こんにちは、ブクログ通信です。
今回の本ランキング1位は『屍人荘の殺人』。数々のミステリ小説ランキング1位、第27回鮎川哲也賞受賞の話題作が文庫化されました。著者・今村昌弘さんのデビュー作であり、今冬には映画公開を控えた、大注目の作品です。ブクログ通信では、今村さんへのインタビュー記事を掲載していますので、是非チェックしてみてくださいね。ミステリ愛好会に所属している譲と恭介。同大学の探偵少女・比留子と共にいわくつきの映画研究会の夏合宿に参加します。しかし、合宿1日目の夜3人は思わぬ事態に遭遇することに。それは恐怖の連続殺人の幕開けでした。3人は果たして謎を解き明かすことができるのでしょうか。
5位は『サードドア: 精神的資産のふやし方』がランクイン。「自分らしい人生の始め方」とは?ビル・ゲイツ、スティーヴン・スピルバーグ、レディーガガなど世界屈指の成功者に突撃取材し教訓をまとめた、19歳の冒険物語です。「サードドア」とは成功者が開くことができる「いつだってそこにあるのに、誰も教えてくれないドア」。2018年6月の刊行後アメリカでベストセラーとなり、日本中でも大反響を呼んでいるベストセラー作品です。
今週急上昇してきた本は、『罪の轍』。舞台は東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。警視庁捜査一課の若手・落合昌夫は浅草で発生した男児誘拐事件を追っています。執念の捜査の最中、落合は子供達から「莫迦(ばか)」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞きますが。出版と同時に口コミや新聞など様々なメディアで取り上げられ反響を呼んでいます。実際に起きた事件をモチーフに、殺人犯の「孤独」が緻密な心理描写と圧倒的なリアリティーで描かれた社会派推理小説です。
それでは、ランキングを見てみましょう!
本ランキング [2019年9月8日〜14日]
1位 [NEW] 『屍人荘の殺人 (創元推理文庫)』
2位 [↑] 『落日』
3位 [↓] 『白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)』
4位 [↑] 『こども六法』
5位 [↑] 『サードドア: 精神的資産のふやし方』
\そして、今週の急上昇作品は、これ!/
『罪の轍』
おわりに
いかがでしたか。みなさんの読書生活の参考にしてくださいね。
来週のランキングもお楽しみに!