岡本隆司のおすすめランキング

プロフィール

1965年、京都市に生まれる。現在、京都府立大学文学部教授。著書、『近代中国と海関』(名古屋大学出版会、1999年、大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ』(名古屋大学出版会、2004年、サントリー学芸賞)、『中国経済史』(編著、名古屋大学出版会、2013年)、『出使日記の時代』(共著、名古屋大学出版会、2014年)、『宗主権の世界史』(編著、名古屋大学出版会、2014年)、『中国の誕生』(名古屋大学出版会、2017年、アジア・太平洋賞特別賞、樫山純三賞)ほか

「2021年 『交隣と東アジア 近世から近代へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡本隆司のおすすめランキングのアイテム一覧

岡本隆司のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『世界史とつなげて学ぶ 中国全史』や『中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書 2392)』や『中国史とつなげて学ぶ 日本全史』など岡本隆司の全101作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

世界史とつなげて学ぶ 中国全史

816
3.78
岡本隆司 2019年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「あなたは中国が好きですか?」 この質問に答えづらい日本人は多いのではないだろうか… 中国の歴史や多くの遺産に魅力的なものが多いのも事実なのだが、実際感... もっと読む

中国の論理 - 歴史から解き明かす (中公新書 2392)

313
3.69
岡本隆司 2016年8月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

単なる嫌中本とは一線を画す労作。中国近代化の過程で伝統的な中国の観念がどのように変容したか、あるいはしなかったか、という点が類書にはない点と思います。中国... もっと読む

中国史とつなげて学ぶ 日本全史

303
3.76
岡本隆司 2021年10月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

非常に面白い。中国史と相対化されていることで、日本の形成され方、特徴がより立体的に見えてくる。細かい差異にこだわらず、ざくっと大きく時代をくくっているのも... もっと読む

世界史序説 (ちくま新書)

301
3.90
岡本隆司 2018年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

西洋中心史観を排した、アジア史を基軸とした世界通史。なるほど、こんな見方ができるのか、と目から鱗の世界観。 梅棹忠夫の「生態史観」、読んだときはあま... もっと読む

教養としての「中国史」の読み方

288
4.23
岡本隆司 2020年9月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中国と日本はなぜ相入れないのかを儒教の考えを根拠にわかりやすく説明している。 俯瞰的に見ているつもりでもバイアスがかかった指点で物事を見ていることを実感し... もっと読む

「中国」の形成 現代への展望 (シリーズ 中国の歴史)

264
3.70
岡本隆司 2020年7月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 シリーズ最終巻。   明清交代を経て、以降清朝は最大の版図を獲得し、中華民国を経て、現在の中華人民共和国へと繋がっていく。  中国の度々の王朝交代を見... もっと読む

一冊でわかる中国史 (世界と日本がわかる 国ぐにの歴史)

263
3.69
岡本隆司 2020年8月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「中国四千年の歴史」(←かつてのCMで言っていた)を一冊でざーっと概観しようという本。 最近、世界史を復習しようと思っているのだが、世界史の教科書というの... もっと読む

近代中国史 (ちくま新書)

247
3.87
岡本隆司 2013年7月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 タイトルから筆者の他の著作にもある清末期の歴史本かと思っていたが、実際はより長い期間の社会経済史とでも呼ぶべきものだった。  筆者は、国庫がない、「『... もっと読む

李鴻章――東アジアの近代 (岩波新書)

187
3.88
岡本隆司 2011年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

清末の政治家である李鴻章を描いた歴史書である。個人がタイトルになっているが、個人の頑張りよりも李鴻章が活躍する背景となった清末の社会情勢に着目している。 ... もっと読む

世界史とつなげて学ぶ 中国全史

180
4.11
岡本隆司 電子書籍 2019年7月5日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中国史の流れを、気候変動や通貨や経済など他地域との関わりの中でわかりやすく解説している。細かな出来事や年号、人物の描写を少なめにしているのも国全体の通史で... もっと読む

悪党たちの中華帝国 (新潮選書)

146
3.61
岡本隆司 2022年8月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

隋唐から中華民国までの「中華帝国」史上、ほぼ同じ時代ごとに6組の「対」、12名の「悪党」というべき人物を取り上げ、その「悪党」ぶりを検討し、それぞれの人物... もっと読む

袁世凱――現代中国の出発 (岩波新書)

131
3.84
岡本隆司 2015年2月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

100年前の1914/5/9袁世凱政権は対華21ヶ条要求を受け入れた。袁世凱はこの弱腰な態度に加えその翌年に自ら皇帝になろうとしたことなどから中国でも嫌わ... もっと読む

中国「反日」の源流 (講談社選書メチエ)

110
3.50
岡本隆司 2011年1月13日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

近代中国史に関心があり、図書館で借りる。2週間で読みきれず、一回延長。中国における反日について、なぜを掘り返し、逆から説明したような本。似て非なる状況であ... もっと読む

物語 江南の歴史-もうひとつの中国史 (中公新書 2780)

110
3.86
岡本隆司 2023年11月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

中国の歌やゲームで江南を題材にしたものがあり、江南は特別な場所であるという認識をしていた。江南だけに焦点を本は日本には少ないと個人的に思っていたため、本著... もっと読む

東アジアの論理-日中韓の歴史から読み解く (中公新書 2586)

99
3.11
岡本隆司 2020年3月17日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

1 歴史から見た中国政治/2 皇帝制度と指導者論/3 中国経済を見る眼/4 中華意識と儒教的世界観/5 韓国の論理/6 日本の対中観と対外観/7 東アジア... もっと読む

曾国藩 「英雄」と中国史 (岩波新書 新赤版 1936)

99
3.96
岡本隆司 2022年7月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

曾国藩という人名は初耳だった。自ら郷の若者(書生)たちを組織した湘軍を率いて太平天国軍と闘い、清の勝利をもたらした英雄ということであり、李鴻章の師匠でもあ... もっと読む

世界のなかの日清韓関係史-交隣と属国、自主と独立 (講談社選書メチエ)

88
3.67
岡本隆司 2008年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 久しぶりに再読。朝鮮は、日清戦争までは清に対し「属国自主」。日本の影響下の甲午改革時期には「独立」が備わっても「自主」が実質的に否定された。俄館播遷時期... もっと読む

日中関係史 「政冷経熱」の千五百年 (PHP新書)

77
3.59
岡本隆司 2015年8月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

日中の歴史を、双方の視点から描いた一冊。 特筆すべき内容はないものの、極力客観的に分析してた。 もっと読む

腐敗と格差の中国史 (NHK出版新書) (NHK出版新書 583)

71
3.73
岡本隆司 2019年4月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

唐宋変革というのが単に君主独裁制への変化でなく、士と民、官と吏の二層社会への分化ということがわかりやすく書いてある。 国民国家というモデルに向けて近代中国... もっと読む
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