こんにちは、ブクログ通信です。
第171回「芥川龍之介賞・直木三十五賞」(2024年上半期)の候補作が発表されました!
受賞作を決める選考会は7月17日(水)に東京で行われます。
そこで、今回ノミネートされた話題の著者・候補作を一挙ご紹介いたします。ぜひチェックしてみてくださいね。
芥川賞候補作
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』
尾崎世界観『転の声』
坂崎かおる『海岸通り』
向坂くじら『いなくなくならなくならないで』
松永K三蔵『バリ山行』
朝比奈秋『サンショウウオの四十九日』(新潮2024年05月号)

ブクログでレビューを見る
著者:朝比奈秋(あさひな・あき)さんについて
1981年京都府生まれ。2021年『塩の道』で第7回「林芙美子文学賞」を受賞。22年、同作を収録した『私の盲端』でデビュー。その他の著書に『植物少女』。現役の医師でもある。
参考リンク
尾崎世界観『転の声』

ブクログでレビューを見る
著者:尾崎世界観(おざき・せかいかん)さんについて
1984年、東京都生まれ。ロックバンド「クリープハイプ」のヴォーカル、ギターを担当。作家としても活動し、これまでに小説『祐介』、日記エッセイ『苦汁100%』『苦汁200%』『犬も食わない』千早茜との共著を上梓。
参考リンク
坂崎かおる『海岸通り』

ブクログでレビューを見る
著者:坂崎かおる(さかさき・かおる)さんについて
1984年東京都生まれ。2020年『リモート』で第1回「かぐやSFコンテスト審査員特別賞」を受賞。22年『嘘つき姫』で第4回「百合文芸小説コンテスト大賞」を受賞する。『嘘つき姫』は、初単著となる。
参考リンク
向坂くじら『いなくなくならなくならないで』

ブクログでレビューを見る
著者:向坂くじら(さきさか・くじら)さんについて
1994年名古屋生まれ。詩人、国語教室ことぱ舎代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」で朗読を担当。第一詩集『とても小さな理解のための』(しろねこ社)。
参考リンク
松永K三蔵『バリ山行』

ブクログでレビューを見る
著者:松永K三蔵(まつなが・けー・さんぞう)さんについて
1980年茨城県生まれ。小説家。関西学院大学文学部卒業。2021年『カメオ』で第64回「群像新人文学賞」優秀作を受賞し、デビューする。
参考リンク
直木賞候補作
青崎有吾『地雷グリコ』
麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』
一穂ミチ『ツミデミック』
岩井圭也『われは熊楠』
柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』
青崎有吾『地雷グリコ』

ブクログでレビューを見る
著者:青崎有吾(あおさき・ゆうご)さんについて
1991年神奈川県生まれ。小説家、推理作家。“平成のエラリー・クイーン”の異名をとる、本格ミステリ界の若きエース。代表作に、『体育館の殺人』『図書館の殺人』『ノッキンオン・ロックドドア』等がある。
参考リンク
麻布競馬場『令和元年の人生ゲーム』

ブクログでレビューを見る
著者:麻布競馬場(あざぶけいばじょう)さんについて
1991年生まれ。小説家。ニックネームは「アザケイ」。会社員兼覆面作家として活動し、Xやnoteにて作品を発表している。2022年、過去20作品を収録した短編集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』を刊行する。
参考リンク
一穂ミチ『ツミデミック』

ブクログでレビューを見る
著者:一穂ミチ(いちほ・みち)さんについて
2007年作家デビュー。以後主にBL作品を執筆。「イエスかノーか半分か」シリーズは20年にアニメ映画化もされている。21年、一般文芸初の単行本『スモールワールズ』が「直木賞」候補、「山田風太郎賞」候補に。同書収録の短編『ピクニック』は「日本推理作家協会賞」短編部門候補になる。その他著書に『パラソルでパラシュート』『砂嵐に星屑』『光のとこにいてね』等がある。
参考リンク
岩井圭也『われは熊楠』

ブクログでレビューを見る
著者:岩井圭也(いわい・けいや)さんについて
1987年生まれ。小説家。北海道大学大学院農学院修了。2018年『永遠についての証明』で第9回「野性時代フロンティア文学賞」を受賞。その他著書に『文身』『水よ踊れ』『この夜が明ければ』等がある。
参考リンク
柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』

ブクログでレビューを見る
著者:柚木麻子(ゆずき・あさこ)さんについて
1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に『フォーゲットミー、ノットブルー』で「オール讀物新人賞」を受賞し、デビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で「山本周五郎賞」と、「高校生が選ぶ高校生直木賞」を受賞。その他著書に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』、『らんたん』、エッセイに『とりあえずお湯わかせ』等がある。
受賞作の結果発表が楽しみですね!気になる作品は、ぜひ今からチェックしておきましょう!