沼野恭子のおすすめランキング

プロフィール

1957年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業後、NHK国際局でロシア語短波ラジオ放送番組を担当。ハーバード大学講師を経て、92年東京大大学院博士課程満期退学。2008年より東京外国語大学教授。NHKテレビ・ラジオのロシア語講座の講師も務めた。著書に『ロシア万華鏡─社会・文学・芸術』(五柳書院)、『夢のありか──「未来の後」のロシア文学』(作品社)、訳書に『ヌマヌマ──はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』(沼野充義と共編訳、河出書房新社)などがある。

「2022年 『ロシア文学の食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沼野恭子のおすすめランキングのアイテム一覧

沼野恭子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)』や『初恋 (光文社古典新訳文庫)』や『ソ-ネチカ (Shinchosha CREST BOOKS)』など沼野恭子の全50作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

2491
3.75

感想・レビュー

孤独な小説家がペンギンを引き取り暮らす。追悼記事を書く仕事を得たり知り合いの娘を預かる事になったりと、疑似家族を作り幸せに暮らすのかと思ったが‥。旧社会主... もっと読む

初恋 (光文社古典新訳文庫)

924
3.63
トゥルゲーネフ 2006年9月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読後、私より先に読み終えた父から「カルピスみたいな味やと思ったやろう、どぶろくやで。」と名言を頂いた。 もっと読む

ソ-ネチカ (Shinchosha CREST BOOKS)

865
3.41

感想・レビュー

ロシア古典文学にはまっていたけど、現代ロシア文学を読んだことがないので、とりあえず、現代ロシア文学の女流作家の中編を読んでみました。 なるほど、こう... もっと読む

アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』 2021年8月 (NHK100分de名著)

383
3.90
沼野恭子 2021年7月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

作品の背景と アレクシエーヴィチの文学について、行き届いた解説がなされる。 私は「100分de名著」などのNHKテキストを、元の番組を観ないまま、手... もっと読む

女が嘘をつくとき (Shinchosha CREST BOOKS)

309
3.63

感想・レビュー

6編の物語からなる連作短編集。主人公は、離婚や再婚を経験し子どもを育てながら働く、有能な女性ジェーニャ。彼女の人生を縦糸に、出会った女たちが語る「嘘の物語... もっと読む

世界を食べよう! - 東京外国語大学の世界料理 -

245
3.67
沼野恭子 2015年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

『世界を食べよう! ―東京外国語大学の世界料理―』(東京外国語大学出版会) - - 平松 洋子による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVI... もっと読む

ヌマヌマ ; はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選

233
3.33

感想・レビュー

表紙は可愛いのに、ぶっ飛んだ作品ばかりで、脳が追いつかなかった…。 素朴で知的で野蛮で卑猥で幻想的。こんな文学を育んだロシアという土壌とは、、理解や共感... もっと読む

ロシア文学の食卓 (ちくま文庫)

225
4.26
沼野恭子 2022年5月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

自分がよぼよぼになる前にロシアが観光に行ける国に戻ることはないだろうと思うと(短かった... 遊びに行けたのって2、30年くらい?)、なかなか歯噛みさせら... もっと読む

家庭で作れるロシア料理 ダーチャの菜園の恵みがいっぱい!

183
4.13
荻野恭子 2006年7月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

工程の写真が細かく載っていて、ここしばらく見ていた料理本の中ではかなりの分かりやすさである。本は大きめ、目の覚める鮮やかな色合いの写真がたくさん。歴史や背... もっと読む

子供時代 (Shinchosha CREST BOOKS)

179
3.78

感想・レビュー

中庭に面したアパートに住んでいる子どもたちが主人公の、緩やかなつながりを持つ六つの物語からなる短編集。 作者ウリツカヤと同世代の(しかもご近所さんだった... もっと読む

アレクシエーヴィチとの対話: 「小さき人々」の声を求めて

179
4.57

感想・レビュー

「私にとっては、数字や規模などで表される事件事故よりも、人の心がたどる道筋の方がはるかに重要なのです。」 偉大な出来事や英雄的行為だけが語られる「大きな歴... もっと読む

むずかしい年ごろ

149
3.33

感想・レビュー

虫の苦手な人には絶対におススメしてはいけない本だ。表題作が衝撃的な気持ち悪さだった(そして、一番面白かった)ため、残る7編がややおとなしく感じてしまったが... もっと読む

私のいた場所

143
3.80

感想・レビュー

何時何処で誰かあまり説明が無いまま話が進みやがてゆらりと現実なのか分らなくなるのは内田百閒の『冥土』に似ている。東欧的に何層もの薄紙ごしに物語を読んでいる... もっと読む

それぞれの少女時代 (群像社ライブラリー 19)

118
3.59

感想・レビュー

再読。 親不在の家に女の子達が集まって 暴走したあたりで、 読んだことがあったのを思い出した。 この本に出てくる女の子達の、 あのエネルギー有り余って... もっと読む

バーデン・バーデンの夏

116
3.12

感想・レビュー

1867年夏、南独のバーデンバーデンで過ごすドストエフスキーの破滅型のギャンブル依存症、シベリアの投獄の精神的後遺症、癲癇、ツルゲーネフとの不仲、妻のアン... もっと読む

ロシア文学の食卓 (NHKブックス)

109
3.88
沼野恭子 2009年1月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ロシア文学の作中に描かれる多彩な食事の風景を、前菜、スープ、メインディッシュ、デザートとコース仕立てで味わわせてくれる。 食事は人々が共にテーブルを囲む交... もっと読む

高校生と考える日本の論点 2020-30 (桐光学園大学訪問授業)

106
4.40
出口治明 2020年4月6日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

桐光学園といえば、成田空港行リムジンバスで一緒になったことがあります。 カナダに修学旅行に行く高校生でした。 また、高校野球を見に一度だけ訪れたこ... もっと読む

リヴァイアサン号殺人事件 (ファンドーリンの捜査ファイル)

104
3.45

感想・レビュー

面白い。 ■設定は大変オーソドックス。豪華客船で殺人事件が起こる、そこには名探偵が乗り合わせている、背景には隠された財宝をめぐる争奪戦があって……ってパタ... もっと読む

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

80
3.40
アンドレイ・クルコフ 電子書籍 2004年9月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ソ連崩壊後のウクライナを舞台にした、ある男の生活を描いた作品。 サスペンスでもミステリーでもないが、作中を通して、常に見えない不安や恐怖が漂っている。主... もっと読む

初恋 (光文社古典新訳文庫)

77
3.71
トゥルゲーネフ 電子書籍 2006年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 2022年6月21日(火)に読み始め、22日(水)に読み終える。Amazon Kindle Unlimitedにて。2022年7月24日に開催する文学カ... もっと読む
全50アイテム中 1 - 20件を表示

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