岡田温司のおすすめランキング

プロフィール

岡田 温司(おかだ・あつし):1954年広島県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。京都大学名誉教授。現在、京都精華大学大学院特任教授。専門は西洋美術史・思想史。著書『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞。ほかに、『反戦と西洋美術』(ちくま新書)、『西洋美術とレイシズム』(ちくまプリマー新書)、『最後の審判』『マグダラのマリア』『アダムとイヴ』(中公新書)、『デスマスク』 『黙示録』(岩波新書)など著書多数。

「2024年 『人新世と芸術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岡田温司のおすすめランキングのアイテム一覧

岡田温司のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『マグダラのマリア: エロスとアガペーの聖女 (中公新書 1781)』や『天使とは何か キューピッド、キリスト、悪魔 (中公新書 2369)』や『西洋美術とレイシズム (ちくまプリマー新書)』など岡田温司の全116作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

マグダラのマリア: エロスとアガペーの聖女 (中公新書 1781)

414
3.48
岡田温司 2005年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

新約聖書に於ける"マグダラのマリア(マグダラと呼ばれたマリア)"の認知度はイエスと聖母マリアに次いで大きなものとなっており、ある程度の教養を得てある程度の... もっと読む

天使とは何か キューピッド、キリスト、悪魔 (中公新書 2369)

233
3.35
岡田温司 2016年3月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

借りたもの。 西洋の美術や文学に現れる「天使」とは一体何なのか? この本は、巷によくあるオカルト一辺倒なものではなく、美術からその図像を解釈するだけの... もっと読む

西洋美術とレイシズム (ちくまプリマー新書)

231
3.75
岡田温司 2020年12月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 中世やルネサンスの宗教画や彫刻に黒人、ユダヤ人、ジプシー(ロマ)として描かれているのはどのような場合にどのような意図であるものなのか、多くの作品を見なが... もっと読む

開かれ―人間と動物 (平凡社ライブラリー)

175
4.33

感想・レビュー

二十世紀の人間を語りながら人間が差別し絶滅させた戦争と収容所体験をもった人類が到達すべき思想の欠片だと思う名著。 もっと読む

アダムとイヴ - 語り継がれる「中心の神話」 (中公新書 2188)

170
3.50
岡田温司 2012年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古代の宗教から現代の科学(ミトコンドリア・イヴとY染色体アダム)、政治から社会、思想から文化、文学から芸術まであらゆる領域に跨って浸透し、根底で生き続けて... もっと読む

グランドツアー――18世紀イタリアへの旅 (岩波新書)

151
3.26
岡田温司 2010年9月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

18世紀、イギリスからイタリアへの旅を語る。人、自然、遺跡そして絵画の世界へ。古典主義、ロココそしてルネッサンスへのイタリア文化への文字で訪ねる旅。 もっと読む

キリストと性: 西洋美術の想像力と多様性 (岩波新書 新赤版 1992)

148
3.44
岡田温司 2023年10月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

キリスト教の深層を見た思いだ。 何と豊かな土壌から産まれ、育まれたことだろう。 今は痩せ細っているにしても、元はこれほど旺盛なエネルギーに満ちていたのだ。... もっと読む

キリストの身体: 血と肉と愛の傷 (中公新書 1998)

145
3.70
岡田温司 2009年5月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イエスが本当はどんな姿をしていたのかではなくて、彼がいかにイメージされてきたのかということ。 キリストの醜さはほかでもなく神が人間へ降りてきたことの証拠... もっと読む

スタンツェ: 西洋文化における言葉とイメージ (ちくま学芸文庫 ア 27-1)

144
3.83

感想・レビュー

初アガンベン。 中世におけるメランコリーの特質性。精気が想像力を高め内的な昂りを推進させる、それが西洋ロマンス文学から確認できる過剰なる愛。そしてその対象... もっと読む

黙示録――イメージの源泉 (岩波新書)

139
2.97
岡田温司 2014年2月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なかなか黙示録の奥深さが分かって興味深い。 どの黙示録にも7、666、天地創造、キリスト教の奥深さを実感できる作品。 カトリック教、プロテスタントそれぞ... もっと読む

処女懐胎: 描かれた「奇跡」と「聖家族」 (中公新書 1879)

136
3.70
岡田温司 2007年1月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イエス・キリストの母マリアを中心に、"養父"ヨセフや"マリアの母"アンナが中世では、どのように考えられていたか、旧約聖書、新約聖書、聖書外典からスタートし... もっと読む

デスマスク (岩波新書)

123
3.68
岡田温司 2011年11月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

古代ローマのハイパーリアリズム(仮) 11 老い=権威、英知、名誉 頭蓋進行 36 カントーロヴィッチ「王のふたつの身体」 47 トランジ 52 ... もっと読む

半透明の美学

105
4.17
岡田温司 2010年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

アルベルティの窓論や、ケプラーのカメラ・オブ・スクラの流れの上では見過ごされてしまっていたソクラテスの「ディアファナース」という概念を元に展開される論はと... もっと読む

虹の西洋美術史 (ちくまプリマー新書 190)

90
3.89
岡田温司 2012年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ノアの方舟、ギリシャ神話の女神、権力の象徴、プリズム、滝に架かる虹など、古くから神話や宗教の題材として描かれてきた虹をテーマに、虹が登場するさまざまな西洋... もっと読む

反戦と西洋美術 (ちくま新書 1707)

84
3.20
岡田温司 2023年2月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

著者の強い思いを感じます。 知らなかった画家、スルーしていた絵、 今、こうやって解説していただくと こちらにも迫ってくるものがあります。 勉強になりました... もっと読む

中味のない人間

82
3.40

感想・レビュー

アガンベンの処女作。私が最初に読んだアガンベンが「ホモ・サケル」だったんで、アガンベンは政治哲学の人っていうイメージがついてたけどプロフィール見たら美術の... もっと読む

24/7 :眠らない社会

78
3.63

感想・レビュー

24時間/週7日、現代社会がいかに「眠らさない」ことを要求しているという点から書かれた資本主義に対する批判。 もっと読む

無機的なもののセックス・アピール (イタリア現代思想2)

77
2.80

感想・レビュー

タイトルに「なかなかテクノな感覚でないかい」と刺激され読んだのですが、そんなに気軽に読める内容ではありませんでした。難しい…。 もっと読む
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