあるとおり"文章を磨きたいと考えている人は必読"な名著だろう。 <blockquote>言葉を書くというのは…考えていることを上手に表現する... もっと読む

村上春樹は、むずかしい (岩波新書)

309
3.65
加藤典洋 2015年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『風の歌を聴け』の芥川賞不選考の理由、「否定性」が欠けているという点でのサザンの音楽との類似、日本の中国侵略という事実に対峙した初期作品。唸るくらい明解で... もっと読む

猫なんて!

293
3.24
角田光代 2016年11月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

我が家に猫がやってくる 角田光代 庭にあらわれた猫 片岡義男 猫に名前をつけるのは 村上春樹 猫のいる風景 堀江敏幸 夜中の猫 吉本ばなな 猫だつて夢を見... もっと読む

IT時代の震災と核被害 (インプレス選書)

236
3.72
東浩紀 2011年12月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

特に興味深かったのは、前半部にあるネットの私企業が行った震災への対応をまとめた部分。政治よりも密接に私たちの生活にリンクしているGoogleやAmazon... もっと読む

村上春樹イエローページ 1 (幻冬舎文庫 か 20-1)

223
3.17
加藤典洋 2006年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

基本的には鼠=幽霊説。 現物語は隠蔽されている、という姿勢は、やはり謎とき的な読解。 また時代の推移、モラルからマクシムへという社会学的な意見も盛り込... もっと読む

9条入門 (「戦後再発見」双書8)

209
4.08
加藤典洋 2019年4月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「そうか、そうか、平和憲法がなかったら、戦争には反対しないのか。」著者が別な文書に書いたというこの表現。著者は揶揄したようで失敗だったと書かれているが、本... もっと読む

日本の無思想 (平凡社新書 3)

192
3.10
加藤典洋 1999年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日本と西洋とを対比させるのではなく、違う道筋は辿っても結局「公的空間」を喪失している点では同じ見る視点が説得力あり。 その克服があくまで私利私欲側から、... もっと読む

人類が永遠に続くのではないとしたら

174
4.26
加藤典洋 2014年6月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

不況はいつまで続くのか、とかの言い方には「不況は一時的な不具合(だからいつか必ずまた好景気がやって来る)」という前提(信心)があるのだけれど、それが通用し... もっと読む

村上春樹イエローページ 2 (幻冬舎文庫 か 20-2)

163
3.31
加藤典洋 2006年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 大学のゼミでの村上春樹研究をまとめた2冊目。  「ノルウェイの森」から「ねじまき鳥クロニクル」までを論じている。  1でも思ったけど、もしかして... もっと読む

敗者の想像力 (集英社新書)

163
3.75
加藤典洋 2017年5月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

敗戦後論から20年。さまざまに論じた加藤典洋の1冊だが、白眉は大江健三郎論なのだと思うが、残念ながら初期の小説群以外全く読んでいない。しかし、大江が晩年「... もっと読む

敗戦後論 (ちくま文庫 か 45-1)

144
3.79
加藤典洋 2005年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自国の3百万あるいは被侵略国の犠牲者2千万、どちらにつくか、という分裂(=ねじれ)の感覚を私たちは抱えている。それを理解した上で、そこから抜け出すために、... もっと読む

大きな字で書くこと

144
3.71
加藤典洋 2019年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 亡くなった加藤典洋さんの絶筆。自分自身の「小さな」出来事を「大きな字で書くこと」が病に倒れた批評家の最後の仕事だった。「戦争を知らない子供たち」がたどっ... もっと読む

村上春樹イエローページ 3 (幻冬舎文庫 か 20-3)

128
3.33
加藤典洋 2009年10月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なんども読みたいそばに置きたい本。 もっと読む

9条の戦後史 (ちくま新書)

96
3.75
加藤典洋 2021年5月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

これがきっかけで、西春彦、都留重人を読んだ 森嶋通夫も読んでみたい 沖縄に国連本部を持ってきたらいい もっと読む

村上春樹の世界 (講談社文芸文庫)

95
3.90
加藤典洋 2020年5月11日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

村上春樹の小説が、表面上は粋で欧米風な言い回しを使いながらオチのない話が繰り広げられる、時代から切り離された独立したものとして見える一方で、実は日本の時代... もっと読む

僕が批評家になったわけ (ことばのために)

86
3.72
加藤典洋 2005年5月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『批評というものが、学問とはとことん違い、本を百冊読んでいる人間と本を一冊も読んでいない人間とが、ある問題を前にして、自分の思考の力というものだけを頼りに... もっと読む

村上春樹の短編を英語で読む1979~2011

86
3.71
加藤典洋 2011年8月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ちくま文庫で新しく出ていたので気になって。英訳についての言及はだいぶ少なめ。 もっと読む
全173アイテム中 1 - 20件を表示
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