こんにちは、ブクログ通信です。
今年もブクログをたくさんご利用いただき、誠にありがとうございました。
ブクログでは、2024年の【本・マンガ・ビジネス書】年間ランキングを発表させていただきます!
ブクログユーザーのみなさんが今年注目した作品は、果たしてランクインしているでしょうか?
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
ブクログ年間ランキング Top5【本棚登録数順】
本ランキング
1位 宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』
唯一無二の主人公、再び。読み応えますますパワーアップの全5篇!
内容紹介
成瀬の人生は、今日も誰かと交差する。「ゼゼカラ」ファンの小学生、娘の受験を見守る父、近所のクレーマー主婦、観光大使になるべく育った女子大生……。個性豊かな面々が新たに成瀬あかり史に名を刻む中、幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、成瀬が書置きを残して失踪しており……!?
著者:宮島未奈(みやじま・みな)さんについて
1983年静岡県生まれ、滋賀県大津市在住。京都大学文学部卒。2018年、宮島ムー名義の『二位の君』で、第196回「コバルト短編小説新人賞」を受賞する。2021年『ありがとう西武大津店』で第20回「女による女のためのR-18 文学賞」大賞、「読者賞」「友近賞」をトリプル受賞。同作を含む『成瀬は天下を取りにいく』で、デビュー。
2位 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作!
内容紹介
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る!
著者:三宅香帆(みやけ・かほ)さんについて
1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院博士前期課程修了(専門は萬葉集)。京都天狼院書店元店長。IT企業勤務を経て独立。著作に『人生を狂わす名著50』、『妄想とツッコミでよむ万葉集』、『妄想古文』、『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』、『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』、『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない——自分の言葉でつくるオタク文章術』、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』など多数。
3位 雨穴『変な家2 〜11の間取り図〜』
すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する!
内容紹介
あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか?前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが不可解な間取りの謎に挑む!
著者:雨穴(うけつ)さんについて
インターネットを中心に活動するホラー作家。ウェブライター、YouTuberとしても活動している。
4位 雨穴『変な家 文庫版』
YouTubeで話題「変な家」の全ての謎が解き明かされる完全版が文庫化!
内容紹介
知人が購入を検討している都内の中古一軒家。開放的で明るい内装の、ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していた。知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。不可解な間取りの真相とは!?
5位 湊かなえ『人間標本』
イヤミスの女王、さらなる覚醒。15周年記念書下ろし作品。
内容紹介
蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは標本になっても色あせることはない。五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。
著者:湊かなえ(みなと・かなえ)さんについて
1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。
マンガランキング
1位 芥見下々『呪術廻戦』25巻
連載6年半で完結!累計発行部数1億部超えの大人気作!
内容紹介
伏黒の体を完全支配するため、万を受肉した津美紀の殺害を謀る宿儺。一方虎杖たちは、かろうじて死を免れた来栖と天使の力で五条復活を試みる!史上最強の宿儺と現代最強の五条……規格外の二人が激突し!?
著者:芥見下々(あくたみ・げげ)さんについて
1992年2月26日生まれ、岩手県出身。2014年『神代捜査』でデビュー。17年、『東京都立呪術高等専門学校』をジャンプGIGAにて短期連載する。18年より「週刊少年ジャンプ」にて『呪術廻戦』を連載し、大ヒットとなる。
2位 遠藤達哉『SPY×FAMILY』13巻
大躍進を続ける大人気作!アニメ第3期も期待!
内容紹介
東国の諜報員と戦い、追い詰められた黄昏……!!危機的状況を夜帷は覆すことができるのか、機密情報奪還作戦と夫婦の危機の行方は……!?一方、ナカヨシ作戦遂行中(?)のアーニャは、ダミアンからお礼のお菓子を受け取ろうと!??
著者:遠藤達哉(えんどう・たつや)さんについて
1980年茨城県生まれ。2000年、第5回ストーリーキングにて『西部遊戯』で漫画部門準キング受賞、同作が「赤マルジャンプ」2000年SPRINGに掲載され、デビュー。07年、「ジャンプSQ」にて『TISTA』を初連載。10年、「ジャンプSQ」に元々読み切り作だった『月華美刃』を連載。19年、「少年ジャンプ+」で『SPY×FAMILY』を連載開始する。同作は「次にくるマンガ大賞2019」Webマンガ部門や「このマンガがすごい!2020」などで1位を獲得し、大ヒット。22年4月にはテレビアニメ化された。
3位 和山やま『ファミレス行こ。』上巻
綾野剛さん、齋藤潤さん主演で映画化した『カラオケ行こ!』の続編!
内容紹介
大学1年生の岡聡実くんは、東京で「普通の大人」になるべく学業に勤しんでいた。しかし、ひょんな出来事から始めた、深夜のファミレスのアルバイトをきっかけに奇妙な縁は、再びめぐり始める。バイト先のファミレスに現れるマンガ家・北条先生、マンガオタクでバイトの先輩・森田さん、そして、あの夏の日に出会ったヤクザ・成田狂児など、個性豊かなメンツが聡実くんの日常に関わってきて……。
著者:和山やま(わやま・やま)さんについて
1995年生まれ。大学2年時に、「和山友彦(わやまともよし)」名義で応募した『優等生の問題』で、第67回ちばてつや賞一般部門入選。これを受け、読み切り『渚へいこう』が『週刊Dモーニング 読み切り増刊2016冬号』で巻頭で掲載された。2019年、コミティア127に頒布した同人誌『夢中さ、きみに。』がKADOKAWAより書籍化されたことで人気を博し、商業誌初連載となる『女の園の星』を連載する。2020年3月『夢中さ、きみに。』で、第23回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。翌月には、第24回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。
4位 芥見下々『呪術廻戦』26巻
内容紹介
桁違いの規模で繰り広げられる五条vs.宿儺の最強決戦……!領域の同時展開と焼き切れた術式の修復を繰り返しながらの戦闘は、魔虚羅召喚と五条の領域展開が不可能となった事で均衡が崩れたかに見えたが……。
5位 芥見下々『呪術廻戦』27巻
内容紹介
五条の敗北。その死を悼む間もなく、宿儺との戦いに臨む鹿紫雲!命懸けの術式解放を行う鹿紫雲だが、宿儺は受肉による変身を完遂し……!?一方、宿儺戦の裏では、芸人・高羽が羂索に一対一の勝負を仕掛け!?
ビジネス書ランキング
1位 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』
2位 三宅香帆『「好き」を言語化する技術』
推し活ブームの今、最も求められている一冊!
内容紹介
好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルを語りたい人の必読書!16万部突破『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でバズり中の著者が教える文章術!
3位 しんめいP『自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学』
全・自分迷子に贈る、衝撃の哲学本がここに誕生!
内容紹介
「本当の自分ってなんだろう?」ぶっ飛んでいるのに、なぜか論理的。生きづらさがマシになる(かもしれない)。それが、東洋哲学。
著者:しんめいP(しんめいぴー)さんについて
大阪府出身。東京大学法学部卒業。大手IT企業に入社し、海外事業で世界中とびまわるも退職。その後、鹿児島県にある島に移住して教育事業をするも、こちらも退職。一発逆転をねらって芸人としてR‐1グランプリ優勝をめざすも1回戦で敗退し、引退。その後は無職で引きこもるが、東洋哲学との出会いが人生を変える。
4位 千葉雅也『センスの哲学』
芸術的諸ジャンルを横断しながら考える「センスの哲学」にして芸術入門の書!
内容紹介
服選びや食事の店選び、インテリアのレイアウトや仕事の筋で度々飛び交う「センスがいい」「悪い」という言葉。あるいは、「あの人はアートがわかる」「音楽がわかる」という芸術的センスを捉えた発言。何か自分の体質について言われているようで、どうにもできない部分に関わっているようで、気になって仕方がない。このいわく言い難い、因数分解の難しい「センス」とは何か?果たしてセンスの良さは変えられるのか?
著者:千葉雅也(ちば・まさや)さんについて
1978年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。著書に『意味がない無意味』『思弁的実在論と現代について 千葉雅也対談集』等がある。
5位 今井むつみ『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』
「新書大賞2024」大賞を受賞した著者の書き下ろし最新刊!
内容紹介
「うまく伝わらない」という悩みの多くは、「言い方を工夫しましょう」「言い換えてみましょう」「わかってもらえるまで何度も繰り返し説明しましょう」では解決しません。人は、自分の都合がいいように、いかようにも誤解する生き物。では、都合よく誤解されないためにどうするか?自分の考えを“正しく伝える”方法は?
著者:今井むつみ(いまい・むつみ)さんについて
慶應義塾大学環境情報学部教授。1994年ノースウエスタン大学心理学博士。専門は認知科学、言語心理学、発達心理学。学力不振で苦しむ子どもたちの学力困難の原因を見えるようにするツール(たつじんテスト)や学習補助教材の開発にも取り組んでいる。著書に、『言語の本質――ことばはどう生まれ、進化したか』『ことばの発達の謎を解く』『親子で育てる ことば力と思考力』『言葉をおぼえるしくみ――母語から外国語まで』『ことばの学習のパラドックス』『ことばと思考』等がある。
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