松永美穂のおすすめランキング

プロフィール

翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。ベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社)の翻訳で2000年に毎日出版文化賞特別賞受賞。カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)で2015年日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞。そのほかヘルマン・ヘッセ『車輪の下で』(光文社古典新訳文庫)やインゲボルク・バッハマン『三十歳』(岩波文庫)など。

「2024年 『人殺しは夕方やってきた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松永美穂のおすすめランキングのアイテム一覧

松永美穂のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『朗読者 (新潮文庫)』や『朗読者 (Shinchosha CREST BOOKS)』や『車輪の下で (光文社古典新訳文庫 Aヘ 3-1)』など松永美穂の全81作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

朗読者 (新潮文庫)

4552
3.62

感想・レビュー

再読。 15歳の少年が、母親ほど年上の女性に恋をする。 彼女が、隠していたのは、文盲だということ。 どうしても言えない…その気持ちがなんとも切ない。 朗読... もっと読む

朗読者 (Shinchosha CREST BOOKS)

1088
3.66

感想・レビュー

15才のミヒャエル・ベルクと36才の路面電車の車掌ハンナ・シュミッツの出逢いと熱烈な恋愛に始まる物語は、ハンナの突然の失踪、戦争犯罪裁判の法廷での再会、そ... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫 Aヘ 3-1)

910
3.77
ヘッセ 2007年12月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ハンスの生き方よりもハイルナーの生き方の方が健康的だと思う。 もっと読む

リスとお月さま

382
4.26

感想・レビュー

ブクログで表紙絵を見て一目惚れ。 図書館で借りました。 これは愉快な絵本ですね! 表紙を見て、ファンタジックでロマンあふれるお話だと勝手にイメー... もっと読む

オルガ (新潮クレスト・ブックス)

336
3.91

感想・レビュー

愛のそばには必ず喪失があるのだろうか、と考えずにはいられなかった。そして人を存分に愛するのに、なんて人生は短いのだろうと、我が身を振り返ってしまった。人生... もっと読む

夏の嘘 (Crest books)

314
3.76

感想・レビュー

最初の二編は主人公への苛立ちでいっぱいで、他もみんなこんな話なのかな…と読む気がなくなりかけたのだけど、始まりで似たような話かと思った三編目が思いがけない... もっと読む

遺失物管理所 (新潮クレスト・ブックス)

281
3.32

感想・レビュー

初レンツ本です。クレスト・ブックスで翻訳が独文の松永さんといえば、もうそれだけで信頼してしまいます(笑)。装丁も素敵で、ただ飾っておくだけでもいい(笑)。... もっと読む

才女の運命 男たちの名声の陰で

280
4.15

感想・レビュー

大学時代、「青年期の病理」という講座で、「芸術的才能がある人から芸術を取り上げるとやばい。病気になる」と聞きました。 この本に出てくる女性たちの多くが病に... もっと読む

kaze no tanbun 移動図書館の子供たち

250
3.06
我妻俊樹 2020年12月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

《短文》アンソロジー。タイトルページには作者名がなく、ページをめくって左ページのフッタを見て初めて作者がわかる仕様(目次は本の最後)。初めて読む作者さんも... もっと読む

アルプスの少女ハイジ (10歳までに読みたい世界名作)

249
4.36

感想・レビュー

短くなっているので、当然、細かい心理描写や経緯の説明が除かれている部分はあるのですが、それでも違和感なく一冊が仕上がっており驚きました。 このシリーズは初... もっと読む

階段を下りる女 (Shinchosha CREST BOOKS)

248
3.27

感想・レビュー

男は別れた恋人でできている、って別の小説のキャッチコピーであった気がする。 もっと読む

リスとはじめての雪

222
4.26

感想・レビュー

テイストは前作と一緒で、劇画調の絵に、お笑いコントのような展開を乗せてくる、ある意味、画期的な絵本で、相も変わらず、リスの直向きでアグレッシブな行動には憎... もっと読む

別れの色彩 (新潮クレスト・ブックス)

200
3.73

感想・レビュー

味わい深い印象も歳をとったからなのか… 自分を振り返ると、もう終わった事として自分自身の感情に距離を取ったような形の離別が、少しずつ忘れていたけど、ふと... もっと読む

逃げてゆく愛 (新潮文庫 シ 33-2)

188
3.36

感想・レビュー

男女の愛の物語もある。 家族ぐるみの友情の物語も。 でも、やっぱり戦後のドイツの抱える傷跡が、その痛みが、どうしても強く前に出てくる。 特に「割... もっと読む

車輪の下で (光文社古典新訳文庫)

179
3.77
ヘッセ 電子書籍 2012年2月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学時代に違う訳で読んだ以来の再読。 少年の心の様、そして、生命力みなぎる自然の描写、庶民の生活ぶり。全ての描写が見事というほかない。 少年から青年に... もっと読む

kaze no tanbun 夕暮れの草の冠

173
3.20
西崎憲 2021年6月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

短編アンソロジー。すべて書き下ろしのようだけど、コンセプトがいまいち不明で(表題の「夕暮れの草の冠」がテーマだったのかしら?日和聡子さんの作品にはその言葉... もっと読む

誰もいないホテルで (Crest books)

164
3.50

感想・レビュー

スイスの作家の短編集。表紙と新潮クレストなら外れないか、と思って。タイトル作が非常に印象深くて…営業再開してると聞かされて山奥の湯治場に静かな環境を求めて... もっと読む

アルプスの少女ハイジ (角川文庫)

163
4.08

感想・レビュー

子どもたちだけではない。大人たちの、喪失から立ち直る成長物語でもある、あらゆる人に勇気をくれる物語。 宮崎駿の日本アニメ版ハイジを見て感銘を受け、ながら... もっと読む

週末 (Shinchosha CREST BOOKS)

158
3.15

感想・レビュー

「かつてテロリストだった男が、20年ぶりに出所した週末。 正しいと信じた闘いが決定的に損なったものを、人はどのように償いうるのか?」 ーーという裏表紙の... もっと読む

朗読者(新潮文庫)

156
4.13
ベルンハルト・シュリンク 電子書籍 2003年6月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

15歳の少年と、倍以上歳の離れた女性との純愛は、ある日突然女性の失踪で終焉を迎える。そして、年月を経て二人が再び顔を合わせたのは裁判所。甘美な前半から転調... もっと読む
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