こんにちはブクログ通信です。
書店員を中心とした有志による選考委員が、誰かに薦めたいと思う「今一番フレッシュなマンガ」を投票で決める「マンガ大賞」!15回目となる今年のノミネート作が発表されました!
今回の一次選考では99人の選考員が投票を行い、235作品の中から上位10タイトルがノミネートされました。大賞は、2022年3月中~下旬に発表予定となっています!
「マンガ大賞2022」に選ばれるのは、はたしてどの作品でしょうか?
マンガ大賞2022ノミネート作
たらちねジョン『海が走るエンドロール』(ボニータコミックス)
内容紹介
65歳を過ぎ夫と死別したうみ子は、数十年ぶりに訪れた映画館で映像専攻の美大生・海(カイ)と出会い、自分は「映画が撮りたい側」の人間だったと気が付く。心を騒ぎ立てる波に誘われ、映画の海へとダイブしたうみ子の運命は——!?
赤坂アカ『【推しの子】』(ヤングジャンプコミックス)
内容紹介
地方都市で産婦人科医として働くゴローの元に、彼の推しであり活動休止中のアイドル・星野アイがやって来た。双子を孕ったアイの出産に立ち会うことになったゴローだったが、出産直前に彼は命を落としてしまう。そして再び目を覚ましたゴローは、アイの子供「星野愛久愛海」として生まれ変わってしまい——!?
和山やま『女の園の星』(フィールコミックス)
内容紹介
これは、とある女子校の2年4組担任・星先生の日常の物語。学級日誌に描かれた生徒たちの絵しりとりに翻弄されたり、教室で犬の世話をしたり、漫画家志望の生徒にアドバイスしたりと、てんやわんやの日々を送る星先生。なんてことない日常だが、なぜこんなにも笑えて愛おしいのであろうか——!?
松虫あられ『自転車屋さんの高橋くん』(torch comics)
内容紹介
強引な年下ヤンキーと、人付き合い下手なアラサーOL。不器用なふたりのピュアラブストーリー!
うめざわしゅん『ダーウィン事変』(アフタヌーンKC)
内容紹介
テロ組織「動物解放同盟(ALA)」が生物科学研究所を襲撃した際、妊娠中のメスのチンパンジーが保護された。生まれた子供は、半分ヒトで半分チンパンジーの「ヒューマンジー」チャーリーだった。それから15年間、人間の両親に育てられ、高校に入学したチャーリーは、頭脳明晰な「陰キャ」ルーシーと出会い……。
龍幸伸『ダンダダン』(ジャンプコミックス)
内容紹介
幽霊を信じる女子校生・綾瀬桃と、同級生で怪奇現象オタクのオカルト君は、互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君は心霊スポットのトンネルへとそれぞれ足を運んだところ……?果たして、運命の恋は始まるのか!?オカルティック怪奇バトル開幕!
魚豊『チ。―地球の運動について―』(BIG SPIRITS COMICS)
内容紹介
舞台は、異端思想が火あぶりに処せられていた15世紀のヨーロッパ。神童・ラファウは、飛び級で入学する予定の大学で「神学」を専攻することを期待されていた。ラファウにとってもそれは当然の選択で、合理性に従っている限り世界はチョロいはずだった。だがある日、ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」で——。
稲垣理一郎、池上遼一『トリリオンゲーム』(ビッグコミックス)
内容紹介
1,000,000,000,000$稼いで、この世の全てを手に入れろ!世界一のワガママ男・ハルと真面目なガクの最強コンビが、ゼロから起業し、グーグル、アマゾン、マイクロソフトを喰うミラクルを起こす!『Dr.STONE』の稲垣理一郎と『サンクチュアリ』の池上遼一が放つ、スタートアップコミックの決定版!
真造圭伍『ひらやすみ』(ビッグコミックス)
内容紹介
29歳、フリーター・生田ヒロトは、普通ならあるはずの(?)さまざまな将来の不安を一切もたない自由人だ。そんな彼はある日、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、タダで一戸建ての平屋を譲り受ける。そして、山形から上京した18歳の従姉妹・なつみちゃんと2人暮らしを始めるのだった。そんな彼の周りには、生きづらい“悩み”を抱えた人々が集まってきて……。
藤本タツキ『ルックバック』(ジャンプコミックス)
内容紹介
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と引きこもりの京本。そんな二人の少女を引き合わせたのは、漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって——。
マンガ大賞とは
マンガ大賞実行委員会によって主催されるマンガ賞。「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」で選ぶことをコンセプトにしている。発起人はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。2008年3月末に第1回マンガ大賞が発表され、今年で15回目を迎える。有志によるマンガ賞。マンガ大賞の選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品から、その年の一推し『マンガ大賞』を決定する。