ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門ノミネート作品をご紹介! 田中圭一『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』

ブクログ大賞が始まりました!
みなさんの投票で決まるブクログ大賞ですが、「ノミネートされている作品、読んだことないし投票しづらいなあ」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。
前回は土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を取り上げました。今回は多くのメディアで紹介されいまだ売上を伸ばしているベストセラー、田中圭一さんの『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』をご紹介します!ぜひ内容紹介とユーザーレビューなどを見て参考にしてください。

そもそも、ブクログ大賞のノミネート作品って、どうやって選んでいるの?

2016年5月1日から2017年4月30日の期間に発売された日本語刊行書籍の中から、ブクログでの登録数・評価数をもとに各部門のノミネート作品を選出しています。

ブクログ大賞エッセイ・ノンフィクション部門ノミネート作品 田中圭一さん『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』


ブクログの登録者数:792人 ★3.91評価

内容紹介

自身もうつ病を患い、快復した経験を持つ田中圭一さんが、同じく経験者たちにインタビューを重ねた実録漫画。大槻ケンヂ、宮内悠介、内田樹から、OL、編集者、教師など、多彩な顔ぶれが語る自身の「うつヌケ」。

\ おすすめのレビュー!/

うつ病に罹患した著者が自身の経験とほか16人のうつ病罹患者からのインタビューをもとに”うつの病い体験”をマンガにまとめた一冊。17人それぞれの家族背景、職業、発症機転などの相違のなかに共通する認知傾向、発症エピソード、寛解までの経緯やカタルシスが繰り返し見られ、うつ罹患者の視点を理解しやすい構成になっています。再発を恐れる罹患者の心理も学ぶことができました。すごく読みやすくておすすめです。

ikfamilymedicineさんのレビュー

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次回は人文書部門のノミネート作をご紹介いたします。どうかお楽しみに!