\次にくるマンガ大賞2021ノミネート作品/ノミネート10タイトルと著者情報を一挙紹介!

こんにちは、ブクログ通信です。

毎年恒例「次にくるマンガ大賞!」の2021年ノミネート作品が発表されました!

2021年のマンガ大賞には、3,582のエントリー作品が集結し、「コミックス部門」「Webマンガ部門」の2部門で大賞が決定します。今回は数あるノミネート作からブクログが厳選した10タイトルをご紹介いたします。

なお大賞の結果は、ダ・ヴィンチ編集部の選考とユーザー投票を経て、8月24日に「niconico生放送」で発表されます。これを機会に、発表前に手にとってみてはいかがでしょうか?

次にくるマンガ大賞2021ノミネート作

やまもり三香『うるわしの宵の月』(KC デザート)

内容紹介

女の子ながら、美しい容姿とスマートさで周囲から「王子」と呼ばれる滝口宵。だが本人は、「少女漫画のヒーローみたい」と憧れられることに複雑な思いを抱いていた。そんなとき突然出会ったのは、同じく「王子」と呼ばれる一つ上の男子生徒・市村先輩。上から目線な彼の物言いに、全然王子っぽくないと感じていた宵だったが……!?

著者:やまもり三香(やまもり・みか)さんについて

石川県生まれ。2005年に第2回AM(オールマーガレット)新人まんが大賞で『君のクチビルから魔法』が第2位を獲得し、デビュー作として『ザ マーガレット』に掲載される。2017年に『ひるなかの流星』が永野芽郁主演で実写映画化。デビュー後は長年、集英社のマーガレット専属契約という形で漫画を創作し続けてきたが、『椿町ロンリープラネット』の連載終了後からスピカワークスと契約を結び、フリーランスとなった。

やまもり三香さんの作品一覧

和山やま『女の園の星』(フィールコミックス)

内容紹介

これは、とある女子校の2年4組担任・星先生の日常の物語。学級日誌に描かれた生徒たちの絵しりとりに翻弄されたり、教室で犬の世話をしたり、漫画家志望の生徒にアドバイスしたりと、てんやわんやの日々を送る星先生。なんてことない日常だが、なぜこんなにも笑えて愛おしいのであろうか——!?

著者:和山やま(わやま・やま)さんについて

1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦(わやまともよし)」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。翌月には、第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。

和山やまさんの作品一覧

篠原健太『ウィッチウォッチ』(ジャンプコミックス)

内容紹介

鬼の力を持つ高校生・乙木守仁は、古い盟約により幼馴染の魔女・ニコと同居することになった。魔女修行から戻って幼馴染との再会にときめくニコだったが、実は守仁には、予言された災いからニコを守る使い魔としての使命があった……。“ドジっ子”ニコが魔法で回避不能なトラブルを巻き起こす、奇想天外なマジカルコメディが開幕!

著者:篠原健太(しのはら・けんた)さんについて

1974年千葉県生まれ。元サラリーマンから脱サラし、約2年で漫画デビューを果たした。2005年『赤マルジャンプ』WINTER号から『レッサーパンダ・パペットショー』でデビュー。2007年『週刊少年ジャンプ』にて『SKET DANCE』の連載を開始し、人気作家となる。2010年、同作で第55回小学館漫画賞少年向け部門を受賞。2016年『少年ジャンプ+』で『彼方のアストラ』を連載し、「マンガ大賞2019」で大賞を受賞した。

篠原健太さんの作品一覧

赤坂アカ『【推しの子】』(ヤングジャンプコミックス)

内容紹介

地方都市で産婦人科医として働くゴローの元に、彼の推しであり活動休止中のアイドル・星野アイがやって来た。双子を孕ったアイの出産に立ち会うことになったゴローだったが、出産直前に彼は命を落としてしまう。そして再び目を覚ましたゴローは、アイの子供・星野愛久愛海(ほしのあくあまりん、通称:アクア)として生まれ変わってしまい——。

著者:赤坂アカ(あかさか・あか)さんについて

1988年新潟県生まれ。漫画家兼イラストレーター。2011年に『電撃マオウ』で、『さよならピアノソナタ』のコミカライズ版の連載を担当。2012年、ボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」のキャラクターデザインを担当する。2013年には同誌で、「ib インスタントバレット」の連載を開始し、2015年に連載を終了。2015年に『ミラクルジャンプ』で、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の連載を開始。その後、掲載誌を『週刊ヤングジャンプ』に移し、2016年17号より連載中。

赤坂アカさんの作品一覧

福山リョウコ『恋に無駄口』(花とゆめCOMICS)

内容紹介

元女子校に入学してきた、顔だけは良い仁科・葵・シロ・マヤの4人の男子生徒たち。無形文化遺産代行保存部・通称「無駄部」の彼らだが、くだらないテーマを検証してはSNSにアップしたり、無駄口を叩いてばかりだった。そんなある日、少女漫画の原稿を落とした少女に恋の予感を覚えた仁科は……!?

著者:福山リョウコ(ふくやま・りょうこ)さんについて

和歌山県生まれ。2000年に『カミナリ』(『ザ花とゆめ』)でデビューし、2003年に『花とゆめ』で『悩殺ジャンキー』の連載を開始。2009年には同誌で、読み切り作品『モノクロ少年少女』を連載スタート。2013年には『覆面系ノイズ』の連載をスタートさせる。同作は2017年にテレビアニメ化と実写映画化を果たした。

福山リョウコさんの作品一覧

松本直也『怪獣8号』(ジャンプコミックス)

内容紹介

怪獣発生率・世界屈指の日本では、容赦なく怪獣が日常を脅かしていた。怪獣専門清掃業で働く日比野カフカは、ある日謎の生物によって身体が怪獣化してしまう。かつて防衛隊員を目指していたカフカは、怪獣化した体を生かし「怪獣8号」として、怪獣討伐の一員になるのだった。

著者:松本直也(まつもと・なおや)さんについて

2005年、第22回ジャンプ十二傑新人漫画賞に『SPIRITUAL PEOPLE』で最終候補となる。 同年、第27回十二傑新人漫画賞に、『ネコロマンサー』で十二傑賞受賞。2006年、『赤マルジャンプ』に同作が掲載されデビュー。『週刊少年ジャンプ』2009年27号に、JG1読切祭参加作として『ねこわっぱ!』を掲載し、『週刊少年ジャンプ』2009年50号より2010年11号まで連載。2013年『少年ジャンプNEXT!2013 AUTUMN』に『ポチクロ』を掲載し、『少年ジャンプ+』で2014年から2015年まで連載。2020年から『少年ジャンプ+』で『怪獣8号』を連載開始した。

松本直也さんの作品一覧

鳥谷コウ『佐原先生と土岐くん』(ジーンピクシブシリーズ)

内容紹介

喧嘩っぱやいヤンキーの土岐くんは、実は見かけによらずピュアな男子。そんな彼は、体育教師で担任の爽やかイケメン・佐原先生に好意を寄せており……。青すぎる直球片想いのゴングが鳴り響く——!!

著者:鳥谷コウ(とりや・こう)さんについて

漫画家。2019年『ジーンピクシブ』で『佐原先生と土岐くん』を配信。その他の作品に『浅春観測』などがある。

鳥谷コウさんの作品一覧

ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』(it COMICS)

内容紹介

一人暮らしの少食だから作ったところで食べきれない。でも、本当はもっと料理がしたい!そんな想いと職場のストレスを抱え、一人で食べきれないほどのご飯を作ってしまった料理好きの野本さんは、勇気を出して隣の隣に住む春日さんを夕食に誘ったところ……?

著者:ゆざきさかおみ(ゆざき・さかおみ)さんについて

漫画家。主な著作に『はいらなくても、いいじゃないか』(B.PilzCOMICS)、『深夜0時に腹が鳴り』 (シャルルコミックス)、『フランシス・ベーコンの恋愛脳』 (キュンBLコミック)などがある。現在ComicWalker(COMIC it)で『作りたい女と食べたい女』連載中。

ゆざきさかおみさんの作品一覧

熊倉献『ブランクスペース』

内容紹介

ある雨の日、同級生の片桐スイが不思議な力を持っていることを知った、女子高生の狛江ショーコ。その出会いをきっかけに仲良くなった二人だが、新しいクラスに馴染めないスイは、次第にいじめのターゲットとなってゆく。部活で忙しいショーコとスイの距離は、徐々に離れていってしまった。果たしてショーコはスイを救い出すことができるのか?

著者:熊倉献(くまくら・こん)さんについて

アフタヌーン四季賞「2012年夏のコンテスト」で佳作を受賞。2014年、『good!アフタヌーン』5号に読み切り『盤上兄弟』が掲載されデビュー。2016年『月刊アフタヌーン』で2017年2月号まで掲載された『春と盆暗』が初連載である。2018年「コミックDAYS」で『生花甘いかしょっぱいか』が2019年5月28日まで連載された。また「コミプレ-Comiplex」で、2020年8月7日から『ブランクスペース』を連載中。

熊倉献さんの作品一覧

迷子『プリンタニア・ニッポン』

プリンタニア・ニッポン(1)

プリンタニア・ニッポン(1)

著者 : 迷子

イースト・プレス

発売日 : 2020年9月17日

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内容紹介

地形設計士の佐藤は、生体プリンターで柴犬を作成しようとしたところ、何を間違ったか餅に手足が生えたような謎の生き物を出力してしまう。 謎の生物「プリンタニア・ニッポン」を飼育することにした佐藤は「すあま」と名付け、「すこしふしぎ」な日常を送ることとなるのだった。

著者:迷子(まいご)さんについて

漫画家。著作にまんがくらぶ(竹書房)掲載の『ねこまたのなりかけ』がある。ウェブサイト「マグミクス」で猫エッセイ連載中。

迷子さんの作品一覧

 

次にくるマンガ大賞オフィシャルページはこちらから


次にくるマンガ大賞(つぎにくるまんがたいしょう)とは

「次にくるマンガ大賞」は、2014年10月6日にniconicoとダ・ヴィンチの共催企画として、すでに売れているマンガではなく「次に流行るであろうマンガ」の発掘・紹介を目指し創設された。niconico上の「次にくるマンガ大賞」公式チャンネルにて自薦他薦問わずエントリー受付を行い、ノミネート作品をダ・ヴィンチ編集部が選考。その後niconico上でノミネートされた作品の中でユーザー投票を行い、各賞を決定する。
https://tsugimanga.jp/