\マンガ大賞2023 結果発表/大賞作は『これ描いて死ね』に決定!

こんにちは、ブクログ通信です。

書店員をはじめ、さまざまな職業のマンガを愛する方々が「今一番フレッシュなマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2023」。その結果発表と授賞式が、3月27日に行われました!今年で16回目を迎えています。

今年、栄えある大賞に輝いたのは……

とよ田みのるさん『これ描いて死ね』でした!おめでとうございます。

その他ランキングは、こちらからチェック!気になった作品は、ぜひ本棚登録してみてくださいね。

オフィシャルページはこちらから

マンガ大賞2023 受賞作

大賞 とよ田みのる『これ描いて死ね』(ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)

これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
とよ田みのる『これ描いて死ね (2) (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

漫画は“読む”だけではなく“描く”ことも出来るんだ!コミティア会場で高校一年生の安海相が受けた衝撃。同時に彼女は、長年憧れの存在である漫画家・☆野0が、通っている高校の国語教師・手島先生であるという衝撃の事実を知り——?

とよ田みのるさんの作品一覧

面白かった。とよ田本は本当に良い!金剛さんラブロマ系も良いが、友達100人できるかなとか、本作の”これ描いて”などの人間模様やらがたまらなく愛しい。すんごいカロリーを感じる。島(伊豆大島がモデルらしい、巻末の取材漫画もたまらない)の学生がコミティア(漫画コンベンション)参加するための奮闘やら、各キャラクターの話、先生の話が非常に心に響く。

jubeさんのレビュー

2位 馬上鷹将『あかね噺』(ジャンプコミックス)

あかね噺 4 (ジャンプコミックス)
馬上鷹将『あかね噺 4 (ジャンプコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

幼い頃に父の落語に魅了され、噺家の道を歩みだした17歳の朱音は、落語界の最高位「真打」になることを目指す!だが一流の技量を習得するには、様々の試練が待ち受けており……!?

馬上鷹将さんの作品一覧

第1巻「あの日」で阿良川一生が下した判断の真意が朱音に語られるのか語られないのか。可楽杯編がついに決着。そして、新編突入。個性豊かな落語家が次々と登場。次巻の発売が楽しみでしかない。

ハビエルラスコーリニコフさんのレビュー

3位 和山やま『女の園の星』(フィールコミックス FCswing)

女の園の星 3 (フィールコミックス FCswing)
和山やま『女の園の星 3 (フィールコミックス FCswing)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

とある女子校の教師・星先生の日常は、生徒たちの絵しりとりに翻弄されたり、教室で犬の世話をしたり、漫画家志望の生徒にアドバイスしたりと、実に賑やかだ。そんななんて事もない日常なのに、どうしてこうも笑えて愛おしいのであろうか!?

和山やまさんの作品一覧

感性が凄い。定番だけど、アメトークで紹介されてるのを見て、読み始め。一巻二巻はレンタルで読んだけど、やはり購入しようと、思います。作者の人に、あなたは天才ですね、って伝わると良いな。

うえけいさんのレビュー

3位 阿賀沢紅茶『正反対な君と僕』(ジャンプコミックス)

正反対な君と僕 2 (ジャンプコミックス)
阿賀沢紅茶『正反対な君と僕 2 (ジャンプコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木は、自分の意見を言える物静か男子・谷くんに絶賛片思い中。だが周りの目が気になって普通に接せず、いつも谷くんにダル絡みばかり……。しかしある日勇気を出して、一緒に帰ろうと誘ってみたところ……!?

阿賀沢紅茶さんの作品一覧

バトル、殺人事件、ファンタジー…流行りの面白い漫画は自分なりに読破してきたつもりの学生時代。女子なのに、男兄弟もいないのになぜかラブコメは後回しだった。ラブコメ=お涙頂戴みたいな思い込みや偏見があって、NANAは読んだけどその後の私の恋愛モノのピークは「恋空」とかあの辺り。そんな私が暇つぶしに読んで出会ってしまった名作。学生時代にこんな漫画に出会えていたら、ちょっと人生違っていたかもと思うとそれもまた怖くなる程、登場人物の心理描写がとても丁寧で共感する。(一部抜粋)

Duffyさんのレビュー

5位 トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』(ボニータコミックス)

天幕のジャードゥーガル 1 (1) (ボニータコミックス)
トマトスープ『天幕のジャードゥーガル 1 (1) (ボニータコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

13世紀、「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになったファーティマは、世界最高レベルの医療技術や科学知識を持つイラン出身。そんなファーティマが、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人のドレゲネと出会い——?歴史漫画の麒麟児・トマトスープさんが描く、モンゴル後宮譚!

トマトスープさんの作品一覧

とても可愛らしい絵柄なのに、表情豊かで惹き込まれます!ふとしたモノローグに考えさせられました。また「勉強って何のためにするんだっけ?」を実感させてくれました。続きが気になります!

むらむらさんのレビュー

5位 松木いっか『日本三國』(裏少年サンデーコミックス)

日本三國 (3) (裏少年サンデーコミックス)
松木いっか『日本三國 (3) (裏少年サンデーコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

理をもって、武を制す。ついに輪島桜虎率いる聖夷軍との戦の火蓋が切られた。歴史を動かす大合戦となったこの戦の始まりには、大胆不敵なある「偽計」が仕掛けられていた——。

松木いっかさんの作品一覧

本作をお読みになられた方は、ぜひレビュー投稿をお願いいたします!

7位 藤本タツキ『さよなら絵梨』(ジャンプコミックス)

さよなら絵梨 (ジャンプコミックス)
藤本タツキ『さよなら絵梨 (ジャンプコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

私が死ぬまでを撮ってほしい。病の母の願いで始まった優太の映画制作。母の死後、自殺しようとした優太は謎の美少女・絵梨と出会う。二人は共同で映画を作り始めるが、絵梨はある秘密を抱えていた——。現実と創作が交錯しエクスプローションする、映画に懸けた青春物語!

藤本タツキさんの作品一覧

恩田陸さんの『中庭の出来事』を彷彿とさせる作品でした。どこまでが作品でどこまでが現実か分からない。コマ割りも独特で、小説のように行間を読むことをさせようとしているのかなと感じました。

麦の海さんのレビュー

8位 地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(ビッグガンガンコミックス)

スーパーの裏でヤニ吸うふたり(1) (ビッグガンガンコミックス)
地主『スーパーの裏でヤニ吸うふたり(1) (ビッグガンガンコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

社畜街道の中年男性・佐々木の癒しは、煙草と行きつけのスーパーの店員・山田さんの接客くらい。ある夜、スーパーを訪れた佐々木だが、あいにく山田さんは不在で、今どき煙草を吸える場所もない。そんな佐々木に「ここなら吸える」と、奇抜な服装の田山という女性が声をかけてきて——?

地主さんの作品一覧

テレビで紹介されていて興味はあったのだが、何だかタイトルが苦手でなかなか読まずにいた。読んでみたら、タイトルから想像していた内容とは全く違っていて良い意味で裏切られた。この二人のやりとりが楽しくて、いまから2巻を読みます!

すももさんのレビュー

9位 山口貴由『劇光仮面』(ビッグコミックススペシャル)

劇光仮面 (2) (ビッグコミックススペシャル)
山口貴由『劇光仮面 (2) (ビッグコミックススペシャル)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

大学時代、実相寺二矢は特撮サークル「特美研(特撮美術研究会)」に所属し、仲間たちと「理想の特撮」を追求する。現実世界に干渉しうる特撮ヒーローはいかなるものか?それを可能にするための特美服(特撮スーツ)はいかにあるべきか?自分たちの特撮への熱き思いを実現するために邁進する実相寺たち。それがなぜ“人斬り実相寺”と呼ばれるに至ったのか!?今、ヒーローが裁かれる!

山口貴由さんの作品一覧

1巻の時点ではどう話が転ぶのか良く判らなかったけど、どうやら「キックアス」のようなヴィジランテ物になりそうな展開。

ofellabutaさんのレビュー

10位 タイザン5『タコピーの原罪』(ジャンプコミックス)

タコピーの原罪 下 (ジャンプコミックス)
タイザン5『タコピーの原罪 下 (ジャンプコミックス)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

地球にハッピーを広めるためやって来たハッピー星人の「タコピー」は、助けてくれた少女・しずかに一目惚れ。壮絶ないじめを受けるしずかを笑顔にすべく奔走するタコピーだが、タコピーの無垢な思いやりが、思いにもよらない事態を巻き起こして——。しずかに笑って欲しかっただけのタコピーが犯した罪とは……!?

タイザン5さんの作品一覧

表紙のインパクトが強く、書店で見かけた記憶は確実にあり。で、年末特集でも見かける機会が多く、これは実際読んでみた方が良いのかも、ってことで。タコピーのこのルックス・キャラに対して、内容のヘビーさよ。でもその甲斐あって、遍く手に取られることになったのもあるだろうし、結果、いじめや虐待の可視化に繋がるのであれば、ナイス、作者!って感じ。

dai-4さんのレビュー

11位 モクモクれん『光が死んだ夏』(角川コミックス・エース)

光が死んだ夏 2 (角川コミックス・エース)
モクモクれん『光が死んだ夏 2 (角川コミックス・エース)
ブクログでレビューを見る

本棚に追加する!

内容紹介

幼馴染のよしきと光は、とある集落で一緒に育ってきた。そんなある日、光が別の”ナニカ”にすり替わっていると感じたよしきだが、光と一緒にいたい気持ちから、光の姿をした”ナニカ”といつも通りの日々を過ごす。その時、集落では様々な事件が発生し……?

モクモクれんさんの作品一覧

謎が深まる2巻。光の存在の謎と純粋な気持ち、暴走したら怖いな。やっぱり絵がきれい。ずっと追いかけます。読めて嬉しい。ありがとう。

maiakiさんのレビュー


マンガ大賞とは

マンガ大賞実行委員会によって主催されるマンガ賞。「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」で選ぶことをコンセプトにしている。発起人はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。2008年3月末に第1回マンガ大賞が発表され、今年で16回目を迎える。有志によるマンガ賞。マンガ大賞の選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品から、その年の一推し『マンガ大賞』を決定する。

https://www.mangataisho.com/about/