「エッセイ・ノンフィクション」部門は2017年5月1日~2018年7月31日の期間に国内で発売された作品から5タイトルのノミネート作品を選出。その中から読者の投票によって大賞が決定しました。
エッセイ・ノンフィクション部門大賞
ブクログ大賞スタッフからのコメント
前野ウルド浩太郎さんによる学術的な逸話満載のエッセイ・ノンフィクション作が、圧倒的な支持を受けて大賞を受賞しました!虫取り網を構えながら妙な闘気を発しているウルドさんの姿が記される表紙は、大きな注目を集めました。そして何より驚きの逸話満載の中身は、いまなお多くの読み手に深い感銘を与えています。
ウルドさんのフィールドワーク、そして全力の研究生活が多くの読者に認められたともいえます。おめでとうございます!
投票してくれた皆さんからのコメント(一部)
- ユーモアもあるけど真面目で熱意に溢れたエッセイでした。学び続けること、信念をもって情熱を傾けることのの大切さを教えてくれます(ふかみえいさん)
- ただ笑えるという意味でも、アカデミックな意味でも、とても面白い内容でした。筆者のバッタ愛と、異国の土地の人々の魅力的な姿、そして社会問題に立ち向かうワクワク感、読み終わるのが寂しいと思えた本でした。(やーさん)
- 「使命感溢れるタイトルに対してこの表紙って…」ってところから一気に引き込まれて、気付いたら読み終えてた。おススメです。(@hakucho69goさん)
- すっごくふざけてるような事を、真面目にやっている。そして結果も評価もついてくる。初心を忘れた大人も、どうやって夢を叶えたらいいのか分からない子供もみんな読んでほしい。緑が眩しいぜ!(@masayuyuyunさん)
- 本読まない息子達が夢中になって読んでいた。バッタ博士偉大。(@Laura_Collieさん)
- やっぱりこの本、好きだ。 私は何になりたくて、何を倒したいんだろう、と思いつつ… 何はともあれ理屈抜きに何度読んでも楽しい!(@meimay_a_gogoさん)
- 予約して買って即読んで、愛しさがこんがらがって前野さんを倒したくなるくらい面白かったです。私も頑張ろうって思った。(@yakumamushi_mrrさん)
- 自著の宣伝の為に新書のキャラクターの扮装をしたという人は今まで存在しないだろう。前人未到、誰も目を付けない事を見つけて行動するというのがウルド博士の持ち味である。素晴らしい。(ハミルトンさん)
- 著者の研究に没頭する様にほのぼのし、困難な状況(将来的な意味で)にハラハラし、最終的に少年漫画のようなアツい展開に感涙しました。(LICOさん)
- 虫について興味は皆無だったのに、このエッセイは読ませてくれました。通訳のひとから研究所の所長さんまでみんな懸命にバッタを追う著者に手を差し伸べてくれ、グッと来るような言葉もありながら、面白いエピソードばかりで読んでいる間楽しかったです。(すたみな鞠太郎さん)