\「読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」発表/受賞作を一挙紹介!

こんにちは、ブクログ通信です。

読者が選ぶビジネス書グランプリ2023」が発表されました!

「読者が選ぶビジネス書グランプリ」は、2016年に誕生したビジネスパーソンが「読むべき本」を選出するコンテストです。今年が8回目となりました。総合グランプリと共に、「イノベーション」「マネジメント」「政治・経済」「自己啓発」「リベラルアーツ」「ビジネス実務」の6部門で受賞作が決定します。

それでは、受賞作の内容紹介・著者情報を一挙にご紹介しますので、ぜひご覧ください!

オフィシャルページはこちらから

ビジネス書グランプリ2023

佐久間宣行『佐久間宣行のずるい仕事術』
後藤宗明『リスキリング』
斉藤徹『だから僕たちは、組織を変えていける』
成田悠輔『22世紀の民主主義』
樺沢紫苑『言語化の魔力』
平石直之『超ファシリテーション力』
オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』

総合グランプリ・自己啓発部門賞 佐久間宣行『佐久間宣行のずるい仕事術』

佐久間宣行のずるい仕事術
佐久間宣行『佐久間宣行のずるい仕事術
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内容紹介

サラリーマンでありながら、「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まってしまう、45歳のフツウのようでフツウじゃない、いま話題の佐久間宣行が教える、誰とも戦わず、好きなことで効率的に成果を出す62の仕事術。

著者:佐久間宣行(さくま・のぶゆき)さんについて

1975年11月23日、福島県いわき市生まれ。テレビプロデューサー、ラジオパーソナリティ。『ゴッドタン』『あちこちオードリー』『ピラメキーノ』『ウレロ☆シリーズ』『SICKS~みんながみんな、何かの病気~』などを手がける。元テレビ東京社員。2019年4月からニッポン放送のラジオ『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』のパーソナリティを担当。YouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」も人気。

佐久間宣行さんの作品一覧

ビジネス書グランプリ2023 部門賞

イノベーション部門賞 後藤宗明『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』

自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング
後藤宗明『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング
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内容紹介

リスキリングとは、「新しいことを学び、新しいスキルを身につけ実践し、そして新しい業務や職業に就くこと」で、主に企業の人材戦略の一環として言われる。今まではこうしたことは新規社員の採用で行ってきたが、近年日本でもリスキリングの重要性が叫ばれ、国や企業でもリスキリングの流れや取り組みが始まっている。こうした背景のなかで注目されているのが「個人のリスキリング」だ。今注目されている「リスキリング」がわかる&実践本。

著者:後藤宗明(ごとう・むねあき)さんについて

早稲田大学政治経済学部卒業後、1995年に富士銀行(現みずほ銀行)入行。2002年、グローバル人材育成を行うスタートアップをNYにて起業、卒業生約2,000名を輩出。2008年に帰国し、米国の社会起業家支援NPOアショカの日本法人を2011年に設立後、米国フィンテック企業の日本法人代表、通信ベンチャーの国際部門取締役を経て、アクセンチュアにて人事領域のDXと採用戦略を担当。2021年、日本初のリスキリングに特化した非営利団体、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立。2022年、AIを利用してスキル可視化を含むリスキリング・プロセス支援を可能とするカナダ初のリスキリングプラットフォーム、SkyHive Technologiesの日本代表に就任。石川県加賀市「デジタルカレッジKAGA」理事、広島県「リスキリング推進検討協議会/分科会」委員、経済産業省「スキル標準化調査委員会」委員、リクルートワークス研究所 客員研究員を歴任。日本全国にリスキリングの成果をもたらすべく、政府、自治体向けの政策提言および企業向けのリスキリング導入支援を行う。

後藤宗明さんの作品一覧

マネジメント部門賞 斉藤徹『だから僕たちは、組織を変えていける ―やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた』

だから僕たちは、組織を変えていける ―やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた
斉藤徹『だから僕たちは、組織を変えていける ―やる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた
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内容紹介

変わり続ける社会では、前例踏襲の管理型組織では対応していけない。組織に自律性をとりもどし、変化から学ぶ「学習する組織」を目指そう。そのために僕たちは、結果よりも「関係性」と向き合わなくてはならない。現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思う人に向けて、これからの時代にふさわしい組織になるための変革メソッドを紹介。管理職やリーダーはもちろん、現場の一社員であっても、チームをリードして「組織を変えていく」ための知見と技術とは。

著者:斉藤徹(さいとう・とおる)さんについて

1961年、川崎生まれ。慶應義塾大学理工学部卒業。1985年、日本IBM株式会社に入社し、29歳で退職。1991年2月、株式会社フレックスファームを創業し、ベンチャーの世界に飛び込む。その後、激しいアップダウンの後に、2005年、株式会社ループス・コミュニケーションズを創業。2016年、学習院大学経済学部特別客員教授に就任。2020年、ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授に就任。2019年、ライフワークとして、幸せ視点の経営学を学ぶオンラインの生涯学校「hintゼミ」を創設した。

斉藤徹さんの作品一覧

政治・経済部門賞 成田悠輔『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる』(SB新書)

22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
成田悠輔『22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる (SB新書)
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内容紹介

断言する。若者が選挙に行って「政治参加」したくらいでは日本は何も変わらない。これは冷笑ではない。もっと大事なことに目を向けようという呼びかけだ。何がもっと大事なのか? 選挙や政治、そして民主主義というゲームのルール自体をどう作り変えるか考えることだ。ゲームのルールを変えること、つまり革命である——。22世紀に向けて、読むと社会の見え方が変わる唯一無二の一冊。

著者:成田悠輔(なりた・ゆうすけ)さんについて

夜はアメリカでイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。ウェブビジネスから教育・医療政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、企業や自治体と共同研究・事業を行う。混沌とした表現スタイルを求めて、報道・討論・バラエティ・お笑いなど多様なテレビ・YouTube番組の企画や出演にも関わる。東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員などを兼歴任。内閣総理大臣賞・オープンイノベーション大賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35 Japan・KDDI Foundation Award貢献賞など受賞。

成田悠輔さんの作品一覧

自己啓発部門賞 樺沢紫苑『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える』

言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える
樺沢紫苑『言語化の魔力 言葉にすれば「悩み」は消える
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内容紹介

アウトプットの、その先へ——。自分の言葉で、人生を動かせ!精神科医として30年の経験と、YouTubeで4000超の悩み相談に答えてきた実績の集大成!著書累計218万部突破の大人気精神科医が贈る、究極の「悩み」解消本!あなたの悩みは、解消できます。それも、簡単な方法で——。

著者:樺沢紫苑(かばさわ・しおん)さんについて

精神科医、作家1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004 年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計60万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。シリーズ累計90万部の大ベストセラーとなった『学びを結果に変えるアウトプット大全』『学び効率が最大化するインプット大全』(サンクチュアリ出版)の他、38冊以上の著書がある。

樺沢紫苑さんの作品一覧

リベラルアーツ部門賞 田中孝幸『13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海』

13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
田中孝幸『13歳からの地政学: カイゾクとの地球儀航海
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内容紹介

子ども大人も知っておきたい世界のしくみ!「地政学」がわかれば、歴史問題の本質/ニュースの裏側/国同士のかけひき……が見えてくる!高校生・中学生の兄妹と年齢不詳の男「カイゾク」との会話を通じて、「地政学」が楽しくわかりやすく学べる一冊。

著者:田中孝幸(たなか・たかゆき)さんについて

国際政治記者。大学時代にボスニア内戦を現地で研究。新聞記者として政治部、経済部、国際部、モスクワ特派員など20年以上のキャリアを積み、世界40カ国以上で政治経済から文化に至るまで取材した。大のネコ好きで、コロナ禍の最中に生まれた長女との公園通いが日課。40代で泳げるようになった。

田中孝幸さんの作品一覧

ロングセラー賞(特別賞) 稲盛和夫『生き方』

生き方
稲盛和夫『生き方
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内容紹介

刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か?サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる「究極の人生論」。

著者:稲盛和夫(いなもり・かずお)さんについて

京セラ名誉会長、KDDI最高顧問、日本航空名誉会長。1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。1984年には稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。2022年8月逝去。著書に『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』『稲盛和夫のガキの自叙伝』『高収益企業のつくり方』『人を生かす』『従業員をやる気にさせる7つのカギ』(いずれも日本経済新聞出版)、『成功への情熱』(PHP研究所)、『生き方』(サンマーク出版)など多数。

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グロービス経営大学院賞(特別賞) オリバー・バークマン『限りある時間の使い方』

限りある時間の使い方
オリバー・バークマン『限りある時間の使い方
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内容紹介

人の平均寿命は短い。人生80年とすると、たった4000週間だ。自分の限られた4000週間を、いかにして過ごすのか。本書では、古今の哲学、心理学、スピリチュアル思想から、時間と時間管理を深く問い直す。人生の有限性を受け入れ、有意義な人生を築くためには?

著者:オリバー・バークマンさんについて

イギリス全国紙ガーディアンの記者。外国人記者クラブ(FPA)の若 手ジャーナリスト賞を受賞。英国で最も権威ある報道賞・オーウェル賞ノミネート経験も持つ。著書にベストセラー『限りある時間の使い方』他。

オリバー・バークマンさんの作品一覧

「読者が選ぶビジネス書グランプリ」とは

「読者が選ぶビジネス書グランプリ」は、ビジネスパーソンの読書習慣を育てて出版業界を盛り上げたいという思いから創設された賞です。8回目となる今年は、2021年12月から2022年11月の間に日本国内で刊行された書籍の中から、各出版社が1社5冊までエントリ-し、一般読者の投票から6つの部門賞と総合グランプリを決定します。

◆主催
グロービス経営大学院株式会社フライヤー