【2022年1月】ブクログで話題の本をご紹介

こんにちは、ブクログ通信です。

1月にブクログで話題になった本をピックアップさせて頂きました!

みなさん、1月は何冊の本を読まれましたか?まだ出会われていない作品があれば
ぜひ、手に取ってみてくださいね。

週間ランキングの急上昇作品

凪良ゆう『わたしの美しい庭』(ポプラ文庫)

内容紹介

ふたり暮らしの小学生・百音と統理は、同じマンションに住む路有と三人で朝食をとる。マンションの屋上には、統理が管理する小さな神社があった。どんな悪癖や悪い縁も、すべてを断ち切ってくれるという神社には、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが……。

中山有香里『泣きたい夜の甘味処』

内容紹介

とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。夢をあきらめた夜、愛する人を想う夜、自分のことが嫌いになった夜。そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。

本棚登録数が急増した作品

垣谷美雨『もう別れてもいいですか』(単行本)

内容紹介

モラハラ夫に悩まされる58歳の主婦・澄子は、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会を機に、離婚を決意。だが財産分与や経済力の不安、娘夫婦の不和など、離婚には困難が山積みだった。はたして澄子は、人生を取り戻すことができるのか——?

畑野智美『大人になったら、』(中公文庫)

内容紹介

三十五歳の誕生日を迎えたメイ。「いつから彼氏いないんですか?」「何が目標なんですか?」——失礼な後輩に憤慨しつつも、カフェの副店長としてそれなりに充実した生活を送っている。毎日同じメニューを頼むお客さんも、そんな日常の一部だったのだけど……。

第166回芥川賞・直木賞受賞作決定!!

第166回芥川龍之介賞、直木三十五賞の選考会が1月19日に行われ、芥川賞に砂川文次さん『ブラックボックス(『群像』8月号掲載)』、直木賞に今村翔吾さん『塞王の楯』、米澤穂信さん『黒牢城』が選ばれました!受賞作品はブクログ通信でも紹介させて頂きました。

砂川文次『ブラックボックス』(『群像』8月号掲載)

内容紹介

自衛隊を辞め、いまは自転車便メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、今日も都内をひた走る。昼間走る街並みや倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで、見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。

今村翔吾『塞王の楯』

内容紹介

越前「一乗谷城」は織田信長に落とされた。家族を失った幼き匡介は、石垣職人の源斎に助けられ穴太衆の飛田屋で育った。そこで匡介は、「最強の楯」である石垣を作るため石積みの技を磨き続ける。だがその一方で、毛利元康が国友衆に鉄砲作りを依頼した。「至高の矛」たる鉄砲を作ることが、戦の抑止力になると信じる国友衆の次期頭目・彦九郎は、「飛田屋を叩き潰す」ことを宣言し——。

米澤穂信『黒牢城』

内容紹介

「本能寺の変」の四年前。織田信長に反旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、ある難事件に翻弄される。村重は、土牢の囚人で織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めるも……。

おわりに

みなさんいかがでしたか。気になる作品には出会えましたか?
ぜひ読書生活の参考にしてくださいね!