「小説」部門は2016年5月1日~2017年4月30日の期間に国内で発売された作品から10タイトルのノミネート作品を選出。その中から読者の投票によって大賞が決定しました。

小説部門大賞
メダル

蜜蜂と遠雷

幻冬舎

恩田陸さんからのコメント

恩田陸 本好きかつ本読みの皆さまに選んでいただけてたいへん光栄です!
これからも良きブックレビュアー生活を送られますように!
私もいっぱい読んで頑張ります。
恩田 陸

恩田陸

ブクログ大賞スタッフからのコメント

恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が直木賞、本屋大賞に続いてブクログ大賞小説部門大賞も受賞!音楽を筆の力で演奏する恩田さんの技量に、ありとあらゆる人が感銘を受けた結果なのかもしれませんね。個性的な主役も脇役も、色とりどりの音色も、世界の無限の様相さえもが筆で描き出された傑作でした。何度も何度も別様に評価され、様々な賞を取った『蜜蜂と遠雷』、未読の方はぜひとも一度、手にとってご覧くださいませ。

投票してくれた皆さんからのコメント(一部)

  • 小説で音楽を表現するなんて、ほんとうにすごい。この本を読んで、改めて「文章」の魅力に気がつきました。読んでいくうちに「私も何か書きたい」と思わせてくれた、大切な一冊。(@yabu_tw さん)
  • 直木賞と本屋大賞をW受賞してしまったので、今回は外そうと悩んだりしたのですが、やっぱり『蜜蜂と遠雷』に1票。ピアノの音が聴こえてくる素晴らしい小説。(@kan09062029 さん)
  • ちょうどピアノの話だけど、良かったんだよ。(@nastuno_uta さん)
  • 長いけど一気読み! 登場人物たちがみんな素敵で、どんどん引き込まれていきました コンクール聴きに行ってみたい! ピアノも久しぶりに弾こうかな(@kazgamin さん)
  • ダントツで大好きです。音楽の高揚感、人と人が刺激し合うことで生まれる世界の幸福感を味わうことができる作品。(@liebezurwelt さん)
  • 読書中ずっと圧倒されっぱなしだった。演奏シーンでは実際に聴いているみたいに鳥肌が立ち、感動してしまった。これは確実に折に触れて読み返す作品になると思う。恩田陸さん一生応援してます!!(多聞 さん)
  • 至福の時間を与えてくれた1冊。 演奏される曲を聴きながらの読書は、1日の中でいちばん楽しみな時間になりました。(あの さん)
  • 国際ピアノコンクールを舞台とした若きピアニスト達の物語。恩田さんの文章を追いながら、様々なピアノ曲を肌で感じることができました。曲に演奏者それぞれの色彩がつき、興奮したり和んだり涙が出そうになったりと色々な感情を体感。音楽という「ギフト」を、ただ読んでいるだけの私でも受け取れました。この作品が読めて本当に良かったです。(mofu さん)
  • 月並みな言葉で言うと、音が聞こえてくる小説です。曲を知っていても知らなくても、音が溢れてきます。登場人物たちの静かな熱気を感じて、自分も会場で聞いているかのような気分で夢中で読んでしまいました。(つるぽん さん)
  • まるでコンクールの中にいるような感覚を味わうことができる、まさにそれが読書の醍醐味! 頁数の多い本だけれどそれを感じさせず、読み進めることができる。むしろボリュームがあるからこそ、世界観に浸れて満足できる一冊となった。 「読書って素晴らしい」と改めて感じることができる作品。(niaomi さん)

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