「マンガ」部門は2016年5月1日~2017年4月30日の期間に国内で発売された作品(8巻以下)から10タイトルのノミネート作品を選出。その中から読者の投票によって大賞が決定しました。
マンガ部門大賞
ブクログ大賞スタッフからのコメント
『夜廻り猫』は、2015年からTwitter上で始まった連載です。それがたくさんの人の支持を得て書籍化し、2017年の第21回手塚治虫文化賞の短編賞受賞をするまでになりました。今回の投票の際に寄せられた、みなさんからの声には、「どうしても大賞をとってほしい!」「みんなに読んでもらいたい!」という、熱のこもったものが本当にたくさんありました。
読んでいる人の心に寄り添ってくれる、やさしい物語を、ぜひこの機会によりいっそうたくさんの方に読んでいただけたらと思います。
本当に、おめでとうございます!
投票してくれた皆さんからのコメント(一部)
- Twitterから生まれ、Twitterで愛され、「出版できなかったら手作りします」とかほる先生が描き続けた #夜廻り猫 。みんなの1票でまた新たな奇跡が生まれるかも?(@s_hi_ppo さん)
- 大賞を取って欲しいのです。そして、多くの人に読んで欲しいのです。これは、いま僕らが無くしてはいけない、大事なものがいっぱい詰まったお話たちなのです。(@sasadebris さん)
- 夜廻り猫になりますように。夜廻り猫になりますように。これを読んで心穏やかになる人が増えますように。(@nicologarret さん)
- ふとした瞬間に手に取りたくなる作品。境遇問わず、どの年代の人にも通じる話が魅力。読めば必ず心に刺さる何かがあります。(@mutsuki_mutsu_m さん)
- 共感したり憤ったり笑ったり泣いたり、読んだ時の心情にそっと寄り添ってくれる作品です。強面の夜廻り猫、遠藤平蔵の渾身のにっこりに会ってください。(@kumapapa_san さん)
- 猫達が可愛らしいだけでなく、人間側の物語でも泣かされることが多々ある。(ミシシッピアカミミガメ さん)
- 毎回、癒され、励まされ、笑顔を頂き、共に泣く。遠藤平蔵と沢山の仲間たちの、ユーモアを忘れずに懸命に生きる姿。愛してやまない作品です。(たゆと さん)
- 人の心の柔らかいところを、ギュッと抱きしめてくれます。傷ついていても見えないふりをしているところにそっとよりそってくれます。自分のごまかしている心を教えてくれます。これはそんな作品なのです。(ぽち さん)
- 時に泣けて、時にほんわか。 辛いことがあった日も、なぜか元気になれる不思議な物語の数々。 8コマの中に人々の複雑な感情やエールを織り交ぜた作品です。 こんなに人に贈りたくなった漫画は初めて。(mocha さん)
- 答えの出ない悩みに、ただ聞いてくれる、そばにいてくれることが、ほんとうに大切で、ありがたいことなんだなと、あらためて気づかせてくれた。みんなみんな、生きていけますように。(ちゃんぷるー さん)