ブクログ大賞が始まりました!
みなさんの投票で決まるブクログ大賞ですが、「ノミネートされている作品、読んだことないし投票しづらいなあ」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
前回、森絵都さん『みかづき』に続き、「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位!第7回山田風太郎賞受賞!2017年本屋大賞第3位!塩田武士さん『罪の声』をご紹介します!ぜひ内容紹介とユーザーレビューなどを見て参考にしてください。
そもそも、ブクログ大賞のノミネート作品って、どうやって選んでいるの?
2016年5月1日から2017年4月30日の期間に発売された日本語刊行書籍の中から、ブクログでの登録数・評価数をもとに各部門のノミネート作品を選出しています。
ブクログ大賞小説部門ノミネート作品 塩田武士さん『罪の声』
ブクログの登録者数:1916人 ★4.03
内容紹介
曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。テープを再生すると幼い自分の声が聞こえてくる。それは未解決の「ギン萬事件」で、恐喝に使われた音声とまったく同じものだった――。
\ おすすめのレビュー!/
圧倒的な構成力、真に迫る推理、すごいの一言でした。
これだけの犯罪が闇に消えてしまったのも珍しいのだが、本書の中では事件の謎が解き明かされていく。本当か、本当かと何度も問いかけて、でもやっぱりこれはフィクションなんだなと思い至る。その迫真力に脱帽です。
次回は池井戸潤さん『陸王』をご紹介します!お楽しみに!