第162回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が1月15日に行われ、芥川賞に古川真人さん「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」(『すばる』10月号掲載)、直木賞に川越宗一さん「熱源」(文藝春秋)が選ばれました!
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第162回芥川賞・直木賞候補作が決定!候補作11タイトルと著者情報を一挙紹介![2019年12月16日]
第162回芥川賞受賞作
古川真人さん 「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」(『すばる』10月号掲載)
『背高泡立草』は1月24日に単行本化される予定です。
著者:古川真人(ふるかわ・まこと)さんについて
1988年、福岡県福岡市生まれ。2016年「縫わんばならん」で第48回新潮新人賞を受賞し、デビュー。2017年、同作で第156回芥川賞候補にノミネート。2017年『四時過ぎの船』で第157回芥川賞候補。2018年、第31回三島由紀夫賞候補にノミネート。2019年、「ラッコの家」で第161回芥川龍之介賞に3度目のノミネート。芥川賞は今回で4度目のノミネート。
第162回直木賞受賞作
川越宗一さん『熱源』(文藝春秋)
著者:川越宗一(かわごえ・そういち)さんについて
1978年、大阪府生まれ。2018年『天地に燦たり』(文藝春秋)で第25回松本清張賞を受賞し、デビュー。『熱源』(文藝春秋)は、第10回山田風太郎賞候補、第9回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞。
参考リンク
川越宗一さん「熱源」インタビュー 「文明」の理不尽さにさらされる若者たち、生きる源は(好書好日/2019年9月29日)
あらためまして、受賞おめでとうございます!