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第163回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が7月15日に行われ、芥川賞に高山羽根子さん『「首里の馬」(『新潮』3月号掲載)』、遠野遥さん『「破局」(『文藝』夏季号掲載)』、直木賞に馳星周さん『少年と犬』が選ばれました!
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第163回芥川賞・直木賞候補作が決定!候補作10タイトルと著者情報を一挙紹介![2020年6月16日]
第163回芥川賞受賞作
高山羽根子さん「首里の馬」(『新潮』3月号掲載)
『首里の馬』は7月27日に単行本化される予定です。
著者:高山羽根子(たかやま・はねこ)さんについて
1975年、富山県生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒。2010年、「うどん キツネつきの」が第1回創元SF短編賞の佳作に選出され、同作収録したアンソロジー『原色の想像力』(創元SF文庫)でデビュー。2015年、「おやすみラジオ」が第46回星雲賞(日本短編部門)参考候補作に。同年、短編集『うどん キツネつきの』が第36回日本SF大賞最終候補。2016年、「太陽の側の島」で第2回林芙美子文学賞受賞。2018年、短編集『オブジェクタム』が第39回日本SF大賞最終候補作に。「居た場所」(『文藝』冬号掲載)で第160回芥川賞初ノミネート。2019年、「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」(『すばる』2019年5月号)で第161回芥川賞ノミネート。2020年、『首里の馬』で第163回芥川賞候補、三島由紀夫賞候補
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遠野遥さん「破局」(『文藝』夏季号掲載)
本作は7月4日に単行本化されています。
著者:遠野遥(とおの・はるか)さんについて
1991年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。東京都在住。2019年『改良』で第56回文藝賞を受賞しデビュー。2020年、『破局』で第163回芥川賞候補になる。
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第163回直木賞受賞作
馳星周さん『少年と犬』
著者:馳星周(はせ・せいしゅう)さんについて
1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。著者多数。近著に『アンタッチャブル』『陽だまりに天使たち ソウルメイト2』『神奈備』『比ぶ者なき』『神の涙』がある。2020年『少年と犬』で第163回直木賞候補。
あらためまして、受賞おめでとうございます!