こんにちは、ブクログ編集部です。
厳しい寒さが続く毎日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
昨年に引き続き、ブクログの人気「ブックリスト」企画「#2021年私のベスト本」にご参加いただきました、みなさんありがとうございます!今回は、みなさんが作成した「#2021年私のベスト本」から反響のあった「ブックリスト」と作品をご紹介させていただきます!!
「#2021年私のベスト本」で注目の集まったブックリスト!
ユーザー名:naonaonao16gさん
おすすめポイント
悩みまくって厳選した3冊!
最も印象に残ったのは、川上未映子さんの「夏物語」。Twitterで感想が未映子さんご本人に届いたのも嬉しかった。
続いて朝井リョウさんの「正欲」。多様性という、一見、誰も敵に回さないような言葉を、一気に突き落とす。最後は、金原ひとみさんの「アンソーシャルディスタンス」。大好きな作家さんの一冊ということと、コロナ禍をテーマにした作品は、やはり入れておきたい。
ユーザー名:まことさん
おすすめポイント
岩井俊二さん『零の晩夏』は、ミステリーと恋愛の融合がただただ面白かったです。私は、やっぱり今年1番でした。辻村深月さん『琥珀の夏』は、友情の物語として。小林由香さん『チグリジアの雨』は、涙なくして読めませんでした。まだ、読まれていない方は是非。
ユーザー名:ひまわりめろんさん
おすすめポイント
相当長い間読書習慣から離れていた自分が、転職を機に本の虫に戻った2021年でした。その中でも一番大きかったのは、今野敏さんとの出合いです こんなベテラン作家さんと遅まきながら出会ったおかげですでにたくさん作品が出ていて読み放題という僥倖。中でも出合いの一冊と大好きな隠蔽捜査シリーズそして今年の今野敏さんベストの3冊を選びました!
ユーザー名:kazekaoru21さん
おすすめポイント
選ぶのは難しいですが、印象深かった本でもあります。
ザリガニの鳴くところ。今までとタイプの違う感動で現実逃避できました。三度目の恋。古典は苦手ですが、伊勢物語をモチーフに現代の視線を絡め、興味深く読めました。犬がいた季節。地方都市の高校生感、胸がきゅんとなる青春がよく表れていた。個人的に近鉄沿線が懐かしかった。
ユーザー名:かえでさん
おすすめポイント
今年は本を読む時間をたくさん取れて、結果過去最高、150冊を突破するはず。
そんな中から選んだ3冊は、すべて物語ではありません。
自然・暮らし・服と、わたしを構成する上で外せないものを選出。
心地よく生きるために必要なものはそんなに多くない───こんなことを教えてくれる3冊です。
来年はもっと、執着せず、すべての生き物にフェアな選択をして、地球すべてが幸せになる一歩をしっかりと歩んでいこう。
まだまだあります!「#2021年私のベスト本」ブックリストはこちら
素敵なブックリストの投稿ありがとうございました!!
今回、惜しくも紹介しきれなかった、みなさんの「#2021年私のベスト本」ブックリストも、ぜひチェックしてみてくださいね。
「#2021年私のベスト本」で最も多く登録された注目の作品は……!?
朝井リョウ『正欲』
内容紹介
不登校の息子がいる検事・啓喜。初めての恋に気づいた女子大生・八重子。一つの秘密を抱える契約社員・夏月。ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。その繋がりは、”多様性を尊重する時代”にはひどく不都合なものだった——。これは共感を呼ぶ傑作か、目を背けたくなる問題作か。あなたの想像力の外側を行く、朝井リョウさん気迫の書き下ろし長篇。
おわりに
ここまでおつきあいいただきありがとうございました!みなさんの素敵なブックリストを参考に、まだ読んだことがない作品は、ぜひこの機会に手に取ってみてくださいね!