こんにちは、ブクログ通信です。
ブクログユーザーさんにおすすめしたい出版社別の作品紹介第12弾!
今回は、大人気「週刊少年ジャンプ」をはじめとする漫画雑誌や、ファッション誌、文芸、写真集など幅広い書籍を扱う「集英社」さんの作品選です。
ブクログユーザーさんがまだ目をつけていない作品を揃えましたので、これを機にどしどし本棚登録してみてくださいね。レビュー投稿もお待ちしております!
集英社おすすめ作10選
増田こうすけ『ギャグ小説日和 転校生』
週末北欧部chika『フィンランド くらしのレッスン』
松澤くれは『転売ヤー殺人事件』
森田真生『僕たちはどう生きるか』
誉田哲也『フェイクフィクション』
宮本輝、吉本ばなな『人生の道しるべ』
斜線堂有紀『星が人を愛すことなかれ』
麻布競馬場『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』
上畠菜緒『イグアナの花園』
佐原ひかり『スターゲイザー』
1.増田こうすけ『ギャグ小説日和 転校生』(JUMP j BOOKS)
人気漫画『ギャグマンガ日和』の増田こうすけさん、小説デビュー!
内容紹介
海外からの転校生・浦賀。Wi-Fi知らず、いつも腹ペコ。クラス中の注目を集める彼には、ある疑惑が……!?あいつはいったい、何者だ!?文学界も騒然の増田文学の第1作!
著者:増田こうすけ(ますだ・こうすけ)さんについて
1976年愛知県生まれ。1999年「月刊少年ジャンプ」掲載の『夢 -赤壁の戦い-』でデビュー(「増田耕助」名義)。その後同誌で『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』を連載。「月刊少年ジャンプ」休刊に伴い、「ジャンプスクエア」へ移籍する。本作は2005年にテレビアニメ化も果たした。その他の作品に、『ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々』等がある。
2.週末北欧部chika『フィンランド くらしのレッスン』
累計21万部突破のシリーズ最新作!
内容紹介
北欧好きをこじらせた著者が、憧れの地「フィンランド」で見つけた「自分らしい生き方」とは?フィンランド式スタイル、考え方を学びながら、自分らしい生き方を見つけゆく等身大の魅力が詰まったコミックエッセイ。
著者:週末北欧部chikaさんについて
北欧好きをこじらせてしまった会社員。フィンランドが好き過ぎて12年以上通い続け、ディープな楽しみ方を味わいつくした自他ともに認めるフィンランドオタク。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修業を始める。モットーは「とりあえずやってみる」。そんなこじらせライフをSNSアカウント「週末北欧部」にて発信中! 好きなものは水辺、ねこ、酒、1人旅。初著『マイフィンランドルーティン100』(ワニブックス)も大好評!
3.松澤くれは『転売ヤー殺人事件』(文庫)
舞台演出家兼作家・松澤くれはさんの最新ミステリー小説!
内容紹介
誇り高く転売を生業とする主人公。だが、転売ヤーを狙う連続殺人が発生!世間のバッシングも高まる中、彼の未来は……!?
著者:松澤くれは(まつざわ・くれは)さんについて
1986年富山県生まれ。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒業。演劇ユニット“火遊び”代表。舞台脚本家・演出家として、オリジナル作品をはじめ人気小説の舞台化も数多く手掛ける。著作に『星と脚光』(講談社タイガ)、『りさ子のガチ恋・俳優沼』『鴎外パイセン非リア文豪記』、小説原作の舞台化に『殺人鬼フジコの衝動』(真梨幸子著)、『天帝のはしたなき果実』(古野まほろ著)、『私を知らないで』(白河三兎著)などがある。
4.森田真生『僕たちはどう生きるか』(文庫)
若き知性が綴る、四季折々のドキュメント・エッセイ!
内容紹介
未曾有のパンデミック、加速する気候変動……。人類の自己破壊的な営みとともに、「日常」は崩壊しつつある。それでも流れを止めない「生命」とその多様な賑わいを、いかに受け容れ、次世代へと繋ごうか。
著者:森田真生(もりた・まさお)さんについて
1985年生まれ。独立研究者。京都を拠点に研究・執筆の傍ら、ライブ活動を行っている。著書に『数学する身体』で「小林秀雄賞」受賞、『計算する生命』で第10回「河合隼雄学芸賞」受賞、ほかに『偶然の散歩』『僕たちはどう生きるのか』『数学の贈り物』『アリになった数学者』『数学する人生』などがある。
5.誉田哲也『フェイクフィクション』(文庫)
疑いなき信仰心に警鐘を鳴らすセンセーショナルな長編小説!
内容紹介
東京・五日市署管内の路上で男性の首なし死体が発見され、刑事の鵜飼は地取り捜査を開始する。死体を司法解剖した結果、死因は頸椎断裂。「斬首」による殺害だった。一方、プロキックボクサーの河野潤平は引退後、都内の製餡所で働いていた。ある日入社してきた有川美祈に一目惚れするが、美祈は新興宗教「サダイの家」の関係者だと知ってしまい……?
著者:誉田哲也(ほんだ・てつや)さんについて
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回「ムー伝奇ノベル大賞優秀賞」受賞、03年『アクセス』で第4回「ホラーサスペンス大賞特別賞」受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。
6.宮本輝、吉本ばなな『人生の道しるべ』(文庫)
「幸せ」を見つける、知恵の対話。
内容紹介
創作、家族、人間関係、健康、死生観……小説が問いかける「幸せ」のかたちとは。二人の作家の思索が詰まった珠玉の対話集。
著者:宮本輝(みやもと・てる)さんについて
1947年兵庫生まれ。追手門学院大学文学部卒業。『泥の河』で第13回「太宰治賞」を受賞し、デビュー。『蛍川』で第78回「芥川龍之介賞」、『優俊』で「吉川英治文学賞」を、歴代最年少で受賞する。以後『花の降る午後』『草原の椅子』など、数々の作品を執筆する傍ら、芥川賞の選考委員も務める。2000年には紫綬勲章を受章する。
著者:吉本ばなな(よしもと・ばなな)さんについて
1964年東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回「海燕新人文学賞」を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回「泉鏡花文学賞」、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回「芸術選奨文部大臣新人賞」、同年『TUGUMI』で第2回「山本周五郎賞」、95年『アムリタ』で第5回「紫式部文学賞」、2000年『不倫と南米』で第10回「ドゥマゴ文学賞」を受賞する。2022年『ミトンとふびん』で第58回「谷崎潤一郎賞」を受賞し、30か国以上で翻訳出版される。
7.斜線堂有紀『星が人を愛すことなかれ』
今度の作品は、推しの恋!?Web掲載の作品に書き下ろしを加えて書籍化!
内容紹介
解散寸前だった地下アイドル「東京グレーテル」を躍進させたカリスマ・赤羽瑠璃。人気グループとなった「東グレ」だが、光の中のアイドルたちも、ステージを降りれば人生が待っている——。推される側の”恋”と”生”の物語。
著者:斜線堂有紀(しゃせんどう・ゆうき)さんについて
2016年、『キネマ探偵カレイドミステリー』で第23回「電撃小説大賞メディアワークス文庫賞」を受賞してデビュー。楽園とは探偵の不在なり』『恋に至る病』『コールミー・バイ・ノーネーム』ほか著書多数。
8.麻布競馬場『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』
SNSで大反響を呼んだ話題作!虚無と諦念のショートストーリー集!
内容紹介
14万「いいね」に達したツイートの改題『3年4組のみんなへ』をはじめ、書き下ろしを含む20の「Twitter(現X)文学」を収録!
著者:麻布競馬場(あざぶけいばじょう)さんについて
1991年生まれ。小説家。ニックネームは「アザケイ」。会社員兼覆面作家として活動し、Xやnoteにて作品を発表している。2022年、過去20作品を収録した短編集『この部屋から東京タワーは永遠に見えない』を刊行する。
9.上畠菜緒『イグアナの花園』
「友達の輪」に溶け込めない少女が心を交わしたものとは?
内容紹介
動物の言葉が分かる美苑は、植物学者で大学教授の父と、華道師範の母親と住む家の中庭やアトリエで、生き物たちの言葉に耳を傾けるのが日課。一方、学校では人付き合いが苦手で「空気が読めない」子として浮いていた。そんなある日、突然父が急逝した事実を知らされた美苑。そんな彼女に父の同僚の児玉先生は、大学の植物園の子供グリーンイグアナを育てないかと提案する。そして14年間、美苑はイグアナ「ソノ」と共にアトリエと充実した生活を送るが、今度は母の体に癌が見つかり余命半年と宣告され、その半年の間に結婚せよと言われ……。
著者:上畠菜緒(うえはた・なお)さんについて
1993年岡山県生まれ。島根大学法文学部言語文化学科卒業。『しゃもぬまの島』で第32回「小説すばる新人賞」を受賞し、デビューする。
10.佐原ひかり『スターゲイザー』
少し特殊で、でも全員に刺さる青春の物語が、ここに生まれる!
内容紹介
アイドル事務所「ユニバース」所属の通称「リトル」は、デビューに向けてレッスンに励んでいた。そんなある日、リトルたちが主役のイベント「サマーマジック」で最も活躍した一人を、デビュー間近のグループ「LAST OZ」に加えるという噂が立つ。そんな中、リトルの一人である加地透にはある疑問が。“恋愛も学校生活も自分の身体も、全てを捧げないとデビューは叶わないのか?”。
著者:佐原ひかり(さはら・ひかり)さんについて
1992年、兵庫県生まれ。大阪大学文学部卒。2017年、第190回「コバルト短編小説新人賞」を、2019年、第2回「氷室冴子青春文学賞大賞」を受賞し、『ブラザーズ・ブラジャー』で一躍注目を集める。
今回は、ブクログがおすすめする作品10選【集英社編】をご紹介しました!
気になる作品には出会えましたか?ぜひ読書生活の参考にしてくださいね。