「小説」部門は2017年5月1日~2018年7月31日の期間に国内で発売された作品から5タイトルのノミネート作品を選出。その中から読者の投票によって大賞が決定しました。

小説部門大賞
メダル

かがみの孤城

ポプラ社

辻村深月さんからのコメント

辻村深月 『かがみの孤城』を書いている時にずっと思っていたのは、この話が誰かの「城」のような居場所になればいい、ということでした。

読んでくれた人ひとりひとりが、こころたちの「8人目」の仲間になってくれたら、こんなに嬉しいことはない、と。

受賞のお知らせを受けて、こんなに多くの人たちがこころたちの友達や仲間になってくれたのだと、とても、とても嬉しいです。

ブクログ大賞、心から、ありがとうございます!

辻村深月

ブクログ大賞スタッフからのコメント

すでに7冠を獲得している本作ですが、ブクログでの評価もかなり高い作品です。今、学校という場所になじめず苦しんでいる子どもや、子どもの頃の苦い記憶を持つ大人はもちろん、昔子どもだったことを忘れている大人にも、読んでいただきたい作品です。このあたたかい物語が、人から人の手へとバトンのように受け渡されていくことに胸が熱くなります。投票の際にみなさんから寄せられたコメントも印象的な作品でした。あらためて、受賞おめでとうございます!

投票してくれた皆さんからのコメント(一部)

  • 中学時代不登校だった私が推させていただきます。私にとって、とてもとても大切な一冊です。(@siasia115さん)
  • 文句なしに面白かった本作に投票します。あの有無を言わさぬ没入感、すごい。(@HaiNe7さん)
  • もう本屋大賞も獲ったけど、まだまだっ、あらゆる機会を捕まえてこの大傑作を推すぜ。 この作品をこれから読むという幸せな人を増やしたい。ぜひっ!(@ochaseijinさん)
  • 文豪の小説を読ますんでなく、子供にはこんな本を読書させたい。と思うような良い作品。読んでいて大人の私も先が気になってしょうがなかった。ファンタジーとミステリーを、ちっとづつ混ぜて話しは進んで行くのだけど、ラストに近づくにつれて、みんなを応援していた私。そして、謎の人物や、ある人物の事に目頭が熱くなった。読書後には何とも言えない良い余韻が残る。(カツンさん)
  • 私は学生時代、本当に孤独で学校に居場所がありませんでした。毎日学校に行きたくない、家にいたいと思っていました。そんな当時の私と似たような主人公達の物語に、共感する以上に胸を打たれました。学校が辛くて悲しみや苦しみを持っていて悩んでいる子供達に、是非読んでほしい一冊です。(しおりさん)
  • あの日のじぶんへ、こんな素敵な本があるから、きっときょうまで生きてこられたんだね、と言ってあげたいくらい、感動してあたたかい気持ちになりました。(Haruさん)
  • 自分が学校に通っていた頃ずる休みした時の気持ちを思い出しました。友達の大切さ、今でも連絡をとっている友達に会いたくなりました。(ルーさん)
  • 鏡の中の孤城に集められた子どもたちと"オオカミさま"。この時点で、こういう不思議さが好きな私はわくわくしました。それぞれが抱える事情ややりとりにもハラハラして、いくつもある謎に思いめぐらせているうちに読み終わってしまいました。悲しさもたくさんあるけれど、根底に優しさが流れていると感じられて好きな本です。(アイさん)

関連するリンク

ツイートする