<締切りました>「私はこの人たちの体験こそ歴史だと言いたかった」-朴沙羅さん『家(チベ)の歴史を書く』5名様にプレゼント!

「私はこの人たちの体験こそ歴史だと言いたかった」-朴沙羅さん『家(チベ)の歴史を書く』5名様にプレゼント!

こんにちはブクログ編集部です。

9月14日、朴沙羅(ぱく・さら)さんが『家(チベ)の歴史を書く』を刊行しました。「私の家族はいつどのように、どうして日本へとやってきたのか。その後どうやって生きたのか」を知るため、朴さんが親族にインタビューして編まれた「生活史」の書です。朴さんいわく、「私はこの人たちの体験こそ歴史だと言いたかった」。ぜひご覧いただければと思います。

発売を記念して、ブクログからこの『家(チベ)の歴史を書く』を抽選で5名様にプレゼントいたします!

応募の締め切りは、2018年10月2日(火)終日です。

ふるってのご応募お待ちしております!

家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家(チベ)の記録――『家(チベ)の歴史を書く』

朴沙羅さん『家(チベ)の歴史を書く (単行本)
ブクログでレビューを見る

内容紹介

ガルシア=マルケスが一族の歴史を書き表したくて『百年の孤独』を発明したように、朴沙羅は自らの一家の歴史を表すのに、独自の魅力的な言語を見出した。――星野智幸(小説家)

か細く小さな声で語られた、「歴史の中の人生」の、驚くべき物語。若き俊英による「生活史」の決定版。――岸政彦(社会学者)

—————————–
「私の家族は、いつどうやって、なぜ日本に来たのだろう」「個人の人生を、どうしたら歴史として残せるのだろう」家族への親愛と歴史への洞察に満ちた、ある家(チベ)の記録。

誠奎(ソンギュ)伯父さんに、大学院に進学することを伝えた。すると彼はそもそも大学院とはなんなのか、そこに行ってどうするのかと訊いた。私は「大学に行ったあとでさらに勉強するところです」「そこに行ったら博士になります」と答えた。すると伯父さんは「それでどうすんねん」と尋ねた。私は「家(チベ)の歴史を書きます」と答えた。
けれども、結局まだ「家(チベ)の歴史」を書けていない。それは私にとって、歴史を書くとは具体的に何に目をつけどうすることなのか、わからないままだからだ。それでも、私は伯父との約束を果たさなければならない。いったん啖呵を切ってしまったのだから、書いてみせなければならない。(「はじめに」より抜粋)

『家(チベ)の歴史を書く』プレゼントに応募する

著者:朴沙羅(ぱく・さら)さんについて

研究者。専攻は歴史社会学。神戸大学国際文化学研究科(文化相関専攻)講師。
京都大学文学部を経て、2013年京都大学大学院文学研究科(行動文化学専攻)博士後期課程研究指導認定退学。文学博士。立命館大学国際関係学部准教授を経て現職。
主著に『外国人をつくりだす』(ナカニシヤ出版、2017年)。編著に『最強の社会調査入門』(ナカニシヤ出版、2016年)、訳書にポルテッリ『オーラルヒストリーとは何か』(水声社、2016年)。2018年9月に『家(チベ)の歴史を書く』(筑摩書房)を刊行。

朴沙羅さんの作品ランキングはこちら

応募概要

内容
朴沙羅さん『家(チベ)の歴史を書く』をブクログ本棚に登録後、レビューを書いてくださる方を募集。
当選人数
5名様
応募締切
10月2日(火)終日
※当選は配送をもってかえさせていただきます。
※当選者には10月8日(月)までに配送手配いたします。

『家(チベ)の歴史を書く』プレゼントに応募する

注意事項

  • ご回答頂きました内容は、その後プロモーションを目的に使わせていただく可能性がございます。
  • その際、場合によっては、ご回答を一部改変させていただきますことをご了承下さい。
  • 個人情報の取り扱いに関しましては、弊社「プライバシーポリシー(個人情報保護方針)」をご覧ください。