こんにちはブクログ編集部です。
ブルーバックス献本企画!吉田伸夫さん『時間はどこから来て、なぜ流れるのか?最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」』を5名様へプレゼントいたします!
応募の締め切りは、2020年2月4日(火)終日です。
たくさんのご応募お待ちしております!
科学が捉えた「時間の本質」――時間は過去から未来へ流れて《いない》!?
内容紹介
時間の正体は、宇宙の起源につながっている。
時間とは何か?時は本当に過去から未来へ流れているのか?「時間が経つ」とはどういう現象なのか?
先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。
相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。
「時間が経つ」あるいは「時が流れる」とは、どういうことだろうか?
目の前に置かれた時計を見つめている自分を想像していただきたい。時計の針が、3時ちょうどを指しているのを見たとしよう。そのままじっと時計を見つめていると、秒針がゆっくりと一周し、長針がわずかに進んで、3時1分を指すのが見える。さらに見つめ続けると、やがて針は3時2分を、続いて3時3分を指す。
時計を見ている人にとって、針がある時刻を指すのを目にする場合、その時刻だけがリアルな瞬間だと感じられる。針が3時2分を指しているならば、3時1分を指す光景は過去の記憶であり、3時3分を指すことは未来の予測である。どちらも、3時2分を示す時計を目の当たりにしている「いま」のようなリアリティは感じられない。時計を見つめ続けると、時計の針は、しだいに、その後の時刻へと動いていく。この状況を素朴に解釈すると、眼前の時計が示す「いま」の時刻が、後へ後へと移動していくことを表すようにも思われる。
さて、ここで考えていただきたい。こうした「時の流れ」は、意識の外にある物理世界においても、客観的な出来事として起きているのだろうか?言い換えれば、「時の流れ」は物理現象なのか――という問題である。
『時間はどこから来て、なぜ流れるのか?最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」』プレゼントに応募する
著者紹介
著者:吉田伸夫(よしだ・のぶお)さんについて
1956年、三重県生まれ。東京大学理学部卒業、東京大学大学院博士課程修了。理学博士。専攻は素粒子論(量子色力学)。科学哲学や科学史をはじめ幅広い分野で研究を行っている。ホームページ「科学と技術の諸相」(http://www005.upp.so-net.ne.jp/yoshida_n/)を運営。著書に『明解 量子重力理論入門』『明解 量子宇宙論入門』『完全独習相対性理論』『宇宙に「終わり」はあるのか』(いずれも講談社)、『光の場、電子の海』(新潮社)、『素粒子論はなぜわかりにくいのか』『量子論はなぜわかりにくいのか』『科学はなぜわかりにくいのか』(いずれも技術評論社)など多数。
応募概要
- 内容
- 吉田伸夫さん『時間はどこから来て、なぜ流れるのか? 最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」』をブクログ本棚に登録後、レビューを書いてくださる方を募集。
- 応募人数
- 5名様
- 応募締切
- 2020年2月4日(火)終日
※当選は配送をもってかえさせていただきます。
※当選者には2月7日(金)までに配送手配いたします。
『時間はどこから来て、なぜ流れるのか?最新物理学が解く時空・宇宙・意識の「謎」』プレゼントに応募する
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