\次にくるライトノベル大賞2021結果発表/『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』が1位に!

こんにちは、ブクログ通信です。

次にブレイクするライトノベルを発掘し、ユーザー投票で決める新しい賞「次にくるライトノベル大賞」。初開催となった今回は、133のノミネート作品の中から累計116,343票、62,688ユーザー投票により受賞作、上位作品が決定しました!

そこでブクログでは、受賞した作品の中から上位10作品をご紹介いたします!気になる作品がありましたらチェックしてみてくださいね。

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「次にくるライトノベル大賞2021」受賞作上位10位

総合1位 WEB発単行本部門最優秀賞 木乃ひのき『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(ガルドコミックス)

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 1 (ガルドコミックス)
木乃ひのき『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する 1 (ガルドコミックス)
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内容紹介

公爵令嬢リーシェの人生には、”20歳で命を落としては婚約破棄の瞬間に戻ってしまう”という秘密があった。あらゆる職業で様々な人生を経験してきたリーシェの7回目の人生では、「今度こそ長生きをしてゴロゴロした生活を送りたい!」と願っていた。そう決意し城を飛び出すリーシェだったが、その矢先で皇国ガルクハインの皇太子・アルノルトと邂逅する。実はアルノルトは”騎士”だった前世でリーシェを殺害した張本人なのだが、アルノルトに気に入られ、結婚を申し込まれてしまったリーシェは——!?

著者:木乃ひのき(きの・ひのき)さんについて

6月12日生まれ、長野県出身、O型。代表作に『NO.6』(原作/あさのあつこ)、『ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する』(原作/雨川透子)他多数。

木乃ひのきさんの作品一覧

総合2位 ロケット商会『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』(電撃の新文芸)

内容紹介

大罪を犯した者は最も重い「勇者刑」に処され、勇者としての罰を与えられる。その罰とは、魔王軍を発生させる魔王現象の最前線で、魔物に殺されようとも蘇生され戦い続けなければならないというものだ。あらゆる罪を犯した性格破綻者で構成される「懲罰勇者部隊」のリーダーであり、《女神殺し》の罪で勇者刑に処された元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは、戦の最中に今まで存在を隠されていた《剣の女神》テオリッタと出会い——。

著者:ロケット商会(ろけっとしょうかい)さんについて

「カクヨム第1回web小説コンテスト」にて『勇者のクズ』で大賞(現代アクション部門)を受賞しデビュー。

ロケット商会さんの作品一覧

総合3位 書き下ろし新作部門最優秀賞 みかみてれん『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ! (※ムリじゃなかった!?)』(ダッシュエックス文庫)

内容紹介

「二度とぼっちなんかに戻らない!勝ち取るんだ、最高の高校生活を!」ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューした甘織れな子。だが、根が陰キャなため憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前に。そんなれな子にある日、学校のスーパースター・王塚真唯という友達ができた。真唯がいれば毎日がんばれそうと思っていたれな子だったが……!?

著者:みかみてれんさんについて

ライトノベルから漫画原作に至るまで、さまざまなジャンルで大活躍中の作家。得意の百合ジャンルはもちろん、人気のファンタジーに加え「事情があって男の子のフリをしているがその実美少女であることがバレバレなクラスメイトに対し、むしろ全力で気づいていないよう努力する男子高校生のお話」まで、さまざまな物語を書きこなして好評を博す。代表作は「女同士とかありえないでしょと言い張る女の子を、百日間で徹底的に落とす百合のお話」(みかみてれん文庫)「勇者の君ともう一度ここから。」(LINE文庫エッジ)など。漫画原作に「おとめバレ」(コミックキューン)がある。

みかみてれんさんの作品一覧

総合4位 桜瀬彩香『薬の魔物の解雇理由』

内容紹介

人と人ならざる者達が共に暮らすウィーム領に迷い込んだ少女・ネアは、命を削り契約した魔物から恩恵を得る才職「歌乞い」という託宣を受けた。静かに暮らしたいネアは、低位の相手を求めて唱歌の儀式を行うが、夜の森より現れたのは、美しい魔物の王・ディノで……?

著者:桜瀬彩香(さくらぜ・あやか)さんについて

2021年『薬の魔物の解雇理由』にて作家デビュー。

桜瀬彩香さんの作品一覧

総合5位 WEB発文庫部門最優秀賞 三嶋与夢『俺は星間国家の悪徳領主!』(オーバーラップ文庫)

内容紹介

星間国家アルグランド帝国。その辺境惑星を治める伯爵家で幼くして当主となった転生者・リアムは、善良さ故に奪われ続けた前世の反省から、今度は「悪徳領主」として民を虐げようとするも、受け継いだ領地はこれ以上虐げようのない荒れ果てっぷりだった!!悪徳領主らしく振る舞いながらも、虐げられるよう領地を繁栄させていくリアム。そんなリアムに民の好感度は上がりっぱなしで——。

著者:三嶋与夢(みしま・よむ)さんについて

鹿児島県出身。ライトノベル作家。別名義に旧ペンネームの「わい」がある。

三嶋与夢さんの作品一覧

総合6位 十夜『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました! ?』(SQEXノベル)

内容紹介

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したルチアーナは、前世ではアラサー喪女で「生まれ変わったら、モテモテの人生がいいなぁ」なんて妄想していたが、断罪イベントを避けるため今世も大人しくやり過ごそうとしていた。それなのに、どうしてみんな寄ってくるの!?おまけに私が、世界で一人だけの『世界樹の魔法使い』だなんて——!?

著者:十夜(とうや)さんについて

ライトノベル作家。小説投稿サイト「小説家になろう」にて『悪役令嬢は溺愛ルートに入りました!?』を連載し、人気を博す。

十夜さんの作品一覧

総合7位 二日市とふろう『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』(オーバーラップノベルス)

内容紹介

2008年9月15日、リーマンショック勃発。ある女性もまた時代の敗者となり、乙女ゲームの悪役令嬢・桂華院瑠奈に転生してしまった。時は、バブル崩壊後の金融機関連鎖破綻前。少し違う歴史を歩んだ世界で過ごす瑠奈は、あるきっかけで「桂華グループ」の財政状況を知った。身内を救うべく、前世の知識を元にハイテク関連の投資を開始する瑠奈。そんな中、不良債権による連鎖破綻の悪夢が襲いかかり……?報われないかつての『時代』に抗うため、瑠奈は起死回生の一手を打つ!

著者:二日市とふろう(ふつかいち・とふろう)さんについて

ライトノベル作家。小説投稿サイト「小説家になろう」にて『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』ほか多数作品を連載する。

二日市とふろうさんの作品一覧

総合8位 三河ごーすと『義妹生活』(MF文庫J)

内容紹介

高校生の浅村悠太は、親の再婚をきっかけに同級生の綾瀬沙季と、一つ屋根の下で暮らし始めた。同い年で美人で見た目がギャルの沙季は、一見して地味な悠太にとってあまり関わらないタイプの異性だ。だが沙季が、他者との距離の取り方が近く、男女関係や兄妹関係に慎重な価値観を持つことを知り、次第に二人は新しい生活に居心地の良さを感じていく。

著者:三河ごーすと(みかわ・ごーすと)さんについて

『ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー』で第18回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、同作で電撃文庫よりデビュー。代表作として『自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ?』(MF文庫J)、『理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?』(MF文庫J)など。

三河ごーすとさんの作品一覧

総合9位 書店員が選ぶ!私のイチオシ部門 最優秀賞 燦々SUN『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(角川スニーカー文庫)

内容紹介

「И наменятоже обрати внимание」。隣の席に座る絶世の銀髪美少女アーリャさんは、ロシア語で俺を罵倒する言葉を呟いたと勝ち誇ったように笑った。だが、事実は違う。さっき彼女が放ったロシア語は、「私のことかまってよ」と言っていたのだ!実は俺、久瀬政近のロシア語リスニングはネイティブレベルなのだ。そんな事とは露知らず、今日も甘々なロシア語でデレてくるアーリャさんにニヤニヤが止まらない!?

著者:燦々SUN(さんさんさん)さんについて

ライトノベル作家。代表作は『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』シリーズで、2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代第1位を獲得したほか、2021年で最も売上部数の多かったライトノベルとなった。

燦々SUNさんの作品一覧

総合10位 久宝忠『水属性の魔法使い』(SQEXノベル)

内容紹介

異世界に転生した青年・涼は、初めての魔法を唱えた。コップ一杯の水で始まるスローライフは、常に死と隣り合わせの日常であった。おまけに隔絶されたロンド亜大陸で人間は彼一人。生活に不都合はないものの、首なし騎士との剣戟、アサシンホークの襲撃、ドラゴンとの邂逅と慌ただしい。持ち前の呑気さか、隠しスキル「不老」のおかげか、気づけば20年が経過していた。いつしか人類最高峰の魔法使いに到達し、天才剣士アベルとの出会いが、涼を歴史の表舞台へと引き上げていき……?

著者:久宝忠(くぼう・ただし)さんについて

ライトノベル作家。早稲田大学第一文学部を卒業後、外資系コンサル、教員、社長として務め、キャリアを積んできた。

久宝忠さんの作品一覧


次にくるライトノベル大賞(つぎにくるらいとのべるたいしょう)とは

「次にくるライトノベル大賞」とは、次世代にブレイクするであろうライトノベルを一般読者自らがエントリーし、またユーザーの投票で大賞を決める新しい賞。初の開催となる同賞の発表会は、オンラインで生放送され、総合司会に松澤千晶、プレゼンター・ゲストに赤羽根健治、千葉翔也、松井恵理子、三澤紗千香が参加し、ノミネート総数133作品の中から大賞の栄誉に輝く瞬間を見守った。
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