こんにちはブクログ通信です。
書店員を中心とした有志による選考委員が、誰かに薦めたいと思う「今一番フレッシュなマンガ」を投票で決める「マンガ大賞」!16回目となる今年のノミネート作が発表されました!
今回の一次選考では102人の選考員が投票を行い、242作品の中から上位11タイトルがノミネートされました。大賞は、2023年3月中~下旬に発表予定となっています!
「マンガ大賞2023」に選ばれるのは、はたしてどの作品でしょうか?
マンガ大賞2023ノミネート作
馬上鷹将『あかね噺』
和山やま『女の園の星』
山口貴由『劇光仮面』
とよ田みのる『これ描いて死ね』
藤本タツキ『さよなら絵梨』
地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』
タイザン5『タコピーの原罪』
トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』
松木いっか『日本三國』
モクモクれん『光が死んだ夏』
馬上鷹将『あかね噺』(ジャンプコミックス)

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内容紹介
幼い頃に父の落語に魅了され、噺家の道を歩みだした17歳の朱音は、落語界の最高位「真打」になることを目指す!だが一流の技量を習得するには、様々の試練が待ち受けており……!?
著者:馬上鷹将(もうえ・たかまさ)さんについて
第64回「JUMPトレジャー新人漫画賞」で読切『勇者エグモント』が佳作を受賞。『少年ジャンプNEXT!』に『サイボーグチルドレン』を掲載し、デビューとなった。『少年ジャンプNEXT!!』に読切『GALAXY GANGS』を掲載した後、第10回金未来杯にエントリーし、『週刊少年ジャンプ』にリニューアル版『GALAXY GANGS』を掲載した。同誌で2016年52号から2017年13号まで『オレゴラッソ』を連載し、『ジャンプGIGA』に『霧の都のK・K』の短期連載を経て、2022年より『週刊少年ジャンプ』で『あかね噺』の連載を開始する。
和山やま『女の園の星』(フィールコミックス FCswing)

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内容紹介
とある女子校の教師・星先生の日常は、生徒たちの絵しりとりに翻弄されたり、教室で犬の世話をしたり、漫画家志望の生徒にアドバイスしたりと、実に賑やかだ。そんななんて事もない日常なのに、どうしてこうも笑えて愛おしいのであろうか!?
著者:和山やま(わやま・やま)さんについて
1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦(わやまともよし)」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。翌月には、第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。
山口貴由『劇光仮面』(ビッグコミックススペシャル)

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内容紹介
大学時代、実相寺二矢は特撮サークル「特美研(特撮美術研究会)」に所属し、仲間たちと「理想の特撮」を追求する。現実世界に干渉しうる特撮ヒーローはいかなるものか?それを可能にするための特美服(特撮スーツ)はいかにあるべきか?自分たちの特撮への熱き思いを実現するために邁進する実相寺たち。それがなぜ“人斬り実相寺”と呼ばれるに至ったのか!?今、ヒーローが裁かれる!
著者:山口貴由(やまぐち・たかゆき)さんについて
高校卒業後、小池一夫主催「劇画村塾」の5期生として2年間在籍し、劇画村塾の雑誌にデビュー作『NOTOUCH』を掲載。その後、1990年に「ジャックポット」誌に『サイバー桃太郎』を連載した。代表作は『覚悟のススメ』『シグルイ』。『マカロニほうれん荘』のファンでもあり、作者・鴨川つばめのお墨付きを貰い、同作品のリメイクを読み切り作品として執筆している。
とよ田みのる『これ描いて死ね』(ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

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内容紹介
漫画は“読む”だけではなく“描く”ことも出来るんだ!コミティア会場で高校一年生の安海相が受けた衝撃。同時に彼女は、長年憧れの存在である漫画家・☆野0が、通っている高校の国語教師・手島先生であるという衝撃の事実を知り——?
著者:とよ田みのる(とよた・みのる)さんについて
1971年生まれ。東京造形大学造形学部卒業。妻は漫画家のトミイマサコ。2002年に『月刊アフタヌーン』掲載の「ラブロマ」でデビュー。翌年に同誌で連載化した同作で連載デビューし、代表作となった。
藤本タツキ『さよなら絵梨』(ジャンプコミックス)

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内容紹介
私が死ぬまでを撮ってほしい。病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。二人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた——。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!
著者:藤本タツキ(ふじもと・たつき)さんについて
1992年秋田県出身。秋田県立仁賀保高等学校情報メディア科CGデザインコース卒、東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。2016年から2018年にかけ『少年ジャンプ+』で『ファイアパンチ』を連載。その後、『週刊少年ジャンプ』2019年1号より『チェンソーマン』の連載を開始し、2020年に第66回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞。翌年には、同作品でハーベイ賞BestManga部門を受賞した。
地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(ビッグガンガンコミックス)

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内容紹介
社畜街道の中年男性・佐々木の癒しは、煙草と行きつけのスーパーの店員・山田さんの接客くらい。ある夜、スーパーを訪れた佐々木だが、あいにく山田さんは不在で、今どき煙草を吸える場所もない。そんな佐々木に「ここなら吸える」と、奇抜な服装の田山という女性が声をかけてきて——?
著者:地主(じぬし)さんについて
漫画家。『月刊ビッグガンガン』に『ロクレイ-天成市りんね区役所第六感部助霊課活動記ー』『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』を連載中。
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』(ジャンプコミックス)

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内容紹介
元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり……。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ……!?
著者:阿賀沢紅茶(あがさわ・こうちゃ)さんについて
2020年、LINEマンガにてウェブトゥーン『氷の城壁』を掲載しデビュー。現在は『少年ジャンプ+』で『正反対な君と僕』を連載中。
タイザン5『タコピーの原罪』(ジャンプコミックス)

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内容紹介
地球にハッピーを広めるためやって来たハッピー星人の「タコピー」は、助けてくれた少女・しずかに一目惚れ。壮絶ないじめを受けるしずかを笑顔にすべく奔走するタコピーだが、タコピーの無垢な思いやりが、思いにもよらない事態を巻き起こして——。しずかに笑って欲しかっただけのタコピーが犯した罪とは……!?
著者:タイザン5(ファイブ)さんについて
2021年12月『少年ジャンプ+』で『タコピーの原罪』を連載し、デビューを果たす。同作は同サイト史上初の1日あたり200万以上の閲覧数を記録し、第51回「日本漫画家協会賞まんが王国とっとり賞」を受賞した。同年9月「タイザン5漫画賞」が創設され、タイザン5が特別審査員を務める。同年11月『週刊少年ジャンプ』50号より、『一ノ瀬家の大罪』の連載を開始する。
トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』(ボニータコミックス)

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内容紹介
13世紀、「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになったファーティマは、世界最高レベルの医療技術や科学知識を持つイラン出身。そんなファーティマが、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人のドレゲネと出会い——?歴史漫画の麒麟児・トマトスープさんが描く、モンゴル後宮譚!
著者:トマトスープさんについて
漫画家。Webメディア「マトグロッソ」(イースト・プレス)で海洋冒険飯漫画『ダンピアのおいしい冒険』を、マンガサイト「Souffle」(秋田書店)でモンゴル後宮譚『天幕のジャードゥーガル』を連載中。他、趣味で主に中世~近世の世界史をテーマとした歴史漫画を制作。
松木いっか『日本三國』(裏少年サンデーコミックス)

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内容紹介
理をもって、武を制す。ついに輪島桜虎率いる聖夷軍との戦の火蓋が切られた。歴史を動かす大合戦となったこの戦の始まりには、大胆不敵なある「偽計」が仕掛けられていた——。
著者:松木いっか(まつき・いっか)さんについて
2018年、23歳の時に『熱弾空間』で「第38回イブニング新人賞」大賞を受賞(松木一嘉名義)。2020年『週刊ヤングマガジン』で、『ブクロキックス』を連載開始。同年11月『くらげバンチ』で、秦三子原作の『シキブアイラブユー』作画を担当し、読切掲載。2021年『マンガワン』で、『日本三國』の連載を開始した。
モクモクれん『光が死んだ夏』(角川コミックス・エース)

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内容紹介
幼馴染のよしきと光は、とある集落で一緒に育ってきた。そんなある日、光が別の”ナニカ”にすり替わっていると感じたよしきだが、光と一緒にいたい気持ちから、光の姿をした”ナニカ”といつも通りの日々を過ごす。その時、集落では様々な事件が発生し……?
著者:モクモクれんさんについて
漫画家。東京都出身。初連載となった『光が死んだ夏』は、発売直後に初版部数の3倍の受注が殺到し、その後も重版を重ね、累計発行部数20万部を突破した。
マンガ大賞とは
マンガ大賞実行委員会によって主催されるマンガ賞。「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」で選ぶことをコンセプトにしている。発起人はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。2008年3月末に第1回マンガ大賞が発表され、今年で16回目を迎える。有志によるマンガ賞。マンガ大賞の選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品から、その年の一推し『マンガ大賞』を決定する。
https://www.mangataisho.com/about/