ハーパーBOOKSからの献本企画第二弾!もうあなたは飛行機に乗れなくなる?!スペイン大使館推薦図書のヨーロッパ・オカルト・ミステリ、フランシスコ・ナルラ『ブラックボックス』を10名様にプレゼントします。
応募の締め切りは、2016年12月12日(月)終日です。
読んだら乗るな、乗るなら読むな!?スペイン発!現役パイロット作家による衝撃のオカルトミステリー
生存者ゼロ。
殺人衝動に憑かれた旅客機のパイロットと、ある心霊研究家。
高度3千メートル、32年の時を経て互いが交錯するとき、恐るべき惨劇が――!
《スペイン大使館紹介図書》傑作オカルト・ミステリー
スペインの旅客機パイロット、トマスは大西洋上を飛行中にひどい頭痛に見舞われ、以来フライト先で衝動に駆られるまま殺戮を繰り返してきた。二重生活は完璧だった。血への渇望がコントロールできているあいだは――その32年前、ある心霊研究家がスペイン寒村の礼拝堂で奇妙な音声の録音に成功する。
それは聞いてはいけない声、後の惨劇の幕開けになる声だった……。
担当編集者からのコメント
2015年3月24日にフランス南東部で起きた、旅客機の墜落事故はご記憶にあるだろうか?
バルセロナ発の格安航空会社ジャーマンウィングス9525便がアルプス山中に墜落、乗員乗客全員の命が失われた悲劇は、副操縦士が故意に起こしたものと断定され、世界中にショックを与えた。本書はまさにそれを予言したかのような内容で、スペインで2015年に大手出版社から緊急再発売が決まった異色作(初版は2010年)。
著者フランシスコ・ナルラは飛行時間9000時間を超える現役パイロット。コックピット内の詳細な描写や管制とのやりとりには臨場感があふれる飛行機内のストーリーが横軸だとすれば、縦軸はスペインの寒村に端を発する超常現象。殺人衝動をおさえられずフライト先で殺戮をくりかえすパイロットと、霊魂の声を録音してしまい謎の解明に憑かれたアマチュア心霊研究家。現在と過去が平衡して描かれていくなか32年の時を経て二人の運命が交差し、怒涛のクライマックスへ――!
オカルト・サスペンスの怖さだけでなく、随所にのぞくユーモアと(主人公のパイロットを除く)魅力的な登場人物たち。心霊研究家と飼い猫のやりとり、連続殺人の存在に気づき、独自の操作をはじめる南米コスタリカの捜査官と娼婦のロマンスなど、闇を照らす光の描き方が秀逸!
スペイン大使館推薦<ニュー・スパニッシュ・ブックス>でも紹介された本書、北欧やフランスともまた違うヨーロッパ・ミステリの真髄をぜひ味わってみてほしい。(担当O)
応募概要
- フランシスコ・ナルラ『ブラックボックス』
上記タイトルをブクログ本棚に登録後、レビューを書いてくださる方を募集。
- 応募人数
- 10名様
- 応募締切
- 12月12日(月)終日
注意事項
- ご回答頂きました内容は、その後プロモーションを目的に使わせていただく可能性がございます。
- その際、場合によっては、ご回答を一部改変させていただきますことをご了承下さい。
- 個人情報の取り扱いに関しましては、弊社「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」をご覧ください。