こんにちはブクログ通信です。
書店員を中心とした有志による選考委員が、誰かに薦めたいと思う「今一番フレッシュなマンガ」を投票で決める「マンガ大賞」!18回目となる今年のノミネート作が発表されました!
今回の一次選考では 人の選考員が投票を行い、 作品の中から上位10タイトルがノミネートされました。大賞は、2025年3月27日(木)に発表予定となっています!
「マンガ大賞2025」に選ばれるのは、はたしてどの作品でしょうか?
マンガ大賞2025ノミネート作
売野機子『ありす、宇宙までも』
和山やま『女の園の星』
田村隆平『COSMOS』
こだまはつみ『この世は戦う価値がある』
白川蟻ん『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』
泉光『図書館の大魔術師』
まるよのかもめ『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』
城戸志保『どくだみの花咲くころ』
クワハリ『ふつうの軽音部』
鍋倉夫『路傍のフジイ』
売野機子『ありす、宇宙までも』

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内容紹介
朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。幼い頃に両親からバイリンガル教育を受けていたが、その死によって結果的にどちらの言語も拙くなり、日々の授業についていくことができない。そんな中ありすが出会ったのは、孤高の天才・犬星くん。「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」「おれが君を賢くする。」両親がいる天国に近づくために、一人の少女が日本人初の女性宇宙飛行士船長になるまでの物語。
作者:売野機子(うりの・きこ)さんについて
2009年「楽園 Le Paradis」にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』『ロンリープラネット』『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』『売野機子のハート・ビート』『ルポルタージュ』ほか、著書多数。
和山やま『女の園の星』

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内容紹介
とある女子校の教師・星先生の日常は、生徒たちの絵しりとりに翻弄されたり、教室で犬の世話をしたり、漫画家志望の生徒にアドバイスしたりと、実に賑やかだ。そんななんて事もない日常なのに、どうしてこうも笑えて愛おしいのであろうか!?
作者:和山やま(わやま・やま)さんについて
1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦(わやまともよし)」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回「ちばてつや賞」一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回「文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞」を受賞。翌月には、第24回「手塚治虫文化賞」短編賞を受賞した。
田村隆平『COSMOS』

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内容紹介
人の嘘が見抜ける高校生・水森楓は、謎の女子高生・穂村燐と出会う。失踪した水森の友人・相澤を地球外生命体と言い放つ穂村は、実は宇宙人専門の保険会社「COSMOS」の者で——!?
作者:田村隆平(たむら・りゅうへい)さんについて
1980年岐阜県生まれ。03年「週刊少年ジャンプ」掲載の『URA BEAT』でデビュー。09年『べるぜバブ』で人気を博し、アニメ化も果たす。その後「ジャンプ」で『腹ペコのマリー』『灼熱のニライカナイ』を連載。23年「月刊サンデーGX」で『COSMOS』の連載を開始する。
こだまはつみ『この世は戦う価値がある』

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内容紹介
伊東紀理、社会人3年目。積まれるエナドリ、仕事不調、セクハラ職場にモラハラ彼氏。「人の役に立ちたい」一心で生き抜く日々に、一通の封書が届く。そこに入っていたのは一枚のカード。それは、彼女が自由に生きる権利となった。25歳、捧げるだけの人生の終わり。そして、人生最大最後のリベンジが始まる!
作者:こだまはつみさんについて
2015年、第77回「小学館新人コミック大賞」の少女漫画部門佳作でデビュー。少女漫画誌で読み切り作品を数作発表。『ざんげ飯』が初連載。好きな食べ物は伊勢うどん。
白川蟻ん『死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから』

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内容紹介
魔法学校に通う17歳のオリアナは、ある日恋人のヴィンセントと共に原因不明の死を迎える。死ぬ前の記憶を持ったまま、7歳の姿に死に戻ったオリアナ。愛しい恋人との再会を夢見ながら幾年を過ごし、やっと再会するも、彼はオリアナのことを何も覚えていなくて……。
作者:白川蟻ん(しらかわ・ぎん)さんについて
東京都在住。2011年『アーチャーズ・カルテット』で「講談社アフタヌーン四季賞」を受賞し、漫画家デビューを果たす。
泉光『図書館の大魔術師』

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内容紹介
アムンという小さな村に暮らす耳長の少年は本が大好きであったが、耳長で貧乏だったため、村の図書館を使うことができなかった。そんな少年は差別が存在しない本の都・アフツァックに行くことを夢見る。ある日、少年は憧れのアフツァックの図書館で働く司書(カフナ)と出会う。この司書との出会いが、少年の運命を大きく変えることに。孤独な少年が未来を切り拓く、異世界ビブリオファンタジー堂々開幕!
作者:泉光(いずみ・みつ)さんについて
1989年生まれ。2011年「ジャンプSQ.19」にて読切『フィフス・ドーン -Fifth dawn-』を掲載し、漫画家デビュー。翌年、「ジャンプスクエア」にてアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の漫画化作品で、連載デビューを果たす。
まるよのかもめ『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』

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内容紹介
望月美琴、21歳・営業事務!おっとり・ほんわかな彼女の幸せは……ドカ食い!?!?ガッツリ・こってり・山盛りの食べ物をひたすらに食す!カロリーのオーバードーズで”至る”、限界突破の禁断グルメギャグ!
作者:まるよのかもめさんについて
2024年「ヤングアニマルWeb」にて、グルメコメディ『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』を連載し、人気を博す。本作は、『次にくるマンガ大賞2024』Webマンガ部門第8位にランクインした。
城戸志保『どくだみの花咲くころ』

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内容紹介
癇癪持ちで予測不能な動きをする信楽は、クラスでも浮いた存在。なんでもソツなくこなす優等生の清水は、図工の時間に盗み見た彼の紙粘土の作品に心を奪われ、遠くから信楽の観察をはじめることに。ある日、清水は偶然近所の空き地に信楽が入っていく姿を見つける。彼が帰ったあと、その場所にいくとそこには独創的な形の草人形があった。その人形をみた清水は衝撃を受け、信楽沼にハマってゆき……?
作者:城戸志保(きど・しほ)さんについて
「アフタヌーン四季賞」2022年秋のコンテストにて読切『どくだみの花咲くころ』が受賞し、2024年より連載をスタートさせる。
クワハリ『ふつうの軽音部』

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内容紹介
ちょっと渋めの邦ロックを愛する鳩野ちひろは、憧れのギターを購入し、入学した高校で軽音部に入部する。個性豊かな部員たちに困惑しつつも、早速メンバー探しをすることになった鳩野だが……?
作者:クワハリさんについて
「ジャンプルーキー!」に投稿した「ふつうの軽音部」で人気を博し、2024年「少年ジャンプ+」で連載を開始する。作画は出内テツオが担当する。
鍋倉夫『路傍のフジイ』

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内容紹介
職場では空気みたいな存在感の独身男性。なのに、その生き方は破格の格好良さ!コスパとかマウントとか承認欲求とか、そういうものの為に戦ってる人生がなんだかどうでもよくなってくる……我々の価値観の外側で生きる男がここに!令和のニューヒーロー「フジイ」が、みんなが囚われている「幸せ」の概念ごと、爽快にぶち壊してゆく!
作者:鍋倉夫(なべ・くらお)さんについて
2023年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて『路傍のフジイ』を連載し、話題を呼ぶ。その他代表作に、『リボーンの棋士』がある。
マンガ大賞とは
マンガ大賞実行委員会によって主催されるマンガ賞。「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」で選ぶことをコンセプトにしている。発起人はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記。2008年3月末に第1回マンガ大賞が発表され、今年で18回目を迎える。有志によるマンガ賞。マンガ大賞の選考対象は、その年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品から、その年の一推し『マンガ大賞』を決定する。
https://www.mangataisho.com/about/