こんにちは、ブクログ通信です。
慶應義塾大学、東京大学、明治学院大学、立教大学、早稲田大学の5大学の文芸系クラブ・サークルの代表者で行われる「大学対抗! 書評バトル」が8月12日(日)開催です!
昭和文芸復刊ブックレーベル「P+D BOOKS」の3周年を記念して、芥川賞選考委員を務める、作家・島田雅彦氏を審査委員長に、ヒット作『さよなら、田中さん』で話題の14歳・中学生作家の鈴木るりか氏、『僕の未来だった君へ』で知られる作家・鳥海嶺氏がゲスト審査員に加わり、昭和文芸を熱く語る1日に。
イベント観覧者を募集いたします!
各名門大学の文芸サークルの猛者たちがが事前に選んだP+D BOOKSの作品・作家の魅力を、5分間の制限時間内で、熱い想いを込めてプレゼンしていただきます。会場にいる方々と審査員の投票により、1番読みたくなった作品をプレゼンした登壇者に最優秀賞、第2位の方に審査員特別賞をそれぞれ、授与。そのほか、昭和文芸好きのゲスト審査員・鈴木るりか氏による、昭和文芸に関するトークショー。鳥海嶺氏による番外編書評バトルも実施します。
猛暑に負けない、熱い書評バトルが繰り広げられる!充実の内容です!
昭和の文豪が残した名作への熱い思いを、大学生の皆さんにプレゼンしていただきます。その白熱した闘いをぜひ応援しませんか?
P+D BOOKSとは
P+D BOOKS=Pはペーパー、Dはデジタルの略で、後世に受け継がれる昭和文芸の名作でありながら、現在入手困難となっている作品を、手軽な価格のペーパーバックとデジタル書籍を同時かつ同価格発売する、小学館のまったく新しいブックレーベルです。
http://www.pdbooks.jp/index.html
企画概要
- 参加大学
- 慶應義塾大学、東京大学、明治学院大学、立教大学、早稲田大学(50音順)
- 審査委員
- 審査委員長・島田雅彦氏(作家・芥川賞選考委員)、鈴木るりか氏(『さよなら、田中さん』著者)、鳥海嶺氏(『僕の未来だった君へ』著者)、P+D MAGAZINE編集長ほか。
- 観覧者応募方法
- 下記の応募フォームに必要事項をご記入のうえ、送信してください。
(応募者多数の場合は抽選の可能性があります。ご了承ください)
注意事項
- イベント詳細は小学館P+D MAGAZINEの応募フォームをご確認ください。
審査委員紹介
島田雅彦(しまだ・まさひこ)さん
1965年東京都に生まれ、東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。1983年在学中『海燕』掲載の『優しいサヨクのための嬉遊曲』でデビューし芥川賞候補。1984年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞受賞。『僕は模造人間』(1986年4月)『ドンナ・アンナ』(1986年9月)『未確認尾行物体』と、郊外の新興住宅を舞台にした若年層の生活を、奇抜な語彙を用いつつ軽妙な筆致で描く作風で、新世代の作家として注目を浴びる。1987年までに6度芥川賞候補となり最多候補記録。1992年『彼岸先生』泉鏡花賞受賞。『忘れられた帝国』(1995年)、『自由死刑』(1999年)2003年には「自らの代表作とすべく書いた」という『無限カノン3部作』(『彗星の住人』『美しい魂』『エトロフの恋』)を完成。2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞受賞、2008年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2016年、『虚人の星』で毎日出版文化賞受賞。1998年近畿大学文芸学部助教授に就任。2003年法政大学国際文化学部教授。2000年から2007年まで三島由紀夫賞選考委員、2010年下半期より芥川賞選考委員となる。
鈴木るりか(すずき・るりか)さん
2003年東京都生まれ。史上初、小学4年生、5年生、6年生時に3年連続で小学館主催『12歳の文学賞』大賞を受賞。あさのあつこさん石田衣良さん、西原理恵子さんらが、その才能を手放しで絶賛した「スーパー中学生」。2017年、14歳の誕生日に大賞受賞作を含めた連作短編集『さよなら、田中さん』発表。近年では珍しいローティーンの文壇デビューで、各メディアの注目を集めベストセラーに。
鳥海嶺(とりうみ・りょう)さん
1996年千葉県生まれ。木更津工業高等専門学校在学中。趣味は登山や神社仏閣への参拝、名勝観光、ゲーム、読書など。現在は春休みや夏休みなどの長期休暇中、あるいは何かしら思い浮かんだ時に文章を書いている。