「フリー投票」部門は、2016年5月1日~2017年4月30日の間に読んだ本の中で、最も人に勧めたい書籍を投票する部門です。たくさん投票していただいた作品の中から、投票数と推薦コメントを元にブクログスタッフが1冊を選びました。
フリー投票部門大賞
ブクログ大賞スタッフからのコメント
ブクログ大賞フリー部門は、せなけいこさんの『ねないこは わたし』が選ばれました!著者、最初で最後の自伝的絵本です。読んでいると、とてもあたたかな感情が絵と文にのって読み手まで流れてくるのがわかります。子どもだけでなく、父や母、これから親になる全てのひと、かつて子どもだった全てのひと、ありとあらゆる人にお薦めしたい一冊です。
投票してくれた皆さんからのコメント(一部)
- かつて絵本を読んでいたとき、全ての夢がそこに描かれていたような気がした。子どもだったとき、自分のしたいこと、見たいこと、感じたいこと、全てがそこで代弁されていた気がした。年を重ねてから、所詮、わがままな夢を見たかっただけなのだと思っていた。せなけいこさんの本を読んで、どうやら間違っていたな、と思い直す。この本で、失っていた子供心を取り返すことができたのだから。(いわさわ さん)
- とっても贅沢な本です!エッセイとしてはもちろん、絵本で使用されている貼り絵の作成工程なんかもカラーで・・・!せなけいこさんの貼り絵は色使いも好きだなぁ。落語家さんの奥様である一面も作品に影響されると書いてあって、持ってる絵本を読み返したり。(๑•̀ㅂ•́)و✧(チェン さん)
- 働いている保育園の子どもたちの読み聞かせ絵本として、せなさんの絵本をたくさん読んでいます。そんなわたしにとって、この『ねないこはわたし』は、せなさんの絵本がどんなふうにできあがっていったのかが知れる、とても貴重な本です。ページをめくるたびにわくわくします!(小梅 さん)
- 読んでいて楽しくなる。多分、子どもの頃、せなけいこさんの絵本をたくさん読んで来たからだろう。その裏話が分かるのだ。楽しくないハズがない!(@miki74822 さん)