【2021年6月】ブクログで話題の本をご紹介

こんにちは、ブクログ通信です。
6月にブクログで話題になった本をピックアップさせて頂きました!
みなさん、6月は何冊の本を読まれましたか?まだ出会われていない作品があれば
ぜひ、手に取ってみてくださいね。

週間ランキングの急上昇作品

辻村深月さん 『琥珀の夏』

内容紹介

カルトと批判された「ミライの学校」で子どもの死体が見つかった。弁護士の法子は、この遺体は、ある少女ではないかと予感する……。子どもの頃に参加した「ミライの学校」の夏合宿で、学校ではうまく馴染めなかった法子も、合宿では「ずっと友達」と言ってくれるある少女に出会った。この遺体があの子だとしたら……。

小野寺史宜さん『ひと (祥伝社文庫)』

内容紹介

女手ひとつで僕を育ててくれた母が、急死した……。ひとりになった僕は、大学を辞め、就職先もない。ある日、吸い寄せられるように入った砂町銀座商店街の惣菜屋で、最後に残った50円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲ったことから不思議な繋がりが生まれる……。

本棚登録数が急増した作品

芦沢央さん『神の悪手』

内容紹介

6月26日放送の王様のブランチで紹介され注目が集まりました!
棋士の養成機関である奨励会。厳しい年齢制限による退会が迫る中で昇段の気配すらない岩城啓一は、三段リーグ戦の前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられる……。後がない男の将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に振り回されながらも前進しようとする人々の葛藤を描き出す一冊。

朱野帰子さん 『対岸の家事 (講談社文庫)』

内容紹介

家族のために「家事をすること」を仕事に選んだ、専業主婦の詩穂。娘と二人だけの毎日に、自分の選択が正しかったのか迷っていた。そんな彼女のまわりには、性別や立場が違っても、同じように苦しむ人たちがいた。誰にも頼れず独り抱え込み、限界を迎える彼らに、詩穂はそっと寄り添い、自分にできることを考える——。

第165回芥川賞・直木賞候補作が決定!

一穂ミチさん『スモールワールズ』

内容紹介

仮面主婦と家庭に恵まれない少年。ある「秘密」を抱えたまま出戻ってきた姉と暮らす高校生の弟。向き合うことができなかった父と子。それぞれが抱える色々な形の悲しみに優しく寄り添う連作集。6月11日に発表の第165回「芥川賞・直木賞」候補作で最も本棚登録数が急上昇しました!

おわりに

みなさんいかがでしたか。気になる作品には出会えましたか?
ぜひ読書生活の参考にしてくださいね!