こんにちは、ブクログ通信です。
「動物を描いた漫画が好き!」という方は多いのではないでしょうか?デフォルメされた姿にキュンとしたり、動物たちのリアルな仕草に萌えたりと、イラストを見ているだけでも楽しいのが動物やペットを描いた漫画の魅力です。動物が苦手な方、身近に動物がいない方でも、漫画でなら動物たちとの触れ合いを楽しむことができます。忙しい毎日でちょっと疲れた時は、ぜひ可愛い動物たちを描いた漫画で癒されてみてはいかがでしょうか。
今回は、数ある動物漫画の中から、人気の5作品をご紹介いたします!休日やリラックスタイムにぴったりの人気作ですので、ぜひ手元に置いてみてはいかがでしょうか?
1.道雪葵『うちのトイプーがアイドルすぎる。』SNS初の人気作!あざと可愛いプードルに癒される

ブクログでレビューを見る
あらすじ
「私」は子供の頃から動物が大の苦手だった。しかし、12年前のある日、家族が連れ帰ってきたトイプードルの「クーさん」と一緒に暮らすことになる。敵意むき出しでなかなか懐かないクーさんに手を焼く「私」。でも、動物の心も人間と一緒だと気付いてから、二人の距離は少しずつ縮まってゆくのだった……。トイプーの可愛さがギュっと詰まった実録コミックエッセイ。
おすすめのポイント!
SNSで人気を集め、コミック化された人気作です。シンプルなイラストながら、表情豊かに描かれているクーさんの可愛さを堪能できます。著者の道雪葵さんは動物が苦手ということで、クーさんとの出会いから少しずつ仲良くなり、すっかりクーさんにメロメロになるまでの心境の変化がユーモアたっぷりに描かれた作品です。動物が苦手な人ほど、本作を通して「犬を飼ってみたい」という欲求が高まるのでご注意ください。トイプードルとの、愛と笑いに溢れた日常を疑似体験できますよ。
圧倒的なかわいさと絶妙なギャグセンス!クーさんを迎え入れたときのエピソードには思わずうるっときました。
2.鴻池剛『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』酸いも甘いも嚙み分けた猫との生活を描く、SNS初人気作

ブクログでレビューを見る
あらすじ
犬派だった著者は、ある日半ば押し付けられるようにして子猫を飼うことになった。後にツンデレと奔放さを存分に発揮することになる猫・ぽんたとの出会いである。突然始まった猫との日々は、ハプニングとトラブルの連続で……。漫画家である著者と、自由気ままに生きる猫・ぽんたとのスリリングな毎日を描く、SNSで大人気の猫漫画!
おすすめのポイント!
第1回「次に来るマンガ大賞」Webマンガ部門で第2位を獲得した作品です。とにかく爆笑必至なので、公共交通機関内で読むことは決しておすすめできません。また、猫との生活への憧れがかなりダウンするので、「これから猫を飼いたい」と思っている人は、ぜひ一度読んでおくことをおすすめします。本作を読むと、猫と暮らす大変さがこれ以上ないほど伝わって来る一方、猫の可愛らしさや猫と暮らす楽しさも深く理解できるでしょう。破壊と混沌をもたらすぽんたに振り回されながらも、愛情いっぱいに接する鴻池さんの優しさにも注目です。
友達から誕生日にいただきました。この作品を知らなかったけれど、読んでみるとめちゃくちゃ面白かった。涙を浮かべるほど笑えました。猫飼いにとってあるあるなエピソードが多いけれど、ぽんたとの暮らしはちょっと大変そう。読んでいる側としては面白いけれど。ご飯の催促の仕方(足を踏んでくる)や猫じゃらしを持っている手を攻撃してくる話は、亡き愛猫を思い出して懐かしくなりました。続きがあるようなので、入手して読みたいです。
3.ヒガ・アロハ『しろくまカフェ』多種多様な動物が繰り広げるスローライフコミック

ブクログでレビューを見る
あらすじ
シロクマくんが経営するカフェには、いつもたくさんのお客さんがやって来ます。常連客のパンダくんにコウテイペンギンさん、友達でハイイロクマのグリズリーさん、そして人間のお客さんも訪れます。シロクマくんの密かな楽しみは、パンダくんとダジャレ漫才をすること。そんなまったりした日々の中には、それなりにいろいろあるのです……。
おすすめのポイント!
第22回「コミックオーディション銀の花賞」受賞作で、ヒガ・アロハさんのデビュー作です。シロクマくんがオーナーを務めるカフェで繰り広げられる、ほのぼのとした日常を描いています。2012年のアニメ化から10年、2022年10月には豪華キャスト陣続投で新作アニメが配信されました。動物と人間がごく自然に交流する、のどかでシュールな世界観が特徴の本作。作中に散りばめられたギャグの数々や、人間臭い動物たちの日常がクセになること間違いなしです。
おしゃれなカフェを経営するシロクマくんと、常連のパンダくん、ペンギンさんなどたくさんの動物と人間が普通に一緒に生活している漫画。パンダくんの頬が赤くなったりするとかわいいけれど、動物たちはけっこうリアルな絵で描かれている。かっこよくてモテるシロクマくんは、ダジャレが好き。基本的にボケ役が多い。
4.キュルZ『夜は猫といっしょ』 猫との「初めて」が詰まったほのぼのエッセイ

ブクログでレビューを見る
あらすじ
妹の引っ越しにより、マンチカンのキュルガと一緒に暮らすことになったフータ。猫飼い初心者のフータにとって、キュルガとの生活は驚きと発見の連続で……。著者・キュルZが愛猫と過ごした日々の体験を元に描かれるコミック・エッセイ。
おすすめのポイント!
2019年頃からTwitterにて掲載され、好評を博して書籍化された作品です。2022年にアニメ化され、再び人気が高まりました。社会人の青年・フータの視点から描かれるキュルガは、不思議な生態を持つ驚きの生命体に感じられます。猫好きな人は「あるある」と共感でき、猫を飼ったことがない人はフータと同じように新鮮な気持ちで猫のことを学べる、奥深いコミック・エッセイです。アニメ版の「動くキュルガ」も魅力的なので、ぜひ原作とアニメを併せてチェックしてみてください。
独特のタッチが好き。猫の動きがとてもよく表現されていて、自然と頬の筋肉がゆるむ。流動体みたいで良い。読んだあと、より一層猫と暮らしたくなった。
5.井口病院『うさぎは正義』戦闘力高めのうさぎと手下オオカミの斬新コメディ

ブクログでレビューを見る
あらすじ
うさぎはとっても可愛い。見ているだけで癒される。そんなうさぎは、実はオオカミのボスである……?塩対応だけど、毒舌だけど、それでもかわいいうさぎは正義。うさぎのボスと二頭の手下オオカミが織り成す、ドタバタモフモフコメディ!
おすすめのポイント!
フワフワで小さく、いかにも守ってあげたくなる見た目をしているうさぎを、斬新な切り口で描いた作品です。本作に登場するうさぎは、圧倒的な戦闘力とカリスマ性を持つうさぎで、二頭のオオカミをあっという間に従えてしまいます。「うさぎ=か弱い」なんて思っている人は、本作を通してうさぎの新たな魅力に目覚めることでしょう。読み終わる頃には、きっとあなたも「うさぎは正義!」と叫んでしまう、感染力と癒し効果高めの傑作です。
可愛い。とにかくそれに尽きる。ボスの可愛さと自由さが留まるところを知らないし狼たちの何ともば可愛い感じにも癒された。ずっと読みたかった1冊に満足。
今回は、様々な動物の魅力を楽しめる話題作・人気作をご紹介しました。読んだ後には心がほっこり癒される名作ばかりなので、ぜひ気になる作品を手に取ってみてくださいね!